競艇の予想の仕方ガイド

競艇 予想の仕方

競艇は競馬や競輪などに比べると、全6艇の中から当てることが出来れば配当金を貰うことが出来るので、単純に当てるだけであれば難易度は非常に低いです。

とはいえ、毎日のように全国では10万円超の配当が得られる舟券が出ているということを考えれば、しっかりと予想して当てれらればそれだけで生活をすることも夢ではありません。

この記事の監修者
後藤孝男
競艇予想サイトNAVI 運営責任者【北村 功平】
1978年 2月11日生まれ。一橋大学卒業。大学時代から競艇にハマり、そのまま好きが高じて某スポーツ新聞社に入社。競艇をはじめ、競馬や競輪関連の記事を長らく担当。生粋の競艇好きで、休みの日もビールを片手に全国の競艇場に姿を表す。競艇を愛して22年、彼以上の競艇知識を持つ人間にはほとんど出会えない。競艇予想サイトNAVIでは全体監修を担う大黒柱。


競艇が全然稼げなくて悩んではいませんか?

▼【毎日365日】競艇予想の買い目がなんと今なら無料で貰える優良競艇予想サイトTOP3!

目次

今日から使える予想法を紹介!予想の仕方を攻略して的中を狙おう!

競艇の予想はどのように組み立てていけばいいのでしょうか?今回は、競艇の予想の仕方について、基本からしっかりと学んでいきましょう。

必ず抑えておきたい5つの重要ポイント

競艇予想 5つのポイント

ボートという機械に乗っている以上は、イレギュラーが起きる可能性がある為、絶対に当たる予想方法!というのははっきり言ってありえません。

かといって、ランダムに舟券を買っても一緒というわけでは無いからこそ予想が成り立ちます。

競艇では特に、明確にインコースが強いという様な要素もあり、最低限抑えておくべきポイントというのがあります。

大まかな要点、これだけ抑えておけば的中率がグッと上がるというポイントを紹介していきます。

ポイント①「競艇は1コースが断然有利!」

競艇は1コースが断然有利

競艇での一番の勝負の分かれ目とも言えるのが、一番初めのターンとなる1周1マークの部分です。

レースの決まり手とされるのも、この一番初めのターンの攻防如何である事からもどれほど重要であるか?がわかりますね。

1コースが断然有利な理由というのは、非常に簡単で、ターンをする目安のブイに最も近いからです。

スタートタイミングが一緒であれば、それがなお顕著に出る事になります。

逆に6コースはブイから最も遠くなるので、不利になっているというのがわかるかと思います。

また、それだけではなく、艇の後方には曳き波が発生してしまうので、後方を走る艇が前の艇を追い越すというのはとても難しい競技です。

その為、第1ターンマークを1着の状態で折り返すことが出来れば、勝率が大きく高まる事になるわけです。

各競艇場の1コースの勝率は40%~50%

では、実際にデータで見た際に1コースがどれほど有利であるのか?というのが、勝率として見てとれます。

各競艇場において、1コースが勝つ勝率は40~50%で、これは実力を抜きにした上での実数値であることを考えれば、とてつもない有利であることが証明されています。

B級レーサーがA1級レーサーに勝ってしまうなんてパターンが普通にある!ということですね。(そういうコース取りになるのは珍しいですが)

追い風の場合はさらに有利に。ただし強風すぎる場合は注意

1コースは100%スロースタートになるので、アウトコースに比べると絶対的に助走距離が短くなってしまいます。

インコースは有利ではありますが、スタートタイミングには更にシビアにならなければならず、乱れがあると、思い通りにターンが出来なくて、1コースだったのに勝てなかった!なんてことになったりもします。

そんな1コースに大きく味方してくれるのが、追い風の存在です。

ダッシュ距離が短いということは、最高速度に到達できる可能性が低いという意味でもあります。

当然アウトコースからの選手は助走距離が長いので、ほぼ確実に最高速で第1ターンマークに進入してきます。

なので、せっかく1コースに居ても、最高速に到達できないなんて事になれば、インのアドバンテージを活かしきれない、となってしまうわけですね。

追い風があれば、ダッシュがしやすくなり、1コースで最高速度到達率が上がるのが想像できるかと思います。
(逆に向かい風の場合は、アウトが有利となりえます)

ただ、追い風があまりに強すぎてしまう場合にはまた状況が変わってきます。

進行方向に向かって追い風であったということは、ターン後は向かい風になってしまうということ。

追い風は、1周1マークをターンするときから出口にかけて最も影響があると言われていて、強風過ぎた場合にはそのせいで正確なターンが出来なくなってしまうのです。

普段は曳波があり、先頭は有利ですが、ターン直後の向かい風に関して言えば、最も早くその影響を先頭で受ける事になってしまう、というわけですね。

1コースが最初のターンで先行した場合さらに勝率アップ

先述していますが、1コースであり且つ、1ターンマークを先頭で走ることが出来れば曳波の影響で他艇の追随を許さないなんて展開にもなりえます。

邪魔が入らずターンをすることが出来るというのは想像以上に大きなアドバンテージということです。

スタートで遅れることが少ないレーサーを選ぼう

インコースの絶対的優位性に、ブイまでの距離が最も近いからであるというのはお話したかと思いますが、これはあくまでスタートタイミングが全艇同じだったと仮定した時に最もその効果を及ぼします。

1コースだからと言って、他艇よりも遅れてゆっくりスタートを切っても大丈夫だ!なんてことは流石にないのです。

選手のスタートの得手不得手は過去のスタートタイミングやフライング歴をみたり、当日のスタート展示を考慮することが大切です。

ポイント②「2コースについての予想の仕方」

内側が有利な競艇

1コースが圧倒的有利だ!とはいっても、1コースの勝率で言えば40%であると考えると、残りの60%は5艇に振り分けられているということです。

では、1コースの次にインコースにいる2コースの場合はどうなるのでしょうか?

内側が有利な競艇において2番目に勝率が高い

2コースが1着になる確率は、全体の平均で見ると約15%程度に収まります。

1コースの勝率40%超と比べると大きく見劣りしてしまう感じがしますが、これでも2番目に勝率が高いコースなのです。

場合によっては引き波をもろに受けるのが2コースに

2コースは1コースの次にブイに近いので、差しがうまく決まれば2連対率は非常に高くなります。

ただ、どうしても1コースの選手に先に侵入されてしまうので、曳波の影響をもろに受けてしまう事になります。

アウトコースから1コースに迫る勢いで飛び込んできた場合には特に影響を受け、行き場を失ってしまう事になり、まるで勝負にならないなんて事もあり得ます。

インコースは特にスタート勝負になるというのがここの部分で、1コースの選手よりもスタートをうまく切れるのか?も大きな勝負の分かれ目になってきます。

ポイント③「3~5コースについての予想の仕方」

展開によって「まくり」か「差し」を選択

では、圧倒的不利の位置に立たされてしまう、3コースから5コースのアウト寄りのコースはどの様にして予想を立てるべきなのでしょうか?

展開によっては「まくり」か「差し」を選択できる

1コース、2コースに先にターンを許すことになる為、後出しじゃんけんのように、まくるか?差すか?と臨機応変に攻めのパターンを変更する猶予が生まれます。

レーサーの特徴や得意なターンを加味するべき

アウト屋という存在が居るほどに、アウトに焦点を絞ったモーターの調整と入念なスタートタイミングを駆使し、それを主戦場として戦う選手も居るほどなので、選手の技量が更に大きく問われることになります。

外からでも勝てる選手というのは、精度の高い操舵技術を持っているので、選手ごとの得意な旋回、得意な展開(競馬でいう脚質)を把握し、同時に出走する選手達との攻め方のバランスなどを考慮すると、アウトの選手を的中させられるようになると思います。

向かい風×ダッシュスタートが有利

インコースは追い風が有利!とお話しましたが、逆にアウトコースの場合向かい風が有利として働きます。

ダッシュスタートをむかえることになるアウトコースは助走距が長く、ほぼ確実にトップスピードに到達できますが、助走距離の短いインコースが向かい風の場合には、トップスピードになれない場面というのが発生します。

これによりアウトがインよりも先行することができる可能性が高まるからです。

とはいえ、それでも尚インコースの優位性が失われるわけでは無いので、判断材料の一つとしていれるのが大切となります。

カドとカド受け位置の選手の実力

ダッシュスタートの最も内側の艇をカド、スロースタートの最も外側の艇をカド受けと呼ぶのですが、両者はスロースタートとダッシュスタートの境目となることで、スタートタイミングが大きく変わる可能性というのがあります。

カドの選手がカド受けの選手をスタートでリードした場合、カドの艇は高確率で上位争いをする事になり、カド受けは失墜する事になります。

その為、スタートが上手い選手がカドに入り、スタートが下手な選手がカド受けになると、このような現象が起きやすくなります。

ポイント④「6コースについての予想の仕方」

6コース 万舟券

1コースが最も有利、それはつまり6コースがもっとも不利であるということになるわけですが、いわゆる万舟券になる時はほぼ確実にこの6コースが1着、もしくは3連対、もしくはとなっているパターンが多く、6コースが勝てる要素を知っておかなければ大きな配当を得られないとも言えるわけです。

ただただ舟券を的中させるというだけなら、インコース主体で投票すれば的中率は飛躍的に上がりますが、配当が雀の涙なんてことになります。

なので、この6コースの勝ちパターンを構築することが出来れば、競艇は更に面白くなると言えるでしょう。

1~5コースの中で一番勝率が低い

6コースの1着率というのは、なんと3%程度しかありません。

1コースの勝率が40%超と考えると、もはや無謀とも言えますよね。

6コースが5艇よりも先に1マークを制するのは難しい

1周1マークを1着で抜けた選手の勝率というのは非常に高い!というのはもうお分かりになるかとは思いますが、6コースが1周1マークを先頭で…というのは非常に難しいです。

決まり手とされるまくり差し、締めまくり、恵まれが成立しない限りはほぼありえないレベルでしょう。

度肝を抜くようなスタートで5艇を出し抜き、1マーク手前で華麗な締めまくりを決める選手を見ると非常に爽快で心が躍ることから、チルト3度で話題の阿波勝哉選手が人気であるというのはこれに起因していると言えます。

6コースが勝つには運も必要

アウトコースが有利になり、インコースが不利になる向かい風が発生していたり、インの選手がFを付けていて、スタートに躊躇があって出遅れたり、優出に関係のない予選の選手が相手だったり、他艇がFやKを起こしたりなどの条件が重なる…というのは実際問題、運の要素とも言える部分です。

様々な巡り合わせが発生した時に、6コースが勝ち、万舟券が出る!というような事態になる、ということですね。

ポイント➄「内側レーサーが勝てないときはどういうときか」

準優勝戦、優勝戦の枠番号は予選の成績上位から

圧倒的に有利な1コース、次いで有利な2コースを合わせた勝率は60%近くになりますが、それでも勝てない時というのは当然あります。

競艇にあまり詳しくない人からすると、各選手はどういう基準で1号艇とか4号艇とかになっているの?というのはご存知ないかと思いますので、少し触れたいと思います。

ざっくり言うと、準優勝戦、優勝戦の枠番号は予選の成績上位からあてがわれ、それ以外のレースでは、番組企画サイドが割り当てています。

その為、基本的には勝率の高い選手程、1号艇や2号艇の経験が多いということになります。

また、初心者からすると、1号艇=1コースなんじゃないか?なんて思ってしまうかもしれませんが、厳密にいうとそういうわけでは無いんです。

進入固定レースの場合は、そのまま1号艇が1コースになりますが、それ以外の場合は、6号艇であっても1コースになる場合というのはあり得ます。

といっても、枠なり進入は割と一般的だったりします(結局1号艇が1コースに侵入しやすいし、勝ちやすいからインに入る)

事前に侵入する予定のコースというのを決めた上でモーターの調整もしているものですから、突飛なパターンは少ないと言えるでしょう。

さて、話がそれてしまいましたが、インが勝てないという展開になってしまうパターンというのはどの様にして発生するのでしょうか?

インコースが苦手のレーサー

先述の枠番とコースの関係で、例外の一つとも言えるのが1号艇だけど6コースが好きだったりアウトが得意だったりする選手の場合です。

インコースはスロースタートな上、スタートが特に肝心となることから、普段アウトから攻めている選手からすると、スタートタイミングをうまく合わせられないなんて場合も出てきます。

当然出遅れやフライングとなれば、インコースであっても意味が無いので、それを避ける為に、インコースを譲るなんてパターンも出てくる、というわけですね。

こういう時はインの勝率が50%だとしても勝ちたくても勝てない、なんて状況となるのです。

新人レーサーの場合

例外の二つ目となるのが、1号艇が新人選手だった場合です。
実は競艇の暗黙のルールとして、新人は6コースから走るというのがあるのです。

何か闇の圧力が…ということではなくて、厳密には運転技術がまだ未熟なので、レースを壊したり、他艇巻き込み転覆などを避ける為と言われています。

もっとも、それを無視して1号艇1コースといういくら有利な状況であったとしても、やはりスタート技術で他艇に劣れば勝てない、となってしまいます。

アウトコースに実力差のあるレーサーがいる

優出戦など以外では、番組企画サイドがアウトコースにA級選手、インコースにB級選手をあてがうなんて事があるわけですが、これも先ほどと同じく、スタート、ターンの精度で覆りやすい場面となってしまいます。

実力が拮抗していればしている程、インコースの絶対的有利が顕著にあらわれるというのがこのためです。

また、逆にインコースにA級選手、アウトコースにB級選手という鉄板番組のようなレースの時には、A級選手がB級選手になめてかかって、スタートで負ける、なんて場合もあったりします。

事前に確認しておきたい要素

スタートが抜群によければそれだけ有利

ここまでで、何となくどうやって予想をしようか?という予備知識は備わったかとは思いますが、ではもう少し踏み込んでいきましょう。

競艇において大切な要素として、事前に確認しておくべきことというのがあります。

前走のレースの結果はどうだったか

予想をするのが特に初日でなければ、前日、前々日の結果は判断材料として有効です。
好調であるか、不調であるかを見定めることができます。
特に、順位も大切ですが一番気にして欲しいのが前回のレースのスタートタイミングとコースです。
スタートタイミングが絶妙に良い場合は、仕上げたモーターとペラ、そして選手がぴったりかみ合っていると言えるからです。

インであれ、アウトであれ、スタートが抜群によければそれだけ有利になれるということは忘れてはなりません。

A1とB1の実力の差は大きい

級別として分けられているランクは実力だけを現しているとは言えませんが(フライング欠場で下がったりもするので)基本的にはA1級とB1級ではかなり大きな実力の差があると思ってよいです。

SGの優勝戦にいつも出場していて、優勝に絡むようなA1級でも更にトップレーサーであれば、A1~A2級を往来している選手ともその差は歴然といえるでしょう。

そういった意味で、自分なりに選手に格付けをしてみるのも面白いかもしれないですね。

低いランク、女性レーサーはセオリーが当てはまらないことが多い

上位勢同士の戦いとなると、結果も紙一重になることが多いですが、例えばB2級同士の戦いとなると、そもそもの予想が難しかったり、誰が勝つのかわからない!何てこともあります。
そういったときは人気先行で変われて実力が見えず、予想だにしない展開となり、高配当レースが生まれることも多いです。

モーターの勝率も加味しよう

モーターは抽選によって割り当てられますが、そのモーター自体にも良し悪しがあり(厳密に言うとモノは一緒ですが)機械とはいえ、調子やコンディションがあるということですね。
これを選手が自ら調整して自分色にカスタマイズするわけですが、実際にモーターの勝率というのは大きくレース結果に影響を及ぼします。

選手の勝率を見るのも大切ですが、モーターの勝率を加えるだけで、大きく的中率を変えることになるでしょう。

1番人気、実力十分、最も良い勝率のモーターを引き当てている…

こんな場合は高確率で1着をもぎ取ってくると考えて良いです。

レース間近に参考にしておきたい要素

「追い風」か「向かい風」か

さて、事前予想は上記を元に、新聞やオッズを見ることでもレースが始まる前の時点である程度予想が付く状態にはなりますが、やはりなんといっても直前の選手たちのコンディションや現地の状況は絶対に確認しておきたいことです。

「追い風」か「向かい風」か風向きに注意しよう

既にここまででお話していますが、まずは追い風か向かい風かというのは必ずチェックしたい項目です。

スタートに対して吹いている風の方向はテレビや競艇場にいれば必ず表示されるのでそちらに目を向け、追い風であればスロースタートとなる1コースから3コースの有利、向かい風ならダッシュスタートの4コースから6コースが有利に働くということを瞬時に判断しましょう。

満潮ではインコース、干潮ではアウトコースが有利

各競艇場によって競争水面に違いがありますが、海水を使用しているレース場では潮の満ち引きがあります。

これにも実はインとアウトでそれぞれ有利不利があり

満潮時は水面が高く波が荒れやすい為不安定となることから、外からのまくりが効きづらくなり、インコースが有利と言われています。

干潮時には水面が安定し、スピードに乗ったターンが決まりやすく、アウトコースが有利になると言われています。

干潮と満潮の時間は、日によってある程度計算がされていること、月齢によって大潮(干満の差が最も大きい日)などの変化も見れます。

展示航走は全力で行うレーサーとそうでないレーサーがいる

スタート展示と、周回展示は全ての選手がレース前に必ず行い、これをみて何となく当日の状態をチェックすることが出来るのですが、スタ展は全力走行が当たり前と言われてはいるものの、周回展示は全力でしないというレーサーも実は存在しています。

これによって、極端にタイムが遅いからといって今日は調子が悪いんだろうな?とは一概には言えない部分もあるので、あくまで鵜呑みにはせず、かといってないがしろにはしない、そんな風に思ってください。

スタート展示でチェックしたいこと

スタート展示では、出足や伸びの良し悪しを見ることができます。
見方としては、スロースタートとダッシュスタートで分けて見ること、そしてカド受けとカドの選手をしっかり比較することが大切です。

周回展示でチェックしたいこと

周回展示ではターンの回り足を注視します。
特にハンドルさばきに目を向けて、切り直しをしていないか、思い通りに艇を操れているのかは見ておきましょう。

穴のレースを狙うための5つのポイント

波や風の影響で連続して荒れる

それでは最後に穴のレースを狙う為に抑えておきたいポイントをご紹介します。

波や風の影響で連続して荒れる傾向にあり

レース場は波や風の影響から荒れだすと連続して荒れるという傾向があります。

なので、直前に穴レースが発生した時の、次レースから入っていくようにすると、良い結果が得られるかもしれません。

階級のわりに調子の悪いレーサーを探す

1号艇で1コースに侵入した場合の勝率は50%近いというのは既にお伝えしていますが、穴レースとなる際には基本的には1号艇の連体はないと思って良いです。

ということは、1コースに入るであろう選手のコンディションが悪い場合(1着を取れそうもない)に成立する可能性が高い、ということになります。

特に階級が高く、インに入っている選手はそれだけで評価対象となり、人気、オッズが比例するわけですが直前の状態を見ることで、調子の悪さを見抜く事ができれば、1号艇をはずしての予想が成立し、見事的中に繋がります。

フライング持ちのレーサーはスタートで勝負できない

フライングは競艇選手にとってとてつもない大きなペナルティが課せられます。

1回すると30日、2回すると90日、それ以上はもはや目も当てられない状況となります。

出走日数が足りなければ、級別の降格危機に立たされ、降格してしまうと斡旋が減ってしまい、選手は出場レース数が減り、結果的に収入が下がるなんて事にも繋がってしまいます。

1度は許容範囲としても、2回以上は絶対にしたくないと思ってしまうのが心情。なので、既に1回を期内につけてしまっている場合は、スタートに及び腰になってしまう可能性があるということは頭に入れておきましょう。

ただ、この場合は外したほうが良い!ということではなく、フライングがあるせいで実力があっても人気が落ちる事につながり、見事に1着をもぎ取った場合、思いがけない高配当となることもある、という風に把握してください。

予選最終日があれることが多い

予選を経て、準優勝戦、優勝戦へと選手は駒を進めることになるわけですが、この予選での成績が振るわなければ、優出は叶いません。

予選初日は悪い言い方をすると手を抜いたり、無理せず完走をする、という選手もいたりするので、無難にインが勝つレースが散見されます。
(グレード、級別によってかなり差はありますが)

ただ、予選の最終日となると話が変わってきます。
準優勝戦、優勝戦に駒を進める為のボーダーライン付近の選手が飛び込んでくる、なんて事があったりします。

この場合、多少無理をしてでも勢いのある飛込みを魅せたりして、番狂わせが起きるという状況が生まれます。

強い選手がカドにいる

ダッシュスタートの最も内側にいる選手をカドといいますが、この選手がダッシュスタートからトップスタートを切ることができた場合、まくりが成立しやすくなり、まくりが成立するとスロースタート勢が行き場をなくし、そのまま3着までに入れないなんていう荒れたレースになることがあります。
同時にカド受けの選手、壁の選手がどれだけ機能できるか?実力差がどの位あるか?を見ておくと、より穴狙いがうまくいくようになるでしょう。

まとめ

大穴はBOXで買う

競艇の予想の仕方をざっくりとご説明いたしましたが、いかがでしたか?
最低限の予備知識を頭に叩き込んでおくことで、多角的に一つのレースを分析することが出来るようになるので、より精度の高い予想が出来るようになります。

大穴はBOXで買う場合のほうが当てやすいので、しっかりと予想の当たりをつけて、絞って、小さな金額で点数を増やして狙うのが最も効率的だと思います。