みなさんは、マーチンゲール法という必勝法をご存じですか?
簡単にマーチンゲール法を説明するとマーチンゲール法とは、競艇で負けた次の勝負に前回の2倍の金額を賭けることです。
ボートレースの着順を予想して、見事的中すれば払戻金を手にすることができる競艇は、競馬や競輪と同じ公営ギャンブルとして国に認められています。ここ数年で人気が上がってきている競技です。
競馬に比べるとファンの数は少ないものの、新規のファンの数は公営ギャンブルの中で1番となっており、これから人気がさらに上がっていくのではないかといわれています。
そんな競艇ですが、競艇予想を楽しんでいる競艇ファンの人たちは、みなさん独自の研究などを行ない、コツコツ勝ちたいと考えている人もいれば、一攫千金を狙っている人もおり、それぞれの楽しみ方が確立されています。
中には、著名人が考案した独自の必勝法や、古くから伝わるギャンブルにおいての勝ち方など、定番の作戦を使って舟券を購入する人もいます。
競艇界では、このような必勝法が多く存在しており、それを真似て予想しているという人はたくさんいます。
今回は、その数ある必勝法の中でも、マーチンゲール法という必勝法を中心に、マーチンゲール法とは何か、競艇においてマーチンゲール法は通用するのか、マーチンゲール法を使うメリット・デメリットなどを詳しく紹介していきます。
競艇でマーチンゲール法を使おうか迷っているという人は、ぜひチェックしてみてください。
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1:そもそもマーチンゲール法とは何なのか?詳しく解説
はじめに、そもそもマーチンゲール法とは何なのかについて紹介していきます。
マーチンゲール法が一体どのようなものなのかについて知らないという人は、ぜひチェックしてみてください。
1-1:マーチンゲール法とは
マーチンゲール法とは、ひとことで表すと『勝負で負けた時に、次の勝負で賭け金を2倍にする』という方法のことをいいます。
例えば、最初のゲームで100円を賭けて負けてしまった時、2回目のゲームでは200円を賭けます。
それで勝てば1回目の100円の負けも取り返すことができますし、たとえその時に負けてしまっても3回目でさらに2倍の400円を賭ければ、勝った時に必ず負け分が取り返せるという仕組みになっています。
1-2:昔ギャンブルで使われていた
マーチンゲール法は、昔ギャンブルで使われていた必勝法となります。
カジノで使われていた戦法なので、競艇に通用するとは限りません。
カジノで行なわれていた賭け事で、負けても賭け金を倍にすればいずれ勝ち、負け分を取り返せるとして、絶対に負けない方法として人気を集めていた勝ち方となります。
マーチンゲール法の肝は『勝つまで賭け続ける』ということです。
諦めずに勝負を続けていれば、必ずいつかは勝てるという仕組みなため、それを信じて真似している人が多数いらっしゃいます。
2:競艇におけるマーチンゲール法
次に、競艇におけるマーチンゲール法について詳しく解説していきます。
競艇でマーチンゲール法を使おうか検討している人は、ぜひチェックしてみてください。
2-1:単勝で2倍のオッズだった場合
競艇でマーチンゲール法を実践してみたいと考えている人向けに、今回は実際に競艇でマーチンゲール法を使うシミュレーションを行なっていきます。
今回は、単勝の舟券を購入し、オッズは2倍という設定で行なっていきます。
回数 | 賭け金 | オッズ | レース結果 | 払戻金 | 収支 |
1回目 | 1,000円 | 2倍 | 外れ | 0円 | -1,000円 |
2回目 | 2,000円 | 2倍 | 外れ | 0円 | -3,000円 |
3回目 | 4,000円 | 2倍 | 外れ | 0円 | -7,000円 |
4回目 | 8,000円 | 2倍 | 外れ | 0円 | -15,000円 |
5回目 | 16,000円 | 2倍 | 当たり | 32,000円 | +1,000円 |
1回目に1,000円を賭け、予想には外れてしまいました。
2回目に、1回目の倍の2,000円、そして3回目にも2回目の倍である4,000円、4回目の3回目の倍である8,000円を賭けます。
4回目までに合計で15,000円のマイナスとなりましたが、5回目に4回目の倍である16,000円を賭け、見事的中となります。
5回目に賭けた16,000円は、2倍のオッズだったため32,000円となりました。
5回目までに賭けた金額は合計で31,000円だったため、合計で+1,000円の収支となります。
結果として、今回のマーチンゲール法を実践した舟券の買い方は回収率100%超えで成功といえる結果となりました。
以下では、競艇のオッズについて詳しく紹介しているので、気になる人はぜひチェックしてみてください。
⇒舟券はオッズが重要!表の見方やオッズ買いで勝てる5つの方法を紹介
3:マーチンゲール法は競艇に通用するのか?詳しく解説
次に、マーチンゲール法は競艇に通用するのかどうかについて解説していきます。
上記では、競艇でマーチンゲール法を実践するとどのようになるのかについて紹介しました。
実際、競艇ではマーチンゲール法は通用するのかについて気になっている人は、ぜひチェックしてみてください。
3-1:おすすめはできない
結論から申し上げると、マーチンゲール法を実際に競艇に実践するのは、あまりおすすめはできません。
負けた場合その時の倍のお金を賭けることになっているマーチンゲール法では、相当な軍資金が必要となります。
まず、大前提として競艇において『絶対に勝てる』は存在していません。
つまり、マーチンゲール法を実践したとしても、何回目に必ず勝てるという保証はないため、1回目で運良く勝てる場合もありますが、5回、10回、15回と回数を重ねても一向に勝てない場合もあります。
仮に1,000円からスタートしたとして、10回目までマーチンゲール法を続けた場合、10回目に賭ける金額はおよそ102万円かかる計算となります。
100万円使ったとしても、回収率100%超えとはいえ収支は1,000円程度となるため、あまりおすすめはできません。
それ以前に、競艇に100万円以上も投資できる人など限られているため、成功すれば収支はプラスになるとはいえ、気軽に実践できる必勝法とはいえません。
4:競艇でマーチンゲール法を実践するメリット
次に、競艇でマーチンゲール法を実践することによるメリットを紹介していきます。
マーチンゲール法のメリットについて気になっている人は、ぜひチェックしてみてください。
4-1:続ければ収支はプラスとなる
競艇でマーチンゲール法を実践するメリットとして挙げられるのが、継続して続ければ必ず収支はプラスになるという点が挙げられます。
上記でも申し上げた通り、競艇において『絶対に勝てる』は存在しませんが、マーチンゲール法の趣旨としては『勝つまで続ける』です。
マーチンゲール法を失敗してしまう人は、必ずどこがで諦めてしまい、途中で辞めてしまいます。
しかし、根気強く続けていればいつかは勝てる仕組みになっています。
そのため、マーチンゲール法は諦めずに続けていれば必ず収支はプラスになるため、継続して続けられそうだという人にはとてもおすすめなやり方といえるでしょう。
4-2:リスクをあまり負いたくない人におすすめなやり方
競艇でマーチンゲール法を実践するメリットとして挙げられるのが、リスクをあまり負いたくない人におすすめなやり方だという点です。
これは、大前提としてマーチンゲール法を成功するまで続けるといった設定ですが、マーチンゲール法を実践すれば最終的には必ず収支はプラスになります。
低資金で高配当といったような一攫千金とはいきませんが、必ず収支はプラスになる仕組みになっています。
そのため、穴狙いのレースを予想したいという人よりも、利益はそこまで大きくなくていいから、確実に収支をプラスにしたいと考えている人におすすめです。
なにがなんでも回収率を100%にしたいと考えている人は、ぜひマーチンゲール法を実践してみてください。
以下の記事では、競艇の回収率について詳しく紹介しているので、気になる人はぜひチェックしてみてください。
5:競艇でマーチンゲール法を実践するデメリット
次に、競艇でマーチンゲール法を実践することによるデメリットを紹介していきます。
マーチンゲール法のデメリットについて気になっている人は、ぜひチェックしてみてください。
5-1:必ず勝てるわけではない
マーチンゲール法を実践することによるデメリットとして挙げられるのが、必ず勝てるわけではないという点です。
マーチンゲール法を成功させるのに1番大切なのは『勝つまで続けること』です。
競艇において、100%勝てるというレースは1度もありませんが、絶対に勝てないという場合もありません。
例え1%しか勝率がなかったとしても、続けていればいつかは勝てる計算になります。
しかし、マーチンゲール法を失敗させてしまう人に共通しているのが「もうダメだ!」と途中で諦めてしまうことです。
途中でマーチンゲール法を諦めてしまっては、続けてきた分の賭け金が水の泡になってしまうことになります。
マーチンゲール法を成功させるには継続する必要があるため、誰でも実践すれば必ず勝てるというわけではないため、注意が必要です。
5-2:軍資金が相当必要になる
マーチンゲール法を実践することによるデメリットとして挙げられるのが、相当な額の軍資金が必要になるという点です。
マーチンゲール法は『勝てるまで倍の賭け金を賭け続ける』というコンセプトで行なう作戦のため、割と序盤で利益を生み出せる場合もありますが、長期戦になることも十分に予想されます。
そのため、マーチンゲール法を実践するのに必要な予算は「具体的に〇〇円です!」というふうには言い表せません。
マーチンゲール法を成功させるには、準備できる最大限の軍資金が必要となります。
中には、予算を決めてマーチンゲール法に挑む人もいらっしゃいますが、その予算内で成功するかしないかは誰にも予想することはできません。
マーチンゲール法を実践しようと考えている人は、相当な額の軍資金が必要になるということを覚えておきましょう。
6:競艇で絶対に勝つ!3つの必勝法を解説
「マーチンゲール法」は、競艇ではなくカジノのために作られた必勝法です。
しかし、カジノゲームの多くは50%、つまり1/2で勝てるとされています。それに比べると競艇は最も勝率が高い舟券で1/3です。1番確率が低い3連単であれば120通りの買い方があります。
つまり、マーチンゲール法は、競艇では通用しないと考えた方がいいでしょう。
そこで、競艇ならではの必勝法を3つ紹介します。
- ボックス買い
- フォーメーション買い
- 転がし
これらの戦法が、実際に競艇で行われています。
競艇には「運」も必要ですが、予想を的中させるための技術や知識が必要です。
是非真似してみてくださいね。
6-1:ボックス買い
ボックス買いとは、狙った複数の船艇の組み合わせを全て購入することです。
この方法であれば、実力のある複数の選手を選ぶことができるので、勝率が上がります。
例えば、有力な選手が1号艇・2号艇・4号艇だったとします。競艇で1番払戻金が高い3連単を狙うにはピッタリの試合だとしましょう。
しかし、どの選手がどの着順になるかが微妙な際に、ボックス買いがおすすめです。
1号艇・2号艇・4号艇をボックス買いすると、以下のようになります。
- 1-2-4
- 1-4-2
- 2-1-4
- 2-4-1
- 4-1-2
- 4-2-1
的中率が上がる上に、全部の組み合わせを購入することができるのでオッズが高い人気のない舟券も一緒に購入することなります。万舟になり兼ねないので、一攫千金できる可能性が跳ね上がるのです。
6-2:フォーメーション買い
フォーメーション買いとは、1位から3位になる選手の内、1選手以上を選択し、組み合わせていく買い方です。
実力に差がある場合や、1位・2位になる選手がほぼ分かる試合で役立ちます。
例えば、1号艇と3号艇が有力な選手だとしましょう。1号艇を走る選手の実力が高くインコースなので、1号艇が1位で3号艇が2位だと予想します。
そこで、フォーメーション買いをすると以下の舟券を購入することになるのです。
- 1-3-2
- 1-3-4
- 1-3-5
- 1-3-6
ボックス買いよりは上級者向けの舟券の買い方となります。
⇒競艇フォーメーション買いとは?買い方からおすすめ購入方法まで
6-3:転がし
転がしとは、少ない軍資金をコツコツと増やしていく買い方です。
転がしは、単勝や複勝など勝てる確率が高い舟券を購入する際に役立ちます。
例えば、100円を賭けた舟券がオッズ5倍で勝ったとして500円になったとします。そうすれば、次の試合に勝った500円全てを賭けるのが転がしです。どの次も5倍で勝ったとすれば、たったの2試合で100円が2500円になります。
小さい雪玉が転がしていくと大きい雪玉になることを例えて、転がしと呼ばれています。
初心者でも少ない金額で始められる、舟券の購入方法です。
但し、引き際が肝心となります。勝ち逃げができるように意識しましょう。
まとめ
マーチンゲール法とは何か、競艇においてマーチンゲール法は通用するのか、マーチンゲール法を使うメリット・デメリットなどを詳しく紹介しました。
マーチンゲール法は、古くから伝わるギャンブルの必勝法として言い伝えられてきており、競艇においてもマーチンゲール法を実践するという人がいます。
しかし、マーチンゲール法を成功させるには、継続する忍耐力と軍資金が必要になるため、中途半端な気持ちで実践すると失敗してしまうでしょう。
マーチンゲール法の実践を考えている人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。