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宮島競艇場の特徴&傾向から考える当たる予想ガイド完全版

宮島競艇場 特徴
競艇場攻略

「宮島競艇場の傾向を知って予想に活かしたい」

宮島競艇場は「スタートスリット」「スタートの凸凹」を予想の軸にすることで高額配当が狙えるボートレース場です。

この記事では、皆さんの宮島競艇予想の精度を上げるために「水面や水質」「天候に風」「コース進入別の勝率」などあらゆる角度から傾向を分析した結果を元に攻略法を解説しています。

本記事を読むことで宮島競艇場のレースの的中率を上げることができます。是非最後まで読んでみてください。

また宮島競艇場で稼ぐために、予想サイトで公開される情報も是非チェックしてみてください。

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宮島競艇場(ボートレース宮島)基本情報

所在地広島県廿日市市宮島口一丁目15-60
モーター・交換時期減音モーター(ヤマト331型)・毎年9月
水面・水質大野瀬戸(海峡)・海水
干満差あり
コースレコード1.43.7 原田 幸哉 2004/12/12
オリジナル展示タイムあり(一周・直線・まわり足)
チルト-0.5度 0度 0.5度 1度 1.5度 2度 3度
キャラクターモンタ(猿)

世界遺産にも登録される「厳島神社」の大鳥居や、日本の絶景で知られる「安芸の宮島」をスタンドから眺められるというなんとも贅沢なロケーションを持っています。

全国のレース場を巡り「旅」と「ギャンブル」の両方を愉しむ、いわゆる「旅打ち」には是非とも訪れたい競艇場です。

宮島競艇場を訪れたら是非館内グルメも堪能しましょう。素晴らしいロケーションを活かした海上デッキでいただくご当地グルメで舌を満足させれば、予想の頭も回るはず間違いなしです。

特におすすめは、水面にほど近い場所でご夫婦が営まれているお店の「だし巻き卵」。お値段もリーズナブルなのに超本格的なお味で大人気。いつも午前中には売り切れてしまうのであさイチダッシュをおススメします。

また、県外の競艇ファンには馴染みの薄い宮島名物「がんす」という食べもので、瀬戸内海の恵みである魚のすり身に、唐辛子を混ぜ込んで揚げた天ぷらです。これがまたビールによく合う!!

ついつい呑み過ぎて予想を疎かにされないよう注意が必要です。

宮島競艇場(ボートレース宮島)水面特徴

同じように見えても「水質」「広さ」「レイアウト」など様々な各レース場。

ここでは、「宮島競艇場」の水面や水質、コースレイアウトなどを中心に、予想に役立つ情報をまとめてお届けいたします。

コース展開図(レイアウト特徴)

宮島競艇場の水面図(展開図)
参照元:BOAT RACE「宮島ボートレース場」

1マークの狭さが目立つレイアウトですが、展開図では分かりにくい特徴もあります。

  • 1マークの振りだしが大きい
  • スタート補助標識のうち200m看板が斜めに設置されている
  • スタートラインに向けて西側に位置している

ターンマークの振りだしによる影響

第1ターンマークが内側に振りだされることは、尼崎競艇場以外、全国すべての場で行われています。

その理由は、インコースが絶対有利になって舟券予想がつまらなくなることを避けるためと、ターン後のスペースを確保し安全性を高めるためです。

各レース場によって振りだす幅は色々ですが、宮島競艇場の場合は約15mと大きく、これは江戸川に次いで2番目の大きさとなります。そのためイン有利とはいえ1コースはマイシロが確保しにくくターンが流れ気味になります。また、アウト側との距離も40mと狭いため、選手はかなりの圧迫感を感じることになります。

【200m補助標識が斜めに設置される影響】

選手がスタートのタイミングを図る際は「定時定点」と呼ばれる、どの場所を何秒で通過すればスタートでピッタリになるかというものがあります。

そのため競艇場ではアウト側に200mから150、100、85、45、5mと6個の距離看板が設置されるのですが、宮島競艇場ではレイアウトの関係から最長の200m看板がスタートラインに対して正対していません。

ダッシュを選択した選手のみがこの看板を見てスタートタイミングを図るのですが、とにかく見にくいと選手たちの多く(特に地元選手)が、他に自分独自の目印を探しています。

このようにダッシュ勢にとってはスタートが難しく、凸凹の体形になってしまい6コースからの一撃まくりが決まることも多々あります。(後述の出目データで詳細を説明しています)

スタートラインに対して西向きであることの影響

夕日の美しさでも知られる「瀬戸内海」ですが、選手にとってこの西日がとても厄介で、スタートの命ともいえる大時計が全く見えなくなるタイミングがあるそうです。

主催者(施行者)によって、西日のタイミングにはレースを行わないようにするなどの措置が取られていますが、やはりスタートが凸凹する要因のひとつとなるので、宮島競艇場のスタートは難しいと覚えておいてください。

水質・風・天候の特徴

児島、徳山、下関、丸亀競艇場と並ぶ瀬戸内海を水面に持つレース場です。

水質の影響

海水のため浮力があるので、体重の重い選手にとってもチャンスのある競艇場です。

先の4競艇場の中では干満差が大きいのが特徴的で、潮の状態によってインコース、アウトコース、差し、まくりの展開が大きく変わりますので、必ず干満の状態をチェックするようにしましょう。

また干満差が大きい宮島競艇場では、スタートの見え方が大きく変わってしまうため、先のレイアウト要因と同様にスタートが難しいことを念頭に置いて予想する癖を付けておくことが重要です。

風の影響

基本的に夏は向かい風、冬は追い風基調となりますが、風向きがころころと変わることも多く、このことも宮島競艇場のスタートを難しくしています。

風の特徴が出やすい四季ごとのコース別勝率も後ほど詳しく説明していますので参考にしてください。

天候の影響

瀬戸内気候のため穏やかな日が多く、天候自体による影響はさほど気にしなくても良いと思われます。

コース別入着率&決まり手

宮島競艇場のコース別入着率&決まり手
参照元:BOAT RACE「宮島ボートレース場」

ボートレース宮島の公式最新3ヶ月コース別入着率、および、コース別決まり手データーから傾向をチェックし特徴をピックアップしてみました。

1コース1着率は全国の平均並み

特に目だった数字ではありませんが、内側有利の競艇として1コースの1着率は順当な数字をマークしています。

2コース1着率は全国でワースト4位

1コースの勝率自体は決して悪くなく、どちらかといえばインの強い競艇場ですが、2コースの1着率が「芦屋」「蒲郡」「尼崎」に次いで4番目に低い数字となります。

3連対率全体で見れば他場と大きな差は感じられませんが、1着を取れていないことが宮島の特徴の一つだといえます。

4・6コースの「まくり」と「抜き」勝ちが多い

4〜6コースの1着率はそれほど目立った数字ではありませんが、決まり手「抜き」が少しだけ目立つ数字を示しています。

要因としては、2マーク側で海面と繋がっている影響で、潮流れやうねりが2マーク側で多く発生します。選手も気付かずに、静水面だと思ったら想像以上に艇が暴れたり、浮いたり、流れたりとコントロールを失うことが多いようで、それにより道中の順位入れ替わりが頻繁に起り得る競艇場だと認識しておきましょう。

また決まり手「まくり」での勝率も高い数字をマークしています。

こちらは先から述べている通り、スタートの難しさからスリットの凸凹が生じやすい特徴によるものと思われますので、予想の際はスタートが見えているかどうかをチェックすることを忘れないようにしましょう。

四季ごとのコース別入着率

宮島競艇場の四季ごとのコース別入着率
参照元:BOAT RACE「宮島ボートレース場」

続いては「天候」や「風」の影響が現れやすい四季ごとの入着率データから宮島競艇場の特徴をチェックしていきます。

基本的に宮島競艇場では、

  • 夏は「向かい風」基調で1コースに有利
  • 冬は「追い風」基調で風が強いと4コースのまくりが決まりやすくなります。

データとして興味深いのは、スタートが難しい宮島競艇場でもっとも風の予測が難しくなる春季では、波乱含みだといわれることが多いのですが、実際にはスタートでアジャストしても先マイの優位性がある1コースの1着率が他の季節に比べて高くなる結果となっています。

一方で、風向きが穏やかになる秋季では4・6コースのまくり勝ちが他の季節に比べて高くなっている点にも注目です。波乱の高配当を狙うのであれば秋がシーズン的にはおすすめです。

また戦略の1つではありますが、天候やコースの特徴を考慮した予想を自分で考えるのは難しいと感じる競艇初心者の方は、競艇予想サイトの買い目を参考にするのも1つの手なので是非活用してみると良いでしょう。

宮島競艇予想の参考になるサイトについては「競艇予想サイトおすすめランキングBEST10」で解説しておりますので是非参考にしてみてください。

宮島競艇場(ボートレース宮島)施行者

レースの運営は当地自治体の「廿日市市」と「大竹市」による一部事務組合として設立された「宮島ボートレース事業団」によって運営されています。

企画レース

宮島競艇場では1日に3回「企画レース」が開催されています。

  • 1R「ファーストB」(1号艇のみA級選手)
  • 6R「ランチタイム」(1号艇と2~4号艇にA級選手が加わることも※時期により変動)
  • 9R「ティータイム」進入固定戦 (1号艇にA級選手)
モンタ

朝一番は風の影響や潮目の流れも比較的穏やかで、西日のスタート問題も関係がなく1R「ファーストB」の1コース1着率は安定していますので、宮島で企画レースを狙うならまずはこのレースから始めるのがおススメです。

逆に「ファーストB」は人気が偏るため、ひとたび波乱が生じると超大型万舟を提供してくれます。

予想に自信がある競艇ファンなら是非挑戦していただきたい企画レースです。

※同時に「ランチタイム」でも同様のことがいえます。

宮島競艇場高配当ランキング

全体順位レース名配当金人気順
2位ランチタイム312,650円107番人気
5位ファーストB291,820円113番人気
8位ファーストB281,060円109番人気

宮島競艇場(ボートレース宮島)予想のコツ

宮島競艇場の特徴を攻略して、舟券の的中率と回収率を大いに高めましょう!!

宮島競艇場での予想のコツを下記にまとめてみましたので参考にしていただけると幸いです。

  • イン逃げ率は全国平均を上回っている
  • 2コースの1着率が全国ワースト4位と低い
  • 時間帯によって潮、風、西日などスタートに影響がでる
  • 1マーク決着せず2マーク以降の道中戦で逆転があり得る
宮島競艇場の平均配当
参照元:BOAT RACE「宮島ボートレース場」

3連単の平均配当は、全国の平均値です。

配当金分布

配当額~999円1,000円~1,999円2,000円~2,999円3,000円~4,999円5,000円~9,999円10,000円~99,999円100,000円~
割合17.7%24.3%12.7%14.4%13.5%16.8%0.6%

出目確率

宮島競艇場で直近1年間に出現した「出目」を割合と配当金を含めてご紹介いたします。

出目出現TOP5
※集計期間 : 2023年8月1日〜 2024年7月31日。

3連単 出目出現回数平均払戻金
第1位1-2-3182回1,091円
第2位1-3-2155回1,482円
第3位1-3-4107回1,315円
第4位1-3-5  93回2,330円
第5位1-2-4  92回1,461円

2号艇が苦戦していることがよく分かる結果です。2号艇への過信は禁物といえるでしょう。

万舟出現TOP5

※集計期間 : 2023年8月1日〜 2024年7月31日。

3連単 出目出現回数平均払戻金
第1位5-1-2  22回14,538円
第2位3-2-5  21回16,504円
第3位2-3-6  18回11,616円
第3位(同率)3-2-1  18回12,031円
第5位5-4-1  17回18,731円

万舟決着の出現上位では奇数号艇の連対が多少目立つ程度です。

宮島競艇場(ボートレース宮島)予想まとめ

全体的に強い特徴がデータからは感じ取りにくい宮島競艇場ですが、予想の基本は(もちろん他場でも同じですがそれ以上に)スタートスリット、スタートの凸凹を予想の軸にすることで、大型万舟のチャンスが廻ってくると思われます。

スタートスリットが乱れる要因は、

  • 風速5m以上の強い風
  • 風向きと潮の流れが同一方向に重なる
  • 西日などで大時計が視認しにくい

これらのレースでは念入りに選手の「宮島当地勝率」と「平均スタート」をチェックしてみましょう。

もし4カド、5コースの選手の「当地勝率」が低かったり「スタート」が遅い場合は6号艇大チャンスが訪れるかもしれません。

この機を逃さないことが、宮島競艇場での勝利には大切な鍵となります。

また競艇初心者の方は、「当たりやすい競艇場」で賭けるのも1つの手ではあります。

以下の記事で当たりやすい競艇場5会場を紹介しておりますので、是非情報をご活用ください。

この記事の監修者
佐々木 雄介
競艇予想サイトNAVI 運営責任者【北村 功平】
1978年 2月11日生まれ。一橋大学卒業。大学時代から競艇にハマり、そのまま好きが高じて某スポーツ新聞社に入社。競艇をはじめ、競馬や競輪関連の記事を長らく担当。生粋の競艇好きで、休みの日もビールを片手に全国の競艇場に姿を表す。競艇を愛して22年、彼以上の競艇知識を持つ人間にはほとんど出会えない。競艇予想サイトNAVIでは全体監修を担う大黒柱。
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