競艇を始めたばかり・・「転がし」をよく聞くけど、一体何なんだろう?
転がしとは、少ない軍資金をかけて払戻金を徐々に増やしていく方法です。
転がしができるようになれば、競艇で大儲けができるようになります。
この記事を最後まで読んでいただければ、転がしに挑戦したことがない方でも、転がしが成功できるようになるでしょう。
- 転がしの定義
- 転がしをするメリット
- 転がしをするデメリット
- 転がしを成功させる秘訣
転がしをするメリットやデメリットを確認し、挑戦するかどうか決めてみてはいかがでしょうか。
それでは、順に解説をしていきます。
確認しよう!競艇における転がしの定義
転がしとは、少ない金額を賭けたレースで得た払戻金を、次のレースに全賭けする方法です。例えば、1番最初のレースで1,000円を賭けて5,000円勝ったとします。その5,000円を次のレースに全賭けして、25,000円になったとしましょう。例にはなりますが、1,000円が最終的には25,000円になったことになりますね。
雪玉を「転がし」て、どんどん大きくなっていくようなことから、転がしと呼ばれるようになりました。
例えば、上記のレース結果を元に100円の軍資金で、2連単に勝ち続けたとしましょう。
レース | 賭けた金額 | 払戻金 |
1回目 | 100円 | 1,090円 |
2回目 | 1,090円 | 6,322円 |
3回目 | 6,322円 | 39,196円 |
4回目 | 39,196円 | 219,499円 |
5回目 | 219,499円 | 4,828,996円 |
100円が、5レース目には約500万円もの賞金になりました。
少ない賭け金で始めることができるので、初心者にもおすすめの方法です。
転がしで買う3つのメリット
転がしをするメリットはなんなんだろう?
転がしをしたことがない方は、転がしを行うメリットが分からないでしょう。
そこで、転がしをおこなうメリットを紹介します。
転がしをするメリットは、全てで3つです。
- 少ない軍資金で始められる
- オッズが低くても稼ぎやすい
- 回収率を上げやすい
これら、3つのメリットをより詳しく解説しましょう。
少ない軍資金で始められる
1章で紹介したように、転がしであれば100円からスタートし、稼ぐことができます。
100円で始め、勝ち続けていけば大金を掴むチャンスがある方法です。
仮に負けてしまったとしても、実際は100円しか負けたことにしかなりません。
競艇で100円から資金を増やす方法については、下記記事で詳しく解説しているのでチェックしてください。
オッズが低くても稼ぎやすい
オッズが低いレースでも、勝ち続ければ高額を得るチャンスがあります。
大穴を狙って大金を狙う方法より、リスクを回避しコツコツと勝っていく方法です。
例えば、100円を賭けて、5倍のオッズだとすれば、500円。その次が3倍のオッズだとして1,500円。その次が、4倍のオッズで6,000円。次が5倍であれば30,000円となります。
リスクを避け、少ない金額を大きい金額にすることができるのです。
回収率を上げやすい
回収率が上がるということは、単純に100円投資したものの払戻金が500円だった場合、その回収率は500%になります。
更にレースを重ね結果的に20,000円の払戻金になれば、回収率は20000%となるのです。
転がしで買う2つのデメリット
転がしを行うには、デメリットもあります。
デメリットを確認し、転がしがあなたに合っている方法なのか見極めましょう。
転がしを行うデメリットも全てで2つです。
- 辞め時が見極めにくい
- 1度でも不的中で終了
競艇は、競馬や競輪と比べると当てやすいので転がしに向いています。
しかし、勝ち続けるにあたってリスクも伴う方法です。
辞め時が見極めにくい
勝ち続けていると、辞め時を見極めるのが難しくなります。
少ない金額で始めたもの、勝ち続けていれば賭けをストップするのが惜しくなってしまうのが人間の性です。
その上、勝ち続けていても負けてしまうと、その分リスクが大きくなってしまいます。
最安100円で始められるものの、大金を失ってしまう可能性があるのです。
1度でも不的中で終了
転がしは、1度でも負けてしまうとそこで試合終了となります。
順調に勝ち続けていても、負けてしまえば終わってしまいます。
転がしは時間をかけてゆっくりと勝って行く方法なので、1度でも負けるとまたスタート地点へ逆戻りとなってしまうのです。
とは言え、転がしは競艇で生計を立てているような競艇プロも実践する買い方です。
競艇プロが実践する賭け方については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみましょう。
競艇の転がしを成功させる5つの必勝法
ここからは、競艇の転がしを成功させるために押さえておくべき買い方のポイントを5つの項目にわけて紹介していきます。
結論からいうと、以下で紹介するポイントを押さえていなければ、どれだけ予想に自信がある方でも転がしで稼ぐことはできません。
必ず押さえておくべき必須の知識なので、転がしをしたいと考えている方はぜひ活用してください。
2連複の1点買いがおすすめ
競艇には7種類の券種がありますが、転がしで稼ぐ場合は「2連複1点買い」がおすすめです。
安定して転がしを使い回収率を維持するためには、まずはスタート金額や賭け方を統一しておかなければいけません。
競馬の場合は当たりやすい複勝が転がしで選ばれますが、競艇は競馬とは違い最大でも6艇しか出走しませんので、複勝ではオッズが低すぎて効果が低いです。
そのため、的中率と配当金のバランスがいい2連複が競艇の転がしにはおすすめです。
2連複は1着と2着を順不同で当てる舟券なので、少々競艇に詳しい方であればそこまで難易度が高い舟券ではありません。
すべての買い目を合計しても15通りしかなく、1点買いであれば的中した際に100%プラスの収入になりますので、2連複1点買いで転がしを始めるようにしてください。
2連複を含む舟券の種類は以下の記事ですべて解説しています。
必ず1,000円からスタートする
競艇の転がしは、必ず「1,000円」からスタートするようにしてください。
もちろん転がしに決まった額はありませんので、100円からでもできることはできます。しかし、競艇は配当金が少ないため、100円を転がして勝利しても大きな利益を得られません。
たとえば、オッズ2.5倍の転がしを1,000円で3回成功させると払戻金は「15,000円」ですが、100円でスタートすると「1,500円」にしかなりません。
これだと見返りが小さすぎますので、ある程度の収益が見込める1,000円以上の賭け金からスタートすることをおすすめします。
ちなみに、お金に余裕がある方は1万円からスタートしてもいいのではないかと考える方もいるかもしれませんが、スタート金額が多ければいいということではありません。
競艇は賭け金が少ない買い目も多くあるため、2連複の1点だけに1万円も賭けてしまうと、それだけでオッズが低く変動する場合があります。
また、スタート時に1万円を賭けて勝ち続けると、最終的に1点賭けで数万円を賭けることになりますので、外れた時のリスクも大きくなり過ぎてしまいます。
もちろん、慣れてきたら1万円からスタートでも問題ありません。
しかし、最初の段階で慣れるまでは、1,000円からスタートした方が無難です。
舟券の買い方については以下の記事で詳しく解説していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
狙い目となるオッズは2~4倍
転がしを成功させるのであれば、2~4倍の堅い買い目を選び続けてください。
払戻金を次のレースで全額賭け続けていくという方法なので、できるだけオッズは高い方がいいのではないかと考えてしまいがちですが、そうではありません。
競艇の転がしで何よりも重要なのは、荒れたレースを当てるのではなく、堅いレースをしっかりと連続で的中させていくことです。
そのため、堅く1号艇が勝つであろうレースを選別したうえで、その1号艇を含めた堅い買い目の1点賭けを続けていくというのがベストな方法です。
2連複で2倍から4倍の配当しかつかない買い目はガチガチの予想ですが、転がしを使いお金を増やしたいと考えているのであれば間違いない選択です。
堅いレースを間違いなく当てるためには、1号艇が勝ちやすい競艇場を選別する目利きも重要。
以下の記事では、1号艇が勝ちやすい競艇場を紹介していますので、詳しく把握しておきたいという方は、ぜひチェックしてみてください。
最大で3回までと回数制限を設ける
競艇の転がしは、いつまでも延々と続けていい方法ではありません。
どれだけ勝ち続けても3回目でやめるという回数制限を設けておけば、道中で訪れるリスクが高い賭けも回避することができ、確実に勝った分を持ち帰ることができるようになります。
おすすめは3回目までですが、さらに確実に収支を持ち帰りたいのであれば2回目でストップしても問題ありません。
2回目で転がしをやめると決めているのであれば、スタート時の金額を1,000円よりも増やしておけば、2回の転がしだけでも十分に多くの利益を手に入れられます。
重要なのは、勝っているからといってダラダラ続けるのではなく、きちんと回数制限を設けたうえで、その中で転がしを続けるというのを最初に決めておくことです。
2回目以降は堅い買い目を選ぶ
競艇の転がしは、最初のレースが的中した後はより堅い買い目を選ぶようにしてください。
たとえば、最初のレースで4倍のオッズのレースを的中したとします。その後は、最初のレースよりも多くの金額を賭けられるようになるため、オッズは少なくても問題ありません。
1レース目を4倍で的中できたら次は3倍、次は2倍にするなど、少しずつ堅い買い目を選ぶようにしていけば、結果として賭ける額は増えているためリスクヘッジはできています。
注意点としては、どれだけ堅い買い目だとしても、2倍以下のオッズは選択してはいけないという点です。
オッズが2倍を切ると回収率は著しく低下していきま
まとめ
競艇の転がしについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
自信がない方や競艇初心者の方は100円という少ない金額から始め、慣れれば1,000円、10,000円とスタートの金額を上げていきましょう。
また、最大でも転がしを行う回数は3回までにしておきましょう。大穴を狙うのではなく、オッズが低いものを選ぶのが勝ち続けるポイントです。
最後までお読みいただきありがとうございました。