雨が降った瞬間、競艇は“まったく別の競技”になる。
これは、長年競艇をしている方には常識なことかもしれません。
しかし、初心者の方や週末だけ舟券を購入している人にとっては、どういった違いが生じるのか把握しきれていないと思います。
簡単に言うと「晴れの日のセオリーが通じなくなる」ということ。
- モーターへの影響
- 出目や配当傾向
- 雨を得意としている選手
予想の組み立てに影響するこういった要因が雨天時にどう変化するのか、ここがとても重要ポイント。
本記事では、雨天時に起こる影響を中心に、雨天時の的中率を高めるポイントや出目や配当傾向、レースが中止になってしまうケースまで詳しく紹介していきます。

「雨は難しい」と感じている方も、最後までご覧いただければ「雨はチャンス」に変わるはずです。ぜひ舟券の参考にしてください。
知らないと100%損する!雨天時に起こる4つの影響

競艇では雨が降ることにより必ず起こる影響が4つあります。
- 影響① 雨天の場合視界が悪くなる
- 影響② 雨が強いほどモーターにも影響あり
- 影響③ ピット離れ→コース取りが乱れる
- 影響④ 雨天が得意な選手が台頭
これらの影響は私たちの収益に直結するものですから、知らないでレースに賭けてしまうと損をしてしまいます。
一つ一つ分かりやすく説明していきますので、必ず覚えておくようにしてください。
影響①:雨天の場合視界が悪くなる
雨の競艇でいちばん先に狂うのが「視覚」情報です。
ボートレーサーはヘルメットの着用が義務付けられており、雨が強くなるとヘルメットのシールドと呼ばれる透明の部分に雨がダイレクトに当たり、視界が当然悪くなります。
フライングスタート方式では、大時計が0を指した瞬間から1秒以内にスリットを通過できなければ失格(L)になり、0より先にスタートを切ってしまっても失格になる(F)競技です。
視界の悪化=スタート事故に直結するため、大時計の針を捉えづらくなる”雨”はかなり厄介な問題です。
ただ、水上で開催されるボートレースは元々水しぶきが常に当たるので、小雨くらいでは競艇選手は気にならないのではないか?と思われがちですが、ピット離れから道中争いまで常にシールドの視界が遮られている雨という状況は、当然判断が鈍ってしまいますね。
影響②:雨が強いほどモーターにも影響あり
ボートレースに使用するモーター(エンジン)は、ガソリンと空気によって爆発を起こし、そのエネルギーを利用して動力にしています。
雨が降ることで空気中の水分が増え酸素密度が下がり、キャブレターが理想空燃比を外して回転数が上がりません。
選手のコメントで「回転が上がらない」と一度は聞いたことはあるでしょう。これこそがまさにこの状態です。
「回転が上がらない」状態はプロペラの回転数に比例し、言い換えれば「プロペラがよく水をかかない」状態ということ。
簡単に言えば推進力が落ちる状態ですから、起こしから行き足の繋がりが重要なスローからであれば尚更劣勢になることは間違いありません。
当然レーサーもその日の天候でモーターのセッティングを行いますが、ベテラン選手と新人選手では当然整備力も違ってきますし、レース前に急激に天候が変わった際には対応ができないのです。
モーターのセッティングが運よく吉と出るレーサーもいれば、裏目にでてしまうレーサーもよく目にします。
モーターに関しては以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
影響③:ピット離れ→コース取りが乱れる
前述のとおり、雨が降ると「回転が上がらない」状態になるので、もろに「出足」に悪い影響を及ぼします。
そして、「出足が悪い=ピット離れが悪い」という悪循環の連鎖が発生するのです。
「チルトを跳ねる」という言葉を聞いたことがあるでしょう。
チルトとはボートにモーターを取り付ける角度のことですが、「跳ねる」というのは取り付ける角度を大きくし伸びを強くした状態を指します。
「チルトを跳ねる」と伸びは付きますが出足は犠牲になり、ピット離れはまともに出ません。
実際チルト3度が持ち味の菅章哉選手のピット離れを見てみてください。
ピット離れがまともに出ないので、大外6コースからスタートするのが定番です。
以下の記事はチルト3度がレースに与える影響について詳しく解説していますので参考にしてください。
このように出足が劣勢であればあるほどピット離れで遅れ、進入隊形が乱れることがよく見られます。
必ずスタート展示のピット離れを注視するようにしてください。
影響④:雨天が得意な選手が台頭
ボートレースは屋外で実施するモータースポーツで、全国24箇所のボートレース場で開催されています。
その24箇所のボートレース場では各レース場ごとに特性があり、一つとして同じ水面はありません。
波が高く荒れるレース場もあれば穏やかなレース場もあり、雨が多いレース場もあれば雨が少ないレース場もあります。
ここでお伝えしたいのは、「ある条件が得意な選手」が存在するということです。
荒れ水面を得意としている選手、3コースが得意な選手などと同様で、雨が得意な選手もいるのです。その詳細は後述の「雨天時に的中率を高める重要ポイント」で紹介しますが、晴天に比べ雨天の時は1着率が15%も上昇する選手もいるのです。
高配当獲得のチャンス!雨天時に的中率を高める4つの攻略ポイント

雨天時には、競艇場の波が荒れやすく視界も悪くなるため予想外の結果が起きやすい。
予想もしないような決着が多いということは思わぬ高配当を手にするチャンスでもあります。
筆者が雨天時の予想で重視している4つの重要ポイントについて詳しく紹介していきますので、予想の組み立てに参考にしてください。
ポイント① 雨巧者を軸にして予想をする
波巧者がいるように雨巧者もいることをご存じでしょうか?
彼らはその名の通り、晴天時よりも飛躍的に成績が上がり「雨は難しい」と思う選手が多い中、確定板に名を連ねる常連となっているのです。
今回は、当サイトが雨巧者と認める5選手を一覧にまとめてご紹介します。
平田さやか 選手

階級 | 1着率 晴→雨 | 2連対率 晴→雨 | 3連対率 晴→雨 |
---|---|---|---|
A2 | 21.0% → 38.7% | 39.6% → 54.8% | 62.7% → 80.6% |
参考元:BOAT RACE公式|平田さやか
女子戦屈指のスタート巧者の平田選手。
湿度が高い雨天でも時計に合わせやすく、握って回るより“差し”主体で滑らかに立ち上がるため舟足低下の影響を最小化。
A2ながら雨限定ならA1級の信頼度を誇ります。
徳増秀樹 選手

階級 | 1着率 晴→雨 | 2連対率 晴→雨 | 3連対率 晴→雨 |
---|---|---|---|
A1 | 25.1% → 36.4% | 49.5% → 69.7% | 61.6% → 78.8% |
参考元:BOAT RACE公式|徳増秀樹
伸び型モーターより回り足重視の調整を好むベテラン選手です。
雨で出足が鈍る日ほど「差し」「まくり差し」を多用し、1Mの横滑りを抑えて内を突くスタイルを好みます。
外寄りコースからでも3着圏内を外さない安定感が数字に直結しています。
中澤和志 選手

階級 | 1着率 晴→雨 | 2連対率 晴→雨 | 3連対率 晴→雨 |
---|---|---|---|
A1 | 28.0% → 36.1% | 47.1% → 66.7% | 63.8% → 83.3% |
参考元:BOAT RACE公式|中澤和志
珍しい“低回転寄りの全速ターン”を武器に、雨で回転数が上がりにくい状況でも失速しにくい特徴があります。
展示から回り足が目立つタイプで、雨水面の握りづらさを技量で相殺。
雨天時の3連対率は脅威の83%を誇る相手軸に最適な雨巧者といえます。
酒見峻介 選手

階級 | 1着率 晴→雨 | 2連対率 晴→雨 | 3連対率 晴→雨 |
---|---|---|---|
A2 | 15.4% → 23.7% | 41.3% → 57.9% | 58.0% → 78.9% |
参考元:BOAT RACE公式|酒見峻介
もともと若松の荒水面で育った選手。
酒見選手と言えば豪快なまくりを得意としていますが、雨水面ではペラ調整を小刻みに変え、低出速でもスムーズに回る「乗り心地」を最優先する傾向があります。
A2のためオッズ妙味が大きく高配当を狙える選手です。
毒島誠 選手

階級 | 1着率 晴→雨 | 2連対率 晴→雨 | 3連対率 晴→雨 |
---|---|---|---|
A1 | 35.3% → 53.3% | 53.6% → 63.3% | 71.0% → 76.7% |
参考元:BOAT RACE公式|毒島誠
G1・SGで何度も豪雨決戦を制した“レインマスター”。
本人もインタビューで「雨は得意」と公言するほどで、視界不良でも起こしの感覚が狂わないスタートの安定感が特徴です。
1号艇を引いた雨のレースは鉄板級ですが、かなりの実力選手なので配当妙味は薄いと言わざるを得ません。
ポイント② スタートのバラつきを推測して展開を読む
雨天時に起こる影響として”視界が悪くなる”ことは説明しましたが、視界が悪くなるということはスタートタイミングに非常に大きな影響をもたらすことになります。
競艇は1周1マークの展開がレース結果に直結する競技ですから、スタートタイミングが大きなカギになります。
ですから、雨の日は「誰がどれだけ遅れるか」を読むゲームになるのです。
と言ってもピンとこない人もいると思いますので、晴天時と雨天時を階級別に比較してみましょう。
級別 | 晴天平均ST | 雨天平均ST | 遅延幅 |
---|---|---|---|
A1 | 0.140 | 0.151 | +0.011 |
A2 | 0.154 | 0.165 | +0.011 |
B1 | 0.175 | 0.197 | +0.022 |
B2 | 0.188 | 0.218 | +0.030 |
参考元:ボートレース日和
雨天時の平均スタートタイミングは晴天時と比べ、どの階級の選手でも遅くなる傾向であることが分かります。
遅れるというよりも慎重になるというほうが正しいでしょうか。
A級選手の遅れは+0.01秒程度で踏みとどまっていますが、B1〜B2級は雨になると+0.02〜0.03秒まで遅れています。
そもそもの平均スタートタイミングに差があることに加え、この差がプラスされると明確なスタートタイミングの差が生じることになりますね。
- 雨天時3コースにB1選手、4コースにA2選手が入れば「カド攻め展開」。
- 逆に3コースにA2選手、4コースにB1選手が入れば「内側決着」。
こういったスタートタイミング差が生じればある程度の展開想定ができます。
もちろんあくまでも目安になりますが、選手個人の平均STや風向、競艇場などの要素を加えることにより精度は上がっていきます。
「誰がどれだけ遅れるか」を階級別遅延幅+平均STの掛け合わせで数値化し、内凹みか外伸びかを初手で判別しておくことが、展開を見極める最短ルートになるでしょう。
ポイント③ イン有利は揺らがず、展示タイムで“伸び”を要確認
雨であっても「イン逃げ」が基本であることは変わりません。
その理由は、物理的に最短距離を走れる優位性は天候で変わらないからです。
事実、全国24場の集計では1コース1着率は晴天54.3%に対し雨天55.4%とむしろ0.9%上昇しており、「雨でイン弱体化」は数字上は裏付けがありません。
さらに雨の日は風が弱いという傾向にあり、スタートが横一線になりがち。
この点は、コラムニスト桧村賢一氏も「雨の日は風が弱まり、結果として1コースが逃げやすい」と指摘しています。
6月は梅雨です。湿気がありモーターの回転は上がらないはずです。しかし、データでは1コース有利なのです。理由は風です。雨待ちや雨の日は風が止みます。スタートの修正が必要なくなるので、全員が安定したタイミングでスタートを決めてきます。横一線のスタートになるので、1コースが有利な展開が多くなります。「湿気はインの敵」といった先入観を持たない方が良いでしょう。
引用元:雨が降ったら1コースが逃げやすい
とはいえ、モーターの“伸び”が鈍ったイン艇は距離の利を活かせずあっさり叩かれます。
雨は湿度上昇で吸気効率が落ち、パワー差が露骨に表れるためです。
ここで参考になるのが展示タイム。
展示タイムは2マーク出口からバックストレッチ150mの最高速区間を計測するため、モーターの伸び足をほぼダイレクトに映します。
経験則では、同じレースで最速艇と0.05秒以上開いた1号艇は約0.4艇身遅い計算となり、雨天時の逃げ率が急落。
逆にトップ3以内に収まり、差が0.04秒以内なら雨でも7割近くのイン逃げを占めるというデータもあります。
数字が示す通り、「イン+展示タイム上位」こそ雨の鉄板条件であり、展示タイムでわずかでも遅れが見えたら迷わずセンター勢のまくり、まくり差しにシフトするのが良いでしょう。
ポイント④ 雨天でも当たる競艇予想サイトを利用する
これまで、筆者が雨天時に重視する重要ポイントを紹介してきましたが、こういった要素を取り入れて予想を組み立てなくても的中率を極限まで高める方法があります。
それは、競艇予想サイトを利用すること。
競艇予想サイトは、競艇の予想で生活しているプロ達が予想を提供しており、これまでの経験やデータに基づいた高精度のAIなどを利用して、高的中率の予想を公開しています。
有料版もありますが、無料で利用できるサイトのみを抜粋していますので、ぜひお気軽にお試しください。
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雨天時は荒れる?出目や配当の傾向を確認!
結論から言いますが「雨だからと言って荒れることはない」というのが当サイトの見解です。
「雨の日は荒れるから穴狙い」そんなイメージを持つユーザーは多いですが、実際のデータを見ると過度な期待は禁物。
雨と晴れそれぞれの傾向を探っていきましょう。
配当分布の差
雨天時と晴天時では配当にどういった差があるのでしょうか。
2022〜24年に全国24場で行われた約12万レースを天候別に集計しましたので、こちらの表をご覧ください。
配当帯 | 晴天 | 雨天 | 差 |
---|---|---|---|
〜999円 | 17.4% | 17.9% | +0.5 |
1,000〜4,999円 | 51.1% | 50.4% | -0.7 |
5,000〜9,999円 | 14.3% | 13.9% | -0.4 |
10,000円以上 | 17.0% | 17.6% | +0.5 |
参考元:ボートレース日和
万舟(3連単10,000円以上)の発生率は晴天17.0%、雨天17.6%でわずか+0.6%と天候だけでは万舟発生率に明確な差が出ていないことがわかります。
ですから“雨に対する思い込み”を一回リセットするべきでしょう。
その一番の要因としては、雨が降ることで全艇のエンジン出力が落ち、安全運転の意識が高まることだと考えられます。
コース別成績の差
次にコース別の1着率を見てみましょう。
今回は住之江競艇場で確認します。
コース | 晴天 | 雨天 | 差 |
---|---|---|---|
1コース | 60.5% | 60.4% | -0.1 |
2コース | 12.7% | 14.2% | +1.5 |
3コース | 11.3% | 10.4% | -0.9 |
4コース | 8.8% | 6.7% | -2.1 |
5コース | 5.1% | 6.7% | +1.6 |
6コース | 1.5% | 1.2% | -0.3 |
参考元:ボートレース日和
1コース1着率は晴天60.5%→雨天60.4%とほぼ横ばい。
一方で2コースは12.7%→14.2%へ微増し、差しが決まりやすい傾向が読み取れます。
出目傾向
最後に、”雨天だと出目傾向に変化はあるのか”に注目したいと思います。
こちらも住之江競艇場の過去データを参照し、雨天時と晴天時の出目トップ5を比較してみました。
順位 | 晴天(出現率) | 雨天(出現率) |
---|---|---|
1位 | 1-2-3(7.3%) | 1-2-3(8.7%) |
2位 | 1-3-2(6.0%) | 1-3-4(5.0%) |
3位 | 1-3-4(5.8%) | 1-2-4(8.7%) |
4位 | 1-2-4(5.4%) | 1-3-5(4.6%) |
5位 | 1-4-2(4.3%) | 1-3-2(4.6%) |
参考元:ボートレース日和
「1-2-3」の出目は不動の1位ですが、雨天だと更にこの出目の出現率が高まっていることが分かります。本命党の方は雨のほうがチャンスですね。
「1-3」系の3号艇が握ったパターンは出現率が下がっているので、旋回スピードが活きる晴天時とは明らかに傾向が変わっています。
これらのデータから分かることを挙げるとすれば、”雨の時は差し傾向になりやすい“ということ。
「1-2」「2-1」の折り返しが絶好の狙い目になるでしょう。
競艇は雨天でも決行!中止になる3つのケース
競艇で雨が降った場合は基本的に中止になることはありません。
そもそもが水上のモータースポーツでボートが巻き上げる水量は相当なものとなり、先頭を走っているボートレーサー以外はびしょ濡れになってしまうので、多少の雨くらいでは中止にならないのです。
ですがボートレース(競艇)が中止になるケース存在します。安全が確保できない時にはやはり人命が第一ですので、ボートレース場が中止と判断した場合のみレースは開催されません。1日全てのレースが中止になる場合もあれば、途中のレースから中止になる場合もあります。
それでは、ボートレースが中止になるケースはどのような時なのか紹介していきます。
中止①「台風の日や強風」

競艇が中止になるケースで最も多いのが、台風の日や強い風が吹き荒れる時です。現場にいる主催者が危険だと判断した場合にレースは中止になります。大雨でも風が無ければレースは開催される場合も多く、雨よりも強風で中止になることが多いです。だいたい風速10メートルで中止と判断されるケースが多いようです。
雷雲が発生して雷鳴が轟いているときも、選手に危険と判断した場合は出走時間を調整しています。ボートレーサーの安全確保はもちろんですが、仕事をしているボートレース場の職員や来場するお客さんの安全の為に中止するケースもあります。
台風などで中止になった場合は、開催地域のレースに賭けるか、普段はあまり時間をかけないような稼ぐための情報収集を「勝舟エクスプレス」を使ってしてみるなども良いでしょう。
プロ予想師の情報が無料で見られるサイトを「本物の優良競艇予想サイトを厳選!おすすめランキングBEST10」にまとめておいたので、見てみると競艇で稼ぐためのヒントになるかもしれません。
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中止②「大雪」

競馬では雪が降ると除雪などが必要になり中止になるケースが多いですが、競艇は水上なので雪が降っても積もらないのでレースは開催されます。ただ、大雪になった場合はボートレーサーのヘルメットに雪が付着し視界が極端に悪くなるので中止になるケースもあります。
後は強風の場合の降雪でも中止になる事があります。それと、滅多にありませんが水上が凍結して雪が積もり中止になったケースもあります。
中止③「機器が故障(落雷など)」

競艇が中止になるケースの一つとして機器の故障があります。調べたところ、各ボートレース場に必ず設置されているスタートを測る機器である「大時計」の故障でレースが中止になったケースが稀にありました。
大時計は非常用のバッテリー電源を備えていて、さらには予備の時計盤が裏側に用意されているので、万一の故障時にも対応できるようですが、それでも強い濃霧や集中豪雨、落雷などで大時計及び設置部分や外付けの機器が故障してしまう場合があります。選手の位置から大時計が視認できない天候の時にも中止になるので、ボートレースでは大時計の存在がかなり大きいといえますね。
一日中止ではなくレース開始を見合わせる場合も
台風などが迫っているのが分かっている場合は、前もって中止の判断ができるので一日中止になる事もありますが、基本は主催者はレースを開催したいので、途中からの中止や、レース開始を見合わせる場合のほうが多いです。
強風の場合でも雷の場合でも大雨の場合でも一時的な事も多いので、その場合はレース開始を見合わせて再開できる目処がたったら再開というケースもあります。
直近1年間の競艇場別荒天による中止順延回数
直近1年間の「荒天中止」「順延(6R以前での打ち切り)」日を集計し下の表にランキング形式でまとめました。
尚、集計期間は2024年7月13日~2025年7月12日です。
順位 | 競艇場 | 荒天による中止順延回数 |
---|---|---|
1 | 江戸川 | 28 |
2 | 津 若松 | 9 |
4 | 桐生 | 7 |
5 | びわこ 多摩川 蒲郡 常滑 鳴門 宮島 徳山 下関 | 3 |
13 | 唐津 丸亀 浜名湖 三国 戸田 | 2 |
18 | 芦屋 平和島 福岡 | 1 |
21 | 尼崎 住之江 児島 大村 | 0 |
最多は江戸川の16回。
6月だけで6日中止順延など、強風に弱い“川面水面”の特性が顕著です。
九州北部の若松、伊勢湾沿いの津、ナイター場の桐生が続き、冬〜梅雨前の風が強い時期に集中しているのが特徴です。
逆に住之江・児島・大村など瀬戸内の内海型コースは同期間で中止0回でした。
まとめ

ボートレース(競艇)は基本的に雨でも実施されますが、よっぽどの悪天候の場合は中止になる場合もあります。
そして雨天時にはレースが荒れて思わぬ高配当になる場合があり、雨の日はアツイ展開が期待できます。もし大穴で高配当を狙いたい場合は、雨を狙ってボートレース場に行くのも面白いかもしれませんね。
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2025年8月11日
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平和島4R⇒多摩川5R
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的中金額
1,186,800円
8/11までの総的中率
90.6%