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新世代競艇レーサー桐生順平!代名詞の神速ターンとは?

競艇 桐生順平
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ボートレーサー

桐生順平は若手・新生代の「ニュージェネレーション」筆頭と言われている競艇ボートレーサーです。この「ニュージェネレーション」というのは正式名称を「ニュージェネレーション・スーパースター」といって、新田雄史選手が発足したSG常連の若手レーサー中心のLINEグループです。新世代ナンバー1候補と言われている桐生順平の成績や競艇との関わりや奥さんなどのプライベートの部分も徹底的に分析して検証していきます。

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競艇界若手ナンバー1の桐生順平って?生年月日や出身地は?

競艇界若手ナンバー1

桐生順平は1986年10月7日生まれ、福島県石川郡古殿町出身で身長が161cmです。小柄な方が多い競艇選手の中でもさらに小さいほうの選手ですね。その身体からは想像がつかない鬼のようなターンを繰り出し旋回技術はトップクラスです。高校時代は自転車競技でインターハイにも出場する

きかっけは元競輪選手の兄の存在

元競輪選手の兄

桐生順平は兄に元競輪選手の桐生拓也さんがおり、兄弟揃って公営競技の選手となっています。その兄が競輪選手だったことで、プロアスリートとして勝負できる世界に憧れをもつようになったようです。また、高校が学校法人石川という全国でも有数のスポーツの盛んな学校で、競技自転車部に入りインターハイで3位という好成績を収めました。優勝できたら自転車競技のプロになろうと思っていましたが、桐生順平は自身が小柄だったためや、自分のキャラクターにあった競技としてボートレースに注目するようになったのです。お兄さんが競輪選手とは、相当なスポーツ一家ですね。兄弟揃って運動神経が良いのでしょうね。

やまと競艇学校時代はトップクラスの成績

学校時代はトップクラス

桐生順平は、競艇選手であれば誰でも最初に通うことになる、ボートレーサー養成所のやまと競艇学校には3回目の受験で入学しています。ちょうど100期という節目の年の入学です。やまと競艇学校時代の成績は、リーグ戦勝率7.37(準優出7 優出6 勝率1位)と同期の中ではトップクラスの成績を出して卒業します。ちなみに、体重管理にかなり苦労したそうで受験時に70キロあった体重を、50キロちかくまで絞った時はかなり大変な思いをしたそう。元々が自転車競技をしていたから太ももなどの筋肉が凄かったのでしょうかね。筋肉も落としていかないと20キロちかくの減量は難しいですものね。

デビューは2007年

デビューは2007年

桐生順平は2007年5月17日に戸田競技場でデビューして3着の成績を納めます。初勝利は3日後の同年5月20日で5走目と、まずまず早い段階での初勝利を飾っています。

またデビュー期の勝率が4.44で競艇レーサーとしての登録番号も4444と、何かと「4」に縁のある選手として注目されました。これだけ4が続くと何かしらの因果を感じてしまいますね。

2011年に初優勝!戸田競艇場にて

2011年に初優勝

桐生順平はデビューから4年後の地元戸田競艇場で開催された「第34回戸田ボート大賞サンケイスポーツ杯」で念願の初優勝を飾りました。優出22回目での優勝でした。この2011年という年は、5月24日開催の「SG第38回笹川賞」にてSG初出場と初勝利も納めており、桐生順平の知名度がじわじわと上がると共に、本人にとっても飛躍の年となっています。

SG初優勝は2015年!尼崎競艇場にて

SG初優勝は2015年

桐生順平がSGで初優勝を果たしたのは2015年3月22日に尼崎競艇場で開催された「SG第50回ボートレースクラシック(総理大臣杯)」での事でした。桐生順平は1号艇1コースで登場し、トップスタートを放ちイン逃げで快勝し、念願のSG初優勝を達成しました。2012年は4つのSGに出場するなど、SG常連の若手と期待されていた桐生順平でしたが、優勝まで後一歩というところでいつも悔し涙を飲んでいたので、この初優勝はかなり嬉しかったでしょうね。100期台のニュージェネレーション世代で初のビッグ覇者となり、この優勝で桐生順平が若手世代を引っ張っていく筆頭候補として全国に名を轟かせることとなります。

ちなみに桐生順平は2017年にも同SGで優勝しているので、「SGボートレースクラシック(総理大臣杯)」は相性の良いレースなのかもしれませんね。

鬼のスピードターン!桐生順平のレーススタイル

鬼のスピードターン!

若手世代ナンバー1と呼び声の高い桐生順平のレーススタイルは一体どのようなものなのでしょうか。「新世代ターン巧者」のひとりと表現されるSG常連のベテランも舌を巻くほどのトップクラスのターンの秘密とは?桐生順平のレーススタイルやターンの秘密などを徹底的に検証しました。

外側から魅せる豪快なターン

豪快なターン

桐生順平の代名詞としてスピートターンがあげられます。ニュージェネレーション世代としてではなく競艇界全体としてもトップレベルのスピードターンとして有名になっています。ある者は神速ターンと呼び、ある者は鬼ターンとも呼び、その形容しがたい旋回技術は色々な呼び名を持っています。

競艇を見たことがある方なら分かると思いますが、ボートレースは基本的に内側が有利で、1コースが一番勝率が高いと言われています。桐生順平は不利と言われている外側から脅威のスピードターンで競り勝つことが多い選手なのです。これは本当に難しい技術でボートレースが盛り上がる技術となっています。現在の競艇界でもこの旋回技術を持ったレーサーは数えるほどでしょうね。

レーススタイル

レーススタイル 桐生順平

それでは桐生順平のレーススタイルを紐解いていきましょう。桐生順平の最大の魅力は上述したようにトップレベルのスピードターンとなります。5コースや6コースの外側からでもマクリやマクリ差しを決めることができ、道中の競り合いでは数々の逆転劇を見せてくれるので、どのコースも苦にせず常に期待が持てる選手となっています。モーター整備も苦にせずハイレベルな整備力を見せてくれます。進入は基本は枠なりですが、隙があれば少しでも内よりのコースを狙ってきます。外からのマクリやマクリ差しもできますが、やはり基本はインよりが得意なようです。ただ、強引に前づけをして内側のコースを狙う事はほとんどありません。スタートタイミングは他のSG選手と比べて早めで得意な印象です。フライングも殆どありません。

桐生順平のその他の情報

奥さんは競輪選手の妹

桐生順平のボートレーサーとして競艇界に残した活躍や、プライベートの情報に迫っていきます。

奥さんは競輪選手の妹

桐生順平は2012年に競輪選手の佐藤慎太郎さんの妹の絵美さんと結婚しています。義理のお兄さんも実のお兄さんも競輪選手になりますね。絵美さんとのなれそめはボートレーサー養成所のやまと競艇学校という事ですが、絵美さんは途中で退学してボートレーサーにはなっていません。ただ、絵美さんはこのような環境からボートレーサーやアスリートの過酷な現状を理解しているので、最適なパートナーとして桐生順平を支えているのではないでしょうか。

全国スター候補選手に選出

全国スター候補選手

桐生順平は2012年と2013年に二年連続で「全国スター候補選手」に選ばれています。これはスター性がある成績上位者と認められた選手をエリート養成して、ボートレース界を盛り上げ支える存在にする為のシステムで、4つのカテゴリが存在します。桐生順平はその中でも最上位のカテゴリに選出され、それは100期以降の選手からたった二人しか選ばれていないので、まさしく若手世代のエリート中のエリートに属すると言えますね。

イケメンランキングで堂々の6位

イケメンランキング

桐生順平は2012年にBOATRACE振興会が女性を対象に募集した「イケメンボートレーサー」で堂々の6位に選ばれます。100期以降では最上位の順位となりニュージェネレーション世代で最高のイケメンと女性に認められた形になります。桐生順平を目当てに女性ファンが競艇にハマる可能性もありますし、このような形でも桐生順平は競艇界に貢献していると言えますね。

ちなみに総投票数は10万票を超えていて、1位は篠崎元志選手でした。

まとめ

若手ニュージェネレーション世代

桐生順平は若手ニュージェネレーション世代の筆頭となる実力者です。現在ではSGも常連となっており、出場するレースはモーターが劣っていない限りは、高確率で舟券に絡んできます。どこのコースからでも特に期待が持てますが、1~4コースであれば高確率で1着2着に絡んできますし、5~6コースでもかなり高い確率で3着以内まで持ってきます。2017年にはグランプリで優勝し、1億円の賞金を手に入れると共に最優秀選手賞・最多賞金獲得選手・記者大賞も獲得し今最もノリに載っている選手です。今後も桐生順平から目が離せませんね。

この記事の監修者
佐々木 雄介
競艇予想サイトNAVI 運営責任者【北村 功平】
1978年 2月11日生まれ。一橋大学卒業。大学時代から競艇にハマり、そのまま好きが高じて某スポーツ新聞社に入社。競艇をはじめ、競馬や競輪関連の記事を長らく担当。生粋の競艇好きで、休みの日もビールを片手に全国の競艇場に姿を表す。競艇を愛して22年、彼以上の競艇知識を持つ人間にはほとんど出会えない。競艇予想サイトNAVIでは全体監修を担う大黒柱。
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