舟券を買っている私たちは1周1マークの展開を考え、誰が勝ち誰が上位にくるのかを予想していきます。
このインは大丈夫。
そう思って、逃げから買ったとしてもその確率は当然100%ではありません。
気象条件、モーター、さまざまな要因で飛ぶ可能性も起こりうるわけですが、実力者のイン戦であればその可能性は低くなるでしょう。
しかし、100%インが飛ぶ、唯一の理由が存在します。
それが八百長。
言ってみれば逃げる気なんてハナからないわけですが、私たちには絶対に分からない状況のなか起こってしまうのです。
悲しいですが、現実として存在してしまったこの「八百長」について考えていきたいと思います。
競艇の八百長は存在する
不正なんて一切ない。
この当たり前の前提のなかで私たちはお金を投じて舟券を買うわけですが、残念ながら不正が明るみにでる事件がありました。
「西川昌希」八百長事件
2020年、年明け早々の1月8日。
競艇界に激震が走るニュースが流れました。
競艇で不正に順位を落とした見返りに舟券購入者から現金300万円を受け取ったとして、名古屋地検特捜部は8日、元競艇選手の無職西川昌希容疑者(29)=東京都練馬区=をモーターボート競走法違反(競走の公正を害する行為、収賄)の疑いで、西川容疑者の親族で塗装会社員の増川遵容疑者(53)=津市=を同法違反(同、贈賄)の疑いで逮捕し、発表した。2人の認否は明らかにしていない。
https://www.asahi.com/articles/ASN185Q6ZN18OIPE011.html
一般戦、優勝回数12回を誇る輝かしい成績を収めていた、西川昌希選手が八百長で逮捕。
ここまでハッキリと八百長として逮捕されたのは競艇史上初めてであり、この事件でこれまで疑惑でしかなかった八百長が、存在するものとなってしまったのです。
八百長の手口
では、実際に競艇の八百長はどういうふうに行われたのでしょう。
その手口は簡単。
「人気を背負っているレースで連に絡まない」という行為を行います。
では、西川昌希が実際に八百長を行ったとされるレースの映像をご覧ください。
上記の動画は2レース紹介されており、どちらも2019年7月2日びわこで行われたレース。
まず、1レース目ですが、当時A2であった西川昌希は2号艇に配置され、1号艇にはトップレーサーの磯部選手が入っていますね。
1マークで差しにいかず、外を握った西川昌希の旋回はかなりぎこちなく、わざと差されようとしているのが分かります。
しかし、転覆艇が出ており、3着のまま2マークを回り転覆艇が出ているので着順が決したと思われたのですが、明らかに急減速。
最後は抜かれ4着という結果となりました。
続いては動画の2レース目です。
ここはイン戦となっており人気を背負っている番組で、27番人気までのすべての買い目に1号艇が絡んでいるオッズ構成でした。
1マークの旋回はやはりぎこちないものとなり、2号艇に差されますが、2番目という状況。
道中抜かれて抜いてを繰り返した結果、2着でゴールしました。
1レース目はかなり分かりやすいレースではあるものの、2レース目はかなり巧妙で、2着になるのことが絶対だったのでしょう。
腕前がなければできないと思います。
経緯
西川昌希が八百長に手を染めた経緯をご紹介します。
三重県出身の西川昌希は、両親が離婚後、暴力団「弘道会」幹部の親戚に育てられ、中学生のときにはスロットなどのギャンブルにおぼれていたそうです。
その後、たまたま知った競艇選手の試験に合格しレーサーの道を歩んでいくわけですが、ギャンブル癖は治らず多額の借金を背負っていたようです。その額は2億円以上。
競艇選手として稼ぐ額では首が回らなくなった西川昌希は、偶然再会した暴力団の親族「増川遵」と共謀しすることになります。
2016年2月に2人の間で交わされた会話はこちら。
増川:「競艇って当たらんな。なんでガチガチの1号艇が飛ぶんやろな。考えられんで。こんなん、飛ぶはずないのにな……」
文集オンライン
西川:「飛ぶのが分かってて張ったらおいしいわな」
増川:「それでも、ようけカネいるやろ。たとえば1を切ったらどうなる?」
西川:「1つ切れば、3連単の買い目は60点になる」
増川:「儲かるんかな」
西川:「さあ。でも俺の場合、イン(1コース)の勝率、9割あるで。飛んだらさすがに60倍はつくやろ」
増川:「そんなことをして、ばれんの?」
西川:「そりゃ、選手が認めやんだらばれへんわな」
増川:「たとえば、全部1万円ずつ60万円賭けるとする。その場合、どうやったらいい?」
西川:「ジュンちゃんの使ってるテレボートで大丈夫でしょ」
増川:「儲かったら、取り分はどうする?」
西川:「儲けが出たら半々でええよ」
増川:「いいのか?」
西川:「俺は見てのとおり、お金にだらしないところがあるで、カネを持ってても間違いなくギャンブルに消えてしまう。そのかわり、俺がカネに困ったときがあったら、ジュンちゃん、貸してくれ」
増川:「分かった」
こうして八百長が行われていくことになります。
八百長を行ったレースは18レース
先ほど西川昌希が八百長を行ったレースをご紹介しましたが、これだけではありません。
2019年1月22日から同年9月21日にかけて、合計18レースの八百長行為を行ったとされています。
そして、その八百長行為で共犯者から受け取った金額は3,425万円だったそうです。
これほど多くのレースで不正し、競艇ファンを裏切った行為は許されることではありません。
競艇の八百長は法律違反
八百長は立派な違法行為です。
西川昌希も「モーターボート競走法」という法律の法律違反で逮捕されました。
第七十二条
https://laws.e-gov.go.jp/law/326AC1000000242#Mp-Ch_7-At_72
競走の選手が、その競走に関して賄賂を収受し、又はこれを要求し、若しくは約束したときは、三年以下の懲役に処する。よつて不正の行為をし、又は相当の行為をしなかつたときは、五年以下の懲役に処する。
競艇競技の公平性を保つためにさまざま書かれている「モーターボート競走法」。
ちなみに、逮捕された西川昌希と共犯者の増川遵の判決内容は以下となります。
■西川昌希
懲役3年(執行猶予なし)、追徴金3,725万円
■増川遵
懲役3年(執行猶予5年)、罰金1,100万円
一つ重要なポイントですが、西川昌希は「モーターボート競走法」違反で逮捕されたわけですが、厳密にいうと「金銭のやり取りをした贈収賄」による逮捕。
つまり、故意に負けたことはまた別の話であり、これを取り締まる法律は存在しません。
ユーザーが置いてけぼりのように感じるのは私だけでしょうか。
八百長であっても当然舟券は返還されない
インに八百長を行い故意に負けた選手がいたとしても、舟券は返還されません。
いくら実力がある選手であっても100%勝つ保証はないので、当然と言えば当然ですね。
第十八条
https://laws.e-gov.go.jp/law/326AC1000000242#Mp-Ch_2-At_18
舟券(重勝式勝舟投票法に係るものを除く。次項及び第三項において同じ。)を発売した後、次の各号のいずれかに該当する事由が生じたときは、その投票は、無効とする。
一 出走すべきモーターボートがなくなり、又は一隻のみとなつたこと。
二 競走が成立しなかつたこと。
三 競走に勝舟がなかつたこと。
「モーターボート競走法」にはこう書かれており、競争が成立した時点で投票は有効。
いくら後で八百長が発覚したとしても投票は無効にはならず、損失となるのです。
西川昌希によって明るみになった競艇の八百長問題は、本人と関係者以外誰も得をしない、競艇の信頼を揺るがす大問題であると言えます。
競艇で八百長が起こる理由を考察
競艇の八百長は犯罪であるということはご紹介しました。
では、なぜこのような犯罪行為が起きてしまうのか、ということを考えなければなりません。
自分の人生を棒に振ってまで行う理由を、西川昌希の事件をもとにしながら考察してみます。
八百長を簡単にできてしまう競技
競艇は、八百長を行いやすい競技であることは間違いありません。
その一番の理由としては、1号艇が圧倒的に有利な競技であるためです。
西川昌希はA級に昇格して以降、ずっとA級をキープしA1でも活躍していきたトップレーサーでした。
SGにも出場したほどの選手ですから1号艇に入れば人気になるのは当然であり、多くの支持を集めるでしょう。
ですから、このイン戦が飛ぶだけで高配当が成立してしまう状況が起きてしまうのです。
言ってしまえば、起こしを少し遅らせてスタートが届かないだけで自然に八百長が成立してしまいますね。
バレにくく、こんな簡単に八百長ができてしまう公営競技は競艇だけではないでしょうか。
大金に目がくらむ
競艇選手がもらう一般戦の着順賞金は低い金額で以下のとおりです。
着順 | 予選 | 優勝戦 |
---|---|---|
1着 | 9万円 | 80万円 |
2着 | 6万7千円 | 52万円 |
3着 | 4万7千円 | 42万円 |
4着 | 0円 | 37万円 |
5着 | 0円 | 34万円 |
6着 | 0円 | 33万円 |
意外と低い金額だと思いませんか。
しかも、予選において4着以下に賞金はありません。
西川昌希は多額の借金を背負っており、この額の賞金では追い付かないでしょう。
そこで、八百長に手を染めることになるわけですが、賞金だけでは手に入らないような大金を手にしていきます。
西川昌希に限らず、借金を背負っている人間が「100万円やるからインを飛んでくれ」こんな言葉をかけられたら、理性が崩れることもあるのではないでしょうか。
反社会的勢力との関わり
西川昌希は、幼いころに両親が離婚し、暴力団幹部だった親戚に育てられていたと公表しており、反社会的勢力とのつながりも明るみになりました。
親族ではなくとも、さまざまな会合や紹介などで反社会的勢力の人間とつながってしまうケースもゼロとは言えません。
ましてや公営ギャンブルの選手となると、近づいてくる人間もいることでしょう。
実際、噂レベルではあるものの、つながりが疑われていた選手は何人も存在していました。
反社会的勢力とつながっていれば、八百長行為や儲け話が持ちかけられることも起こり得ると想像してしまいます。
共謀だけではなく、脅されて八百長をしてしまうというケースも考えられるのではないでしょうか。
過去に起きた競艇の八百長事件
八百長事件は、西川昌希だけではありません。
ここまで大きな事件は初めてですが、これまであった八百長事件を振り返ってみたいと思います。
国光秀雄元選手
当時SG優勝経験を持つトップレーサーだった国光秀雄元選手は、1988年4月に大村競艇場で行われた記念競走において、不正なプロペラ加工を行ったとした事件です。
規定より50g軽い不正なプロペラを加工し持ち込み、複数の選手に渡してレースが有利になるようにしたとされる内容。
実際にこの不正なプロペラを使用した選手は、1着を取っていたそうです。
のちに、使用した選手の内部告発により発覚し、計3人が逮捕される事件にまで発展。
国光秀雄元選手は競艇界から永久追放される処分となりました。
当時は「持ちペラ」制度ということもありこのような不正が行われたのですが、現在では不可能ですね。
八百長というよりかは不正行為ですが、八百長目的であったという声もありました。
平田忠則選手(現役)
現在もA1級で活躍する平田忠則選手ですが、過去に八百長を疑われた選手。
2004年1月、通信機能付き電子手帳を持ち込み奥さんとの連絡に使用したとして、1年間の出場停止処分を受けています。
調査した結果、八百長の形跡がなかったことが分かっていますが、ルールを破ったことは許されるものではありません。
佐々木海成元選手
現役選手の舟券購入は、八百長防止のため原則禁止されています。
当時B2級だった佐々木海成元選手は舟券を購入し、2024年2月19日に登録を抹消されたのです。
自身が故意に順位を操作したかどうか、真偽は定かではありませんし、ほかの選手の関与があったのかも、公開されていません。
しかし、舟券を購入し八百長を行った可能性も十分に考えられるべき行為です。
過去に八百長疑惑があった怪しい選手たち
彦坂郁雄元選手
多くのSGレースに出走し、「艇王」とも呼ばれた彦坂郁雄元選手。
1988年に私物の部品を持ち込んだとして、整備違反で1年間の出場停止を受けています。
その後、引退勧告を受け引退することとなりました。
森秋光元選手
2023年3月1日に引退した森秋光選手も、長年八百長を疑われていた選手の1人。
現役時代は黒い噂が絶えませんでした。
その理由は、インに配置されたレースで飛んだにも関わらずあまりにもオッズが安く、異常オッズが度々確認されていたのです。
西川昌希も「森秋光さんが八百長をしていたと告発する気はない」と発言していることから、八百長をしていた可能性は極めて高いようです。結局、真相は明らかにならないま引退してしまったので、闇にほうむられるかたちとなりました。
江崎一雄元選手
江崎一雄選手は、デビュー節で優出するなど才能と実力を兼ね備えたレーサー。
しかし、森秋光元選手と並んで常に黒い噂が付きまとう選手でもあり、八百長を行っていたのでは?と疑われていました。
イン戦で豪快に出遅れ格下の選手同士で決着したにも関わらず、オッズがどう見ても安過ぎるようなレースがいくつかあり、八百長を疑われたようです。
本人は否定を貫いたまま引退。こちらも真相は闇の中です。
中村亮太元選手
現役時代にはG1レースにも多く出場していた中村亮太選手も、異常オッズにより八百長を疑われていた選手。
そして、八百長とは別に、選手内のイジメ問題を暴露した選手。
逮捕された西川昌希がX(旧Twitter)で、中村亮太元選手についてこう書いていました。
10000人フォロワーありがとうございます
一言だけ…(あくまでも自論)
N選手の八百長は確定でしょう笑
競走会が野放しにしている意味がわかりませんが笑
内部資料で当確出してるのに何故世間に出さないのか?
みんなで予想してみよー
そして、中村亮太選手の引退が発覚後には、
某選手が引退したらしいね
まー自分で認めたって情報(書面)も俺に入って来てるし。
競走会も早い段階から分かってたんだから遅いくらいだな
どんな内容で公表するのか楽しみ。
この、「N選手」「某選手」は明らかに中村亮太元選手のことを指しており、八百長があったことを指摘しています。
もう怖いことがなにもない無双状態の西川昌希がこの発言をしていることから、八百長に加担していた可能性はかなり高いと言えるでしょう。
田頭実選手(現役)
いつもどんな状況でもスタートは攻めていくことでファンの多い田頭実選手。
そんな現役で活躍する人気選手も元妻、田頭律子さんの告発により八百長疑惑がありました。
田頭律子さんはX(旧Twitter)で以下のように投稿。
競走会に、田頭実の過去の不正を告発したのは私です。
証拠もあると伝えたのですが、競走会には取りあってもらえず、正式な聞き取り要請もありませんでした。
なにやら「現代ビジネス」に田頭実選手の不正を告発したようなのです。
これを受けモーターボート競走会の回答は、「不正疑惑は存在しない」ということ。
さらに、田頭実選手の娘さんが以下のようにX(旧Twitter)に投稿しました。
いつも父の事を応援してくださっている方々、有難うございます。
皆様、SNSの情報だけを鵜呑みにしない様にして頂ければと思います。
この文章が少しでも多くの方の目に止まりますように。
結局、元妻の告発が独り歩きし、八百長は疑惑のまま今に至ります。
藤原菜希選手(現役)
2020年2月20日尼崎競艇場で行われた9レースに、現在A1として現役で活躍している藤原菜希選手が出場しました。
先頭で周回していた最終2マーク、誰もが分かるような急減速をし最後の直線も減速したままゴール。
藤原菜希選手は故意に速度を落とし、八百長を疑われる走行をしたとして、1年間の出場停止処分を受けることとなりました。
ただ、このレースは5号艇の選手が周回中にエンストを起こし、「先頭選手がゴールしてから30秒以内にゴールしないと失格」というルールがあるため、その選手をかばった行為である可能性が高いと言われています。
本人からこのレースについての発言がないため真相は分かりませんが、故意の減速は八百長を疑われても仕方がない行為であることは間違いありません。
栗城匠選手(現役)
2021年5月31日の多摩川12レース、3号艇で出走した栗城匠選手は2周2マーク、とんでもない旋回をしてしまいます。
当時、G1を優勝したばかりの実力選手がするようなターンではなかったため、八百長の疑惑が浮上。
前後大きく離れた2番手を走っていましたが4着まで落ちるほどのターンは、疑われるのも無理はありません。
松下 一也選手(現役)
2023年3月2日に戸田競艇場で行われたレースで、2着争いをしていた松下一也選手が突然急減速。
結果、4着でゴールしたため八百長疑惑が浮上しました。
わざと着順を落としたのでは?
との声が上がっていましたが、これは明らかに周回誤認です。
八百長としてはあからさま過ぎるうえ異常投票の形跡もないため、協会も周回誤認により即刻帰郷、4カ月の出場停止の処分としました。
一線級で活躍する現役選手が、このような八百長を疑われる行為はやめていただきたいものです。
高幡四季選手(現役)
2023年4月15日平和島で行われた5レース、今も現役で活躍している高幡四季選手は1号艇で出走。
1マークを危なげなく旋回しトップを独走していましたが、問題は2周1マーク。
高幡四季選手と5号艇の塩崎桐加選手は急減速し、外を回るような旋回で順位が大きく入れ替わる事象がありました。
明らかに不自然な行動から八百長では?という声が上がったようです。
しかし、このレースは2号艇がフライングしており、この2選手は転覆したと勘違いし、転覆艇を探しながら減速して走行したと発表されました。
八百長ではなかったにせよ、これで着順が大きく変わるのは大問題だと思います。
なぜ八百長疑惑が尽きないのか
八百長行為は分からない
はっきり言って、ボートレースの八百長行為は分かりません。
風向、風速、モーター、潮などさまざまな要因が重なり合っている条件では、故意なのか、ミスなのかの判別が不可能だからです。
A級のインがドカ遅れをすることだってまれに見られるくらいですし、浮遊物を巻き込む可能性だってあるわけですからね。
分かりにくいから実行しやすいことは間違いありません。
現在も八百長は存在可能性が高い
競艇の八百長の存在が、西川昌希によってハッキリと世間に知れ渡りました。
疑惑であった八百長というものが完全に”クロ”となったのです。
西川昌希が競艇界からいなくなったことで、もう八百長はないのでは?と思うファンもおられるかもしれませんが、西川昌希の本にはこう書かれています。
「自分以外にも八百長をしている選手はいる」
八百長疑惑があった選手が相次いで引退していることは、この言葉を裏付けているようにも思えます。
そして、西川昌希と同世代の選手やほか数名と協力して八百長を行った記録が検察の調書で公開されているのです。
このことから、程度の問題は関係なく少なからず八百長は存在するのでは?と考えるのが自然でしょう。
お金に困っている人間は先のことを考えられず、八百長に手を染めてしまうということは十分考えられます。
運営側の対策と再発防止策について
競艇の運営を担う「一般財団法人日本モーターボート競走会」は、西川昌希の逮捕翌日に記者会見を開き「不正行為に対する再発防止策」を説明しました。
大きく挙げられた項目は7つ。
https://www.boatrace.jp/owsp/sp/site/news/2020/02/9734/
- 指導・研修会等の強化
- 倫理規定等の制定
- 管理・検査体制の強化
- 内部通報制度の導入
- 不正行為の監視体制の確立
- 褒賞懲戒規程等の厳罰化
- 競艇運営に関する内部監査の実施
電子機器の持ち込みの強化や教育、異常投票を検証する委員会の設置といったところです。
しかし、八百長をゼロにするのは不可能に近いものがあるのも事実。
今後このような八百長行為がないよう、競走会に期待したいと思います。
ファンは選手たちを信頼するしかない
選手たちには、多くのファンの投票があって成り立っていることを自覚して欲しいと思います。
ファンは選手を信じ、「この選手なら大丈夫」と選手を信頼し、一切八百長などはないと信じて投票しているわけですから。
このような事件があっても、私たちは選手を信頼し競走会に期待するしかないのです。
クリーンでフェアなボートレースを期待しています。
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日程 | 2024年12月18日 |
レース名 | 多摩川7⇒児島7R |
舟券 | 3連単コロガシ |
的中プラン | プラチナプラン |
的中金額 | 320,250円 |
12/16までの総的中率 | 90.6% |