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小林晋選手はどんな人だったの?基本情報と事故について詳しく紹介

小林晋 死因
競艇選手 男子

「小林晋選手はどんな人だったの?」

競艇を最近始めた人は、あまり知らないであろう小林晋選手。有名な選手だったため、ネットなどで過去のレースを見ていると小林晋選手を見かけますが、現在成績が記載されていないためどんな選手か気になりますよね。

小林晋選手は2022年前期時点でB1級に属しており、年齢も44歳だったため、これから最上級クラスのA1を期待されている有望選手でしたが、2022年1月12日に多摩川レースにて事故が起こり殉職されています。

本記事では、小林晋選手の年齢など基本情報を詳しく紹介していきます。

また「どんな事故だったの?」という人に向けて本記事では以下の内容を紹介しています。

  • 小林晋選手はどんな人だったの?基本情報を詳しく紹介
  • 小林晋選手が残した成績
  • 小林晋選手の転覆事故について原因と死因を解説
  • 痛ましい事故当時の反応を紹介
  • 競艇で転覆が発生した際のルール

本記事を読むことで小林晋選手について詳しく知るだけでなく、小林選手が帰らぬ人となった事故について詳しく知ることができます。また競艇で事故が起こった際のルールについても詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。


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この記事の監修者
後藤孝男
競艇予想サイトNAVI 運営責任者【北村 功平】
1978年 2月11日生まれ。一橋大学卒業。大学時代から競艇にハマり、そのまま好きが高じて某スポーツ新聞社に入社。競艇をはじめ、競馬や競輪関連の記事を長らく担当。生粋の競艇好きで、休みの日もビールを片手に全国の競艇場に姿を表す。競艇を愛して22年、彼以上の競艇知識を持つ人間にはほとんど出会えない。競艇予想サイトNAVIでは全体監修を担う大黒柱。

1:小林晋選手はどんな人だったの?基本情報を詳しく紹介

競艇を最近始めた人は、あまり知らないであろう小林晋選手。小林晋選手は2022年の1月12日まで競艇選手として活動していました。生まれは1997年の11月31日で出身地は東京都。

所属支部は東京支部、級は2022年前期時点でB1級。2011年には1度A2級まで上昇しましたが、その後はB1級とB2級を行き来している状態でした。

皆さんがイメージするスポーツ選手は、40歳を越えると引退を考える時期ですが、競艇選手は選手としての活動が長く、50歳、60歳になっても最上級クラスのA1級で活躍している選手は多数存在しています。そのため小林晋選手の年齢を考えると、これからさらに成績を伸ばしていくことが考えられました。

ですが小林晋選手は、2022年の1月12日ボートレース玉川の第6レースにて転覆事故に遭い、帰らぬ人となってしまいました。2021年から調子を上げていただけに、小林晋選手自身とても悔しい思いをされたと思います。小林晋選手の事故については本記事3章で詳しく解説していきます。

2:小林晋選手が残した成績

小林晋選手が競艇選手として初デビューを飾ったのは1999年11月10日の平和島競艇場でした。2000年3月には常滑競艇場で一般戦で初勝利。2003年12月、宮島競艇場で2着となり初優出を決めました。

その後2011年には競艇で最上級の実力を持つ選手が集まるA1の1つ下の級、A2まで上り詰めました。その後はB1級とB2級を行ったり来たりしている状態でした。

しかし2021年後期には4.5を超える勝率をマークしてB1になっており、小林晋選手もこれからさらに上を目指していたことが考えられます。最終的な通算は3325戦343勝、優出12回となっております。

3:小林晋選手の転覆事故について原因と死因を解説

小林晋選手は2022年1月12日の転覆事故で帰らぬ人となってしまいました。競艇は2022年11月時点、60年間の歴史の中で33件の死亡事故が起こっています。そんな中で起こってしまった小林晋選手事故の原因と死因に分けて解説していきます。

3-1:事故の原因

小林晋選手に起こった事故の原因は、このように記載されていました。

東京・多摩川ボート6号艇で出走した小林晋選手が、2周目バックストレッチを航走中に他艇と接触して転覆し、直後に後続艇と接触する事故に巻き込まれた。

この内容から、事故の原因は他の艇と接触し、転覆したことによるものだとわかります。接触して転覆するだけでしたらこのような事故にならないかったと思われますが、運悪く後続の艇が小林選手と接触しており、今回の事故に繋がってしまいました。巻き込んでしまった艇もですが、転覆した小林選手と接触してしまった艇の選手も大きなショックが残ったことでしょう。

3-2:小林晋選手の死因

今回の事故に巻き込まれてしまった小林晋選手の死因ですが、結論から伝えると公表されていません

ですがこれまであった競艇死亡事故を参考にしてみると、頭部への強い損傷によるものが多いです。小林晋選手が必ず該当するとは言い切れませんが、状況から察するに頭部等の生命に関わる部分が大きく損傷したことが亡くなった原因と考えられています。

4:痛ましい事故当時の反応を紹介

小林晋選手の死亡が発表されると、SNS上で多くの競艇ファンからコメントが寄せられました。本記事では抜粋して紹介していきます。

小林晋選手事故の反応は以下になります。

「江戸川などよく走ってくれていた小林晋選手がレース中の事故で殉職されました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。」

「小林晋選手は粘り強い選手で高配当を提供してくれる、そんな印象の選手でした。今年始まったばかりで走りを楽しみにしていたのですが非常に残念です。心よりご冥福をお祈り申し上げます。」

「自分が賭けた舟券の時だけドカ遅れしたり、人気背負ったレースで飛んだりなど相性が悪い選手でしたが直向きに頑張る姿を見ているとどこか憎めないそんな選手でした。死ぬことないじゃないか….」

といったコメントに溢れており愛されていたことがわかります。また発生している事故に関して

「ルール改正が必要」

「危険な走行をした選手には重い罰を設けるべき」

など競艇そのものに関する意見が寄せられています。今回の痛ましい事故、多くの要因があり発生してしまっていますが、このような事故は2度と発生してほしくないものです。

5:競艇で転覆が発生した際のルール

競艇では、水上で80kmものスピードを出すため転覆は珍しくありません。そのため競艇では明確なルールが制定されています。まずは観客に関わる舟券に関しです。結論から言うと転覆が発生した場合舟券は返却されません

転覆してしまったレーサーは降着になり、着順位で払い戻しが行われます。3着までに入った艇が不良航法や妨害失格となった場合にはその分着順位が繰り上げになります。他にも落水やエンストが起こった場合も返却はありません。しかし、スタート時のフライングや出遅れが発生した場合には舟件が返却されるので、払い戻し窓口に持っていきましょう。

次に転覆した選手のペナルティですが、選手自身の責任の場合10点マイナスされます。1節の間に2回転覆してしまうと即日帰郷となります。また他の艇の接触により転覆した場合、事故点は加算されません。しかし加害者の選手がいる場合でも被害を受けた選手に非があると認められれば事故点が加算されることもあります。

加害者として転覆を起こしてしまった場合は妨害失格となります。妨害しっかうは1節の間に3回起こすと即日帰郷となります。競艇は年々売り上げを上げていっていますが、同時にルールの見直しも考えられています。競艇ファンの方は、損をしないためにもルールの見直しに注目しておきましょう。

また参考記事①では、競艇のルールについて詳しく解説しています。参考記事②では払い戻しになる条件を詳しく解説しています。競艇のルールについて詳しく知りたい人はぜひご覧ください。

参考記事①:競艇初心者が覚えておくべきルールを3つの項目でわかりやすく紹介!
参考記事②:初心者でも分かる!競艇で舟券が返還となる条件とは|返還ルールと失敗しない受け取り方

まとめ

本記事では小林晋選手の基本情報から事故について解説しました。小林晋選手は成績、世間の反応を見ていても諦めずに努力されている素晴らしい選手だったことがわかります。その分今回起きてしまった事故は非常に残念でなりません。

予想できない事故とはいえ、このような大事故が今後起きないよう願います。


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