「競艇選手の平均年収は?」
競艇はギャンブルという大きなお金が動く業界ですが、選手たちはどのくらいの給料をもらっているのか気になりますよね。
結論ですが、競艇選手全体の平均年収は1,700万円です。かなりの高年収で他の競技に比べても高く見えます。
しかし、これはあくまで平均の給料なので、A1~B2まである級別によって、収入は大きく差がでてきます。

また「競艇選手になるにはどうしたらいいの?」という人に向けて本記事では以下の内容を紹介していきます。
- 【級別】競艇選手の平均年収まとめ
- 競艇選手の収入仕組み
- 【2023年最新版】競艇選手の年収ランキングTOP3
- 競艇選手になる方法3STEP
- 競艇年収に関する3つFAQ
これであなたも、競艇選手の平均年収を知れるだけでなく、競艇選手のなり方まで知ることができます。
また本記事の随所では、稼げる買い目を無料で提供している競艇予想サイトをランキング形式で紹介しています。実績も掲載されていますので、参考にしてみてください。
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目次
1:【級別】競艇選手の平均年収まとめ
競艇選手全体の平均年収は1700万円と言われています。
ですが、選手の実力や成績によって獲得賞金が大きく変わってくるため4つの級別に詳しく平均年収を見ていきます。
A1級の平均年収
A2級の平均年収
B1級の平均年収
B2級の平均年収
全体の年収を見ることで競艇選手の詳しい年収を知ることができます。早速A1級の平均年収から紹介していきます。
1-1:A1級の平均年収
最初に紹介する級別平均年収は、A1級です。A1級とは競艇において分けられる階級の中で実力のある上位選手20%が属しています。「2連対率30%以上、3連単率40%以上で勝率上位のもの」とされており最低出走回数90回以上と級別の中では最もレースを走らなければいけません。
そんなA1級の平均年収は、約3,000万円です。年収3,000万円を稼いでいる人は日本全体に0.3%ほどしかいないため、どれだけ高い年収なのかわかりますね。
1-2:A2級の平均年収
続いて紹介する級別平均年収は、A2級です。A2級とはA1級に続く実力者で、競艇選手全体の20%になります。「2連隊率30%以上、3連対率40%以上でA1級を除く勝率上位の者」最低出走回数は70回と級別の中では2番目に多い出走回数となっています。
そんなA2級の平均年収は、約1,800万円です。日本全体で年収1,500万円〜2000万円を稼ぐ人の割合は0.7%とごく僅かです。
1-3:B1級の平均年収
続いて紹介する級別平均年収は、B1級です。級別の実力順は、3番目で競艇選手全体の50%になります。B1級は「勝率2.00以上で、A1級およびA2級を除く勝率上位の者」とされており、最低出走回数は最低50回。最上級のA1級と比較すると2倍ほど差があります。
そんなB1級の平均年収は、約1,100万円です。年収1,100万円を稼ぐ人は日本全体の4.6%ほどしかいません。
1-4:B2級の平均年収
最後に紹介する級別平均年収は、B2級です。B2級は全体の10%になっており「A1級、A2級およびB1級以外の者」で最低出走回数は設定されていません。
そんなB2級の平均年収は約500万円と言われています。サラリーマンの平均年収が461万円と言われているため、サラリーマンの平均年収とあまり差がないことがわかります。A1級と比較すると6倍差があるため、いかに厳しい世界なのかがわかります。
2:競艇選手の収入仕組み
競艇選手の収入は、レース出場料の他に獲得賞金や手当てなどあるため、一般の会社員と比べると少し複雑になっています。
収入の仕組みについて1つずつ詳しく解説していきます。
2-1:競艇選手の給料は賞金がメイン
競艇選手の1番の収入源はレースの賞金です。
大きいレースだけではなく、一般線から全てのレースで賞金が設定されています。一般戦で賞金が出るのは3着までになっています。1着に入れば、約10万円前後の賞金を得られます。さらに、賞金は勝ち上がるごとに割増になることが多く、優勝を飾れば71万円以上の賞金が獲得出来るのです。また、SG戦や、G1~G3戦と言われる大きなレースの賞金は格段に高くなっています。
一番下のランクのG3戦でも100万円以上の優勝賞金が得られます。G2戦で400万円以上、G1戦で450~1,200万円と、優勝賞金はレースのランクが上がるほどに高くなります。
■優勝賞金の最高額
- グランプリ:1億円
- SG:1,700万円~3,900万円
- G1:480万円~1,500万円
- G2:450万円
- G3:105万円以上
- 一般戦:74万円以上
参考元:BOATRACE
SG戦ではタイトルごとに優勝賞金が決まっており、1700万~3900万円の優勝賞金が獲得出来ます。さらに年末におこなわれる賞金王決定戦での優勝賞金は1億円と、驚くべき高額賞金となっています。
賞金王については2019年の競艇男女賞金ランキング1位に輝いたのは誰?上位トップレーサー達をご紹介いたします!でご紹介していますのでぜひご覧ください。
2-2:賞金以外の主な収入
競艇選手はレースの賞金以外にも日当など、様々な手当があります。
それらの収入源を下記に簡単にまとめました。
■日当
レースに参加する選手が、前検日から最終日までの拘束日数に応じて1日あたりで支払われるもの。
■ナイター手当
ナイター競走の時に支払われるもの。
■荒天手当
レースが荒天の状況で行われた場合に支払われるもの。
■完走手当
一般戦では節間で無事故だった場合に支払われるもの。
■金一封
節間で全勝した場合に支払われるもの。
■交通費
開催競艇場までの往復交通費が支払われます。
■参加賞
企業協賛レースでは地元特産品などの商品が参加賞として配られます。
競艇にはこれだけ多くの手当が存在するため、同じ級別の選手でも年収に差があります。
3:【2023年最新版】競艇選手の年収ランキングTOP3
2023年最新の競艇選手年収ランキングTOP3は以下になります。
※12月19日現在
現在獲得賞金額1位の選手は、馬場貴也選手です。続いて2位に入っている白井英治選手と獲得賞金金額を比較すると100万円ほどの僅差です。年末には獲得賞金が大きいレースが控えているためどちらが1位になってもおかしくない状況です。
また3位の山口選手は1億円台と大台に乗っているためランキングから落ちることはあまり考えられません。馬場貴也選手・白井英治選手どちらが1位になるのか、年明けまでの大詰めがとても楽しみですね。
また下記記事では、最新の獲得賞金ランキングをTOP10まで紹介しています。さらに詳しいランキングが知りたい人はぜひご覧ください。参考記事:【2023年】競艇の獲得賞金ランキングTOP10をまとめて紹介
4:競艇選手になる方法3STEP
競艇選手になる方法は以下の3STEpです。
STEP1:ボートレーサー養成所入所試験
STEP2:養成所でボートレースを学ぶ
STEP3:国家試験を受験
競艇選手の年収を見て「なりたい」と思った人もいるかもしれません。これからなる方法を紹介していきますのでぜひ最後までご覧ください。
STEP1:ボートレーサー養成所入所試験
まず競艇選手になるためには、日本で唯一の養成機関ボートレーサー 養成所に入所する必要があります。入所には学科試験、体力試験、適正試験など3次試験を通過する必要があり倍率はなんと20〜30倍となっています。
入学することができたら、養成費無料の特別待遇を受けることができます。
下記記事では、競艇を学ぶ学校「養成所」について詳しく紹介しています。知らない世界が気になった方はぜひご覧ください。
関連記事:謎に包まれた競艇学校を徹底調査!倍率・合格基準・受かる方法解説
STEP2:養成所でボートレースを学ぶ
養成所合格後は、1年間ボートレースについて学ぶ必要があります。ボートの操縦やエンジン・プロペラ整備の技術、そのほかにも礼儀などを学ぶことができます。
全寮制となっているため集中できる環境作りが徹底されています。
STEP3:国家試験を受験
最後は国家試験を受験する必要があります。競艇選手は国家資格であるため厳しい試験に合格する必要があります。合格後は、晴れて競艇選手としてデビューすることができます。デビュー時は1番下のクラスB2からのスタートとなります。
入学するだけでも大変ですが、卒業するために国家試験を合格する必要があるため、競艇選手になれる人はごく僅かです。
5:競艇年収に関する3つFAQ
競艇年収に関する3つのFAQは以下になります。
Q1.競艇選手に退職金はあるの?
Q2.負け続きだと給料はいくら?
Q3.収入が少ない選手がどうしているの?
競艇年収について気になることをまとめましたのでぜひご覧ください。早速Q1から紹介していきます。
Q1.競艇選手に退職金はあるの?
A.競艇選手には退職金はあります
競艇選手に対して退職金が発生します。公式に発表されている訳ではないので、金額などは分かりませんが、噂では稼ぎ出した賞金の何%かを積立するようなシステムらしいです。なので、選手によっては優勝賞金をほとんど獲得できず、退職金を積立できなかった、なんて選手もいるかもしれません。
資格や選手寿命については競艇選手の3つの謎を紹介!資格はいる?給料は?選手寿命は?でご紹介していますので、ぜひ合わせてお読みください。
Q2.負け続きだと給料はいくらもらえるの?
A.年収180万円
【B2クラス・1号賞金場・月に1節・一般戦・6着・無事故】といった条件で、賞金を獲得できない選手の最低収入例を考えてみます。
まず、6着の完走手当が12,000円あり、1節に8レース走ったとして96,000円になります。そこに日当などの手当が加算されると、1節あたりおよそ15万円ほどの収入となります。1年間で12節とすると、年収は180万円ほどということになりますね。
事故などを起こしてしまうと、斡旋停止で給料はさらに減ってしまいますが、全て6着という結果になる選手は実際にはほとんどいないので、ここまで収入の少ない選手は中々いないでしょう。
Q3.収入の少ない選手はどうするの?
A.短期バイトで収入を得る
選手はレースに出走するだけでも「出走手当」といったものが貰えます。1レースで1~3万円程度が貰えるので、デビューしたばかりの新人も最低限生活はできる給料は貰えるようです。しかし、フライングなどを犯してしまい、休みとなってしまうと、当然その期間は無収入となってしまいます。
人気や知名度の高い選手であれば、その間に競艇場で行われるイベントやトークショーなどに参加して収入を得ている方もいます。しかし、これらのイベントに参加できるのは人気や実力のある選手だけです。
デビュー間もない知名度も人気もない選手にとって、半年間も給料がなくなってしまうのは非常に辛い事です。
最近では、平高奈菜選手が、ペナルティー中にアルバイトをして、収入を得ていたのがファンの間で話題となっています。
まとめ
本記事では、級別に競艇選手の年収を紹介しました。
トップクラスの選手になれば数億円という羨ましい金額の給料をもらっています。しかし、一般的な選手になってしまうと、フライングの休みによって給料がなくなってしまう事もざらにあります。そんな時には、選手たちの中にはアルバイトで生計を立てている選手がいます。勝ち負けの勝負の世界に生きる競艇選手なので仕方ないかもしれませんが、選手にさえなれば「多くの給料がもらえる」という事ではないのですね。生活費が厳しく、窮地に立たされている選手などはレースに対する意気込みも変わってきそうですね。そんな事を考えながら、競艇を見ていくのも変わった楽しみ方ができると思います。
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