徳島県にある鳴門競艇場は、四国本土と大毛島の間にある小鳴門海峡に水面がある競艇場です。
海にできている競艇場のため、水質は海水で、海水独特の特徴があり、それらが鳴門競艇場のレース予想を難しくしています。
また、特殊なコースの形状をしており、ますます予想が難しくなっています。
そこで本記事では、鳴門競艇場で勝ちたいと考えている人のために、予想のポイントや過去のレース結果からわかる傾向、注目の選手などを詳しく紹介していきます。
予想のポイントは以下の3点。
- 1コース1着率は全国でワースト3位
- 4カドからのまくりと5コースからのまくり差しが決まりやすい
- 地元選手は例えB級でも侮れない
鳴門競艇場で勝ちたいと考えている人は、ぜひチェックしてみてください。
また鳴門予想の精度を上げたい方は以下の予想公開サイトも是非活用していきましょう。
鳴門競艇場の最新データ
コース別成績
コース | 出走数 | 勝率 | 1着率 | 2連対率 | 3連対率 |
---|---|---|---|---|---|
1 コース | 2150 | 7.50 | 49.1 % | 67.9 % | 76.9 % |
2 コース | 2146 | 5.56 | 15.1 % | 39.7 % | 56.9 % |
3 コース | 2151 | 5.37 | 14.9 % | 35.4 % | 54.6 % |
4 コース | 2148 | 4.94 | 11.5 % | 28.0 % | 48.6 % |
5 コース | 2147 | 4.38 | 7.4 % | 20.9 % | 39.8 % |
6 コース | 2112 | 3.35 | 2.2 % | 8.8 % | 24.7 % |
モーター成績TOP5
番号 | 出走数 | 勝率 | 1着率 | 2連対率 | 3連対率 |
---|---|---|---|---|---|
24 | 139 | 6.19 | 25.9 % | 46.7 % | 61.8 % |
60 | 130 | 6.02 | 23.0 % | 45.3 % | 60.0 % |
70 | 132 | 5.98 | 21.2 % | 40.1 % | 63.6 % |
21 | 130 | 5.93 | 23.0 % | 44.6 % | 59.2 % |
35 | 127 | 5.83 | 22.8 % | 39.3 % | 60.6 % |
ボート成績TOP5
番号 | 出走数 | 勝率 | 1着率 | 2連対率 | 3連対率 |
---|---|---|---|---|---|
31 | 127 | 6.18 | 25.9 % | 44.0 % | 62.9 % |
64 | 125 | 6.18 | 24.8 % | 41.6 % | 64.8 % |
54 | 128 | 6.01 | 24.2 % | 42.9 % | 62.5 % |
78 | 129 | 6.01 | 25.5 % | 44.1 % | 60.4 % |
13 | 129 | 5.99 | 24.0 % | 47.2 % | 61.2 % |
鳴門競艇場(ボートレース鳴門)基本情報
所在地 | 徳島県鳴門市撫養町大桑島字濘岩浜48-1 |
---|---|
モーター・交換時期 | 減音モーター(ヤマト331型)・毎年4月 |
水面・水質 | 海(小鳴門海峡)・海水 |
干満差 | あり |
コースレコード | 1.42.8 原田 幸哉 2004/04/25 |
オリジナル展示タイム | あり(一周・直線・まわり足) |
チルト | -0.5度 0度 0.5度 1度 1.5度 2度 3度 |
キャラクター | なるちゃん(鯛) |
まさに風光明媚という言葉がぴったりな美しいロケーションに位置する「鳴門競艇場」ですが、2016年の施設改修でリニューアルされるまでは昭和風情漂うスタンド設備でした。
競艇場のすぐお隣には「ポカリスエット」や「カロリーメイト」でお馴染みの「大塚製薬」の発祥の地となる工場があり、その関係から現在も「オロナミンCカップ」が開催されています。
場内グルメはなんといってもご当地の名産「鳴門金時さつまいも」を使った天ぷら!おやつにもビールのあてにも最高です。また近くには海鮮の名店「びんび屋」「うずしお食堂」などもあり、舟券を当てて新鮮な海の幸に舌鼓なんていかがでしょう?
鳴門競艇場(ボートレース鳴門)水面特徴
同じように見えても「水質」「広さ」「レイアウト」など様々な各レース場。
ここでは、「鳴門競艇場」の水面や水質、コースレイアウトなどを中心に、予想に役立つ情報をまとめてお届けいたします。
コース展開図(レイアウト特徴)
一目見てすぐに「狭い!」と感じられると思いますが、レイアウト面で特徴的なのは3つ。
- 1マークがスタンド側に振りだしている上に、スタンドも1マーク側へ寄っている
- バックストレッチが狭く、全国平均に比べると20M近くも狭い
- 本番ピットから小回りブイまでの距離が短い
1マークが振りだされることによる影響
第1ターンマークが内側に振りだされることは、尼崎競艇場以外、全国すべての場で行われています。
その理由は、インコースが絶対有利になって舟券予想がつまらなくなることを避けるためと、ターン後のスペースを確保し安全性を高めるためです。
各レース場によって振りだす幅は色々ですが、鳴門競艇場の場合は約4mなので、それほど大きくはありません。が、しかし、観戦席(スタンド)が斜めに配置されるため、選手にとっては想像以上に1マークは狭く圧迫感を感じます。
徳島支部を代表するSGレーサーの「田村隆信選手」も公式のインタビューで、
形状がスタートラインから1マークへ向けて内側へ狭くなっています。そのため、隣の艇との間隔が狭くなるのでインコースがすごく難しい水面です。イン逃げが決まりづらく、差しも狙いにくいので、まくる選手が多いです。隣の艇がまくってくれれば差せますが、まっすぐ走って差すのが難しいです。
引用元 ボートレース鳴門公式サイト
と、応えてらっしゃいます。
実際、後ほど詳細なデータで検証してますが、イン逃げ率は全国的にもかなり低い数字となって現れています。
バックストレッチ側の狭さによる影響
バックストレッチ側の狭さに関して、まくりを躊躇うほどの狭さではありませんが、ターンミスをしてしまうと直ぐに消波装置まで流れますので選手心理的には「サイドのかかり」に不安(選手コメントなどで「乗り心地が悪い、来ていない」など)がある場合や、乗艇技術の低い選手のまくりが予想される際は注意しておきましょう。
また鳴門のバックストレッチには、選手間で「鳴門の花道」と呼ばれている内側に異常に伸びるルートがあります。
6号艇などの選手が1マークで最内差しをし、花道に乗ってぐんぐん伸び、1着を取るケースも見られますので要チェックポイントです!
本番ピットから小回りブイまでの距離が短いことによる影響
「本番ピットから小回りブイまでの距離が短い」ことですが、前付けがとっても難しいです。
ピット離れから待機行動までの距離が短いため進入が変わることは滅多にありません。
直近1年間では誰も1コースまで前付け出来なかったことがデータからも伺えます。
舟券予想の時に難解な前付け予想をしなくてよいのは鳴門競艇場のメリットと言えるかもしれません。
水質・風・天候の特徴
水質面では海峡に面した海水ですが、防波堤のおかげで「波やうねり」はそれほど大きくありませんが、舟券予想の上で気にしなければならないのは「干満差」です。
スタートライン上の風向き同様に、競艇予想の基本公式ですから競艇初心者の方は絶対に覚えておきましょう!
『差し有利』
- 追い風
- 満潮時(鳴門の場合)
『まくり有利』
- 向かい風
- 干潮時(鳴門の場合)
鳴門競艇場の「満潮時」は水面状況が不安定になり、乗りにくさが顕著に出ます。
逆に「干潮時」は水面が穏やかで思い切ったターンが繰り出しやすくなります。
また干潮と満潮の入れ替わりにも注意が必要で、鳴門競艇場の場合1マーク側から潮が満ちてきますので、満潮への移行時には1マーク側だけ乗りにくい状況も出てきますので、是非予想時には潮の満ち引きにも注目してください。
水質面では「海水」のため浮力が強く、特にここ小鳴門海峡の塩分濃度は高めなので、体重の重い選手にも充分勝機がある競艇場となっています。
普通体重で5Kg差があると致命的と言われていますが、ここ鳴門ならあまり問題になりません。
コース別入着率&決まり手
ボートレース鳴門の公式最新3ヶ月コース別入着率、および、コース別決まり手データーから傾向をチェックし特徴をピックアップしてみました。
1コース1着率は全国でワースト3位
イン逃げ率は「西高東低」といわれて、基本的に東日本の競艇場は全体的にイン逃げしにくく、中部から九州にかけてはどこもイン逃げ水面なんですが、ここ鳴門競艇場だけは絶対的なイン逃げないレース場となっています。
1着決まり手のバリエーションが豊富
1着の勝ち方を表す「決まり手」。鳴門競艇場ではどのコースからも自在に勝てるチャンスがあることを表すかのように、広く決まり手が分布しています。
中でも注目は決まり手「抜き」。「抜き」とは道中の逆転で1着が入れ替わった時に示される勝ち方ですが、鳴門競艇場では全国の場に比べても、どのコースからも「抜き」勝利で高い数字が示されています。
6コースからの逆転勝利が20%もあるので、先ほどご紹介した「鳴門の花道」のおかげかもしれません。
四季ごとのコース別入着率
続いては「天候」や「風」の影響が現れやすい四季ごとの入着率データから鳴門競艇場の特徴をチェックしていきます。
基本的に鳴門競艇場では、
- 夏は「向かい風」基調でスタートが揃いにくく「まくり差し」が決まりやすい
- 冬は「追い風」基調となるため「差し」が決まりやすくなる
と言われていますが、データを見ると「夏」のイン逃げが最も低い数字となっています。
これには、「梅雨」と「夕立」などの夏季特有の降雨による影響が出たものと思われます。
特に沿岸部に位置する鳴門競艇場では、降雨に伴い高湿度を引き寄せます。
湿度が高くなると燃調(キャブレター調整)が難しく、整備巧者やベテラン、地元選手などには有利な一面もありますがセッティングが上手くいかないとパワー、特に出足が悪くなるためインは不利になってしまいます。
風が強い日などは2マーク側でターン時に艇を浮かすことがあり、逆転が起こりやすくなりますので併せて覚えておくとよいでしょう。
また戦略の1つではありますが、天候やコースの特徴を考慮した予想を自分で考えるのは難しいと感じる競艇初心者の方は、競艇予想サイトの買い目を参考にするのも1つの手なので是非活用してみると良いでしょう。
鳴門競艇予想の参考になるサイトについては「競艇予想サイトおすすめランキングBEST10」で解説しておりますので是非参考にしてみてください。
鳴門競艇場(ボートレース鳴門)施行者
レースの運営は所在当地の自治体である「鳴門市」と、近隣の松茂町を中心に構成された「松茂町ほか二町競争事業組合」によって行われています。
企画レース
鳴門競艇場では1日に4回「企画レース」が開催されています。
- 1R「とるならなると」(1号艇のみA級選手)
- 2R「どーなるなると」(日替わり企画)
- 3R「どきどきなると」(1号艇にA級選手、2~6号艇にA級orB級選手)
- 4R「とにかくなると」(1号艇にA級選手、2~6号艇にA級orB級選手)
1R「とるならなると」
番組編成部が朝一から(競艇ファンが)負けると売上に影響するので、予想しやすく当てやすいレースを!と作られただけに、全体のイン逃げ率49%に対してこのレースでは平均70%を超えています。
2R「どーなるなると」
番組編成部の腕の見せ所となる企画レース中の企画レース。過去の結果からみると本命決着寄りは若干中穴寄りの結果が多く、舟券購入点数を増やしても回収率に期待できるかもしれません。
3R・4R「どきどきなると・とにかくなると」
正直いって企画レースとはいえ通常のレースと同様に予想は難解です。インコースにA級選手を配置とはいえ、ピンキリのA級選手、特に後半でもお伝えしてますが、選手軸で予想をするのは絶対に厳禁だと言っておきます。よほどの根拠が持てない限りスルー(見)が正解です。
鳴門競艇場(ボートレース鳴門)予想のコツ
鳴門競艇場の特徴を攻略して、舟券の的中率と回収率を大いに高めましょう!!
鳴門競艇場での予想のコツを下記にまとめてみましたので参考にしていただけると幸いです。
- イン逃げ率46%は半分以上のレースがイン以外の勝利
- どのコースにも1着のチャンスがある
- 特に4カドからのまくりと5コースからのまくり差しは意識しておく
- 突風が起こりやすい2マークで着順大きくが入れ替わることも
- 体重が軽い(女子選手など)のが有利とはならない
- 潮の状況と風向きチェックは必須
- 地元選手は例えB級でも侮れない
- 1~10番人気までで決着しにくい
3連単の平均配当は、全国のレース場の中でもトップクラスに高く、20番人気前後が平均値となっています。
配当金分布
~999円 | 1,000円~1,999円 | 2,000円~2,999円 | 3,000円~4,999円 | 5,000円~9,999円 | 10,000円~99,999円 | 100,000円~ |
12.1% | 21.9% | 12.5% | 15.8% | 16.7% | 20.5% | 0.6% |
万舟出現率も20%以上あり、予想をしっかり立てることでしっかりと稼げるレース場であることが伺えます。
出目確率
鳴門競艇場で直近1年間に出現した「出目」を割合と配当金を含めてご紹介いたします。
出目出現TOP5
※集計期間 : 2023年8月1日〜 2024年7月31日。
3連単 出目 | 出現回数 | 平均払戻金 | |
---|---|---|---|
第1位 | 1-2-3 | 122回 | 1,414円 |
第2位 | 1-2-4 | 88回 | 1,453円 |
第3位 | 1-3-2 | 84回 | 1,707円 |
第4位 | 1-3-5 | 80回 | 2,158円 |
第5位 | 1-3-4 | 77回 | 1,748円 |
イン逃げ率が49%とはいえ、出目ランキングでチェックすると上位はやっぱり1号艇の頭が多いです。
万舟出現TOP5
※集計期間 : 2023年8月1日〜 2024年7月31日。
3連単 出目 | 出現回数 | 平均払戻金 | |
---|---|---|---|
第1位 | 4-1-5 | 24回 | 10,971円 |
第2位 | 3-2-4 | 22回 | 10,896円 |
第3位 | 1-6-5 | 21回 | 10,510円 |
第4位 | 3-5-1 | 20回 | 13,711円 |
第5位 | 2-5-3 | 16回 | 16,889円 |
万舟の出目もバリエーションに富んでおり、コースよりも状況や選手により多彩な展開が起こるレース場と言えます。
1号艇が頭になるいわゆる「イン逃げ万舟」がランクインしてる点も注目です。
鳴門では外枠だからといって軽視できないのでご注意ください。
鳴門競艇場(ボートレース鳴門)予想まとめ
西日本のレース場屈指の予想難易度が高い鳴門競艇場ですが、逆に予想のし甲斐がある面白いレース場だと思われます。併せて払戻金的にも妙味がありますので、是非以下の内容をチェックして勝利を掴んでください。
鳴門競艇場で予想をする際には、第一に「予想の軸を決める」ことが重要です。
多くの場合、特に競艇初心者の方や中級者の方なら「選手(選手実力)」を軸に予想を組み立てていることが多く見られます。
しかし鳴門では「選手」をチェックする前に、「潮」「風」「天候」などの気象条件から「差し」「まくり」のどちら展開なのかを軸にして考えるのが勝利への鍵になります。
例えば「干潮」「向かい風」などで、「まくり展開」を軸にしたら、次に3~5コースの選手をチェックして、「体重が軽すぎないか?」「乗艇技能は充分か?」「鳴門を走り慣れているか?」「展示タイムは?」のように予想の順序をいつもと少し変えてみるだけで鳴門競艇場での勝率は確実にアップします。
ほとんどの舟券購入者は「選手」を軸にして予想を組み立てていきます。その結果が「オッズ」として(最大公約数的)反映されるため、選手でバイアスをかけない予想で的中した場合、払戻金的に期待値が高くなりますので、是非一度お試しいただくことをおススメいたします。
また競艇初心者の方は、複雑な傾向や過去データを元に予想をしたりするよりも「当たりやすい競艇場」にレースを絞って賭けるのもおすすめ。
以下の記事で当てやすい競艇場について紹介していますので是非ご確認ください。
おすすめの競艇予想サイトランキング
おすすめの競艇予想サイトをランキングトップ順に紹介していきます。■おすすめ①:グランドライン
グランドラインは、当メディアが実際に調査した70レース中61レース的中、三連単の的中率は87.2%と驚きの結果に。 これまで当メディアが検証を行なってきた競艇予想サイトの中でもトップクラスの実績を誇り、堂々の1位にランクイン! 無料予想の回収率も300%を超え、正に全員に一度は使ってほしい競艇予想サイトだと断言できます。
最新の的中情報 | |
---|---|
日程 | 2024年11月6日 |
レース名 | 宮島6R⇒宮島7R |
舟券 | 3連単コロガシ |
的中プラン | 中国・四国特選 |
的中金額 | 502,6000円 |
11/6までの総的中率 | 94.6% |
■おすすめ②:ビッグボート
ビッグボートは、当メディアが実際に調査した25レース中22レース的中、三連単の的中率は86.8%と驚きの結果に。 2024年夏にリリースされたばかりの予想サイトではありますが、利用者が急増中。 無料予想の回収率も280%を超え、確かな実績を着実に積んでいる今最も熱い競艇予想サイトです。 100万円以上の高額的中が出ると連発する傾向があるので要チェック。
最新の的中情報 | |
---|---|
日程 | 2024年11月6日 |
レース名 | 平和島6R⇒平和島8R |
舟券 | 3連単コロガシ |
的中金額 | 638,400円 |
11/6までの総的中率 | 93.3% |
■おすすめ③:STRONG
STRONGは利益獲得と無料予想の的中の評価が高い競艇予想サイトです。 特に無料情報の精度はピカイチ! 他のサイトと比較しても的中率は極めて高く、回収率にも自信あり。 『良い無料予想が貰える』サイトをお探しの方はSTRONGがおすすめ!
最新の的中情報 | |
---|---|
日程 | 2024年11月6日 |
レース名 | 芦屋10R⇒福岡6R |
舟券 | 3連単コロガシ |
的中プラン | 限定クラスアッププラン |
的中金額 | 1,045,360円 |
11/6までの総的中率 | 90.6% |