競艇の「握る」とは全速ターンを意味する！握りが得意な5名の現役選手

よく競艇であの「あの選手はよく握る」と言うような言葉を聞いたことがありませんか？

競艇における握るとは、ボートのスロットルレバーを握る(加速させる)という意味で、レースの順番で考えた時に主に4つのタイミングで使われる事が多いです。

1. スタートに向かう時
2. スタートのタイミングを合わせる時
3. ターンマークで全速ターンをする時
4. ターンから次のターンマークまで加速する

この4つの中で最も使われるのが、3番の「ターンマークで全速ターンをする時」です。

この記事では、スロットルレバーを握ったままターンをする理由についてや、よく握る選手から読み取れる予想の方法等について紹介していきます。

記事の内容を理解すれば、今日から人より一歩進んだ競艇予想を考える事ができるようになるでしょう。

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それではご覧ください。

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1：競艇の「よく握る＝全速ターン」が生まれた理由とは

競艇は直線で勝負が分かれる事はなく、第1ターンマークのターンで勝負が決まると言われています。

そのため、歴史上多くの選手が技術を磨き、いかに素早くターンマークを抜けるかという事に研究が重ねられてきました。

ターンマークに差し掛かった時に、多少減速しなければターンしきれなければ膨らんでしまいロスとなりますよね。

ですが、この歴史を塗り替えたのが、2o2o年に引退された「今村豊」選手が生み出した「全速ターン」です。

スロットルレバーを握ったまま一切スピードを落とさずにターンを行うことで、最後までレース結果が読めない熱いレースが増えました。

「全速ターン」は必須とも呼べる技術まで浸透し、現在では養成学校の授業で教えられるほどの結果に至ります。

▼今村選手が当時見せた驚愕のターン▼

2：アウトコースの選手が握る事でまくりが期待できる

スロットルレバーを握って全速ターンをすることで、3コース〜６コースの選手はまくりやすくなる事が期待できます。

どんな選手がこのレースで握る可能性があるのか、それは出走する選手の過去のデータを確認することが出来るようになります。

そんな時は「競艇日和」からそれぞれのそれぞれのレース結果を見てみましょう。

出典：ボートレース日和

ご覧の通り、このレースの出走表から4号艇の黒崎選手のデータを見ると、これまでまくりやまくり差しで1着となった結果が非常に多いのがお分かりいただけると思います。

この場合、積極的にスロットルレバーを握る事が予想できますね。

あくまで、これまでのデータから予想したものになりますので、実際のレース結果がどうなるのかまでは分からないでしょう！

＞＞競艇のまくり・まくり差しが期待出来る2つの状況｜まくりが強い選手BEST3

3：出走すれば期待大！握るのが得意な4名の現役選手

出走すれば熱いレースの期待ができる、握りが得意な選手を紹介していきましょう！

彼らは、何かしらの驚く実績を残している選手達です。

• ①：「濱野谷憲吾」選手
• ②：「毒島誠」選手
• ③：「桐生順平」選手
• ④：「石川諒」選手

スロットルレバーを握る彼らの詳細をご覧ください。

①：「濱野谷憲吾」選手

出典：BOATRACEオフィシャルウェブサイト

濱野谷憲吾は、有名な漫画「モンキーターン」の主人公のイメージモデルとしても有名な選手です。

操縦技術の高さはもちろんのこと、整備能力も上達し関東のエースと呼ばれています。

1. 級別：A1
2. 出走回数：150回
3. 勝率：7.44％
4. 2連対率：53.30％
5. 3連対率：71.33％

＞＞競艇レーサー濱野谷憲吾はモンキーターンの主人公のモデル！その実力や成績は？

集計期間：2022年11月1日〜2023年04月30日

②：「毒島誠」選手

出典：BOATRACEオフィシャルウェブサイト

毒島誠選手は「スーパーピット」と呼ばれるインコースの奪取テク、トップスピードによる「全速ツケマイ」と呼ばれる得意技を持つトップレーサーの1人です。

ツケマイとは高い操縦技術を求められる決まり手を得意としているので、出走するレースがあったら一度見てみると良いでしょう。

なんでも生涯獲得賞金金額が10億円を超えているとか。

1. 級別：A1
2. 出走回数：115回
3. 勝率：8.33％
4. 2連対率：67.80％
5. 3連対率：80.00％

＞＞競艇界の特定の選手にしかできない超絶テクニック「ツケマイ」。その驚異的な競艇の戦法に迫る！！

③：「桐生順平」選手

出典：BOATRACEオフィシャルウェブサイト

桐生順平選手の得意技は「ハイスピードターン」「鬼ターン」「神速ターン」などと呼ばれる特にターンにおける技術がトップクラスの選手です。

桐生選手のモンキーターンは神業とも言われ、スロットルレバーを握ることで超鋭角ハイスピードのターンを行うのです。

1. 級別：A1
2. 出走回数：115回
3. 勝率：7.73％
4. 2連対率：48.70％
5. 3連対率：71.30％

④：「石川諒」選手

出典：BOATRACEオフィシャルウェブサイト

石川諒選手は、まだ経歴の浅い選手ですが、ターン技術には目を見張るものがあります。

第1ターンマークでのターン時に転倒寸前の状態から振り戻し、差しを決めたという驚きの操縦技術を持っています。

1. 級別：B1
2. 出走回数：122回
3. 勝率：5.16％
4. 2連対率：33.60％
5. 3連対率：48.36％

4：分析が難しいと感じるなら競艇予想サイトがおすすめ

今回は、握る人の予想の仕方などについて紹介しましたが、実際は様々な要因が重なるため競艇の予想はとても難しいと思います。

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まとめ

スロットルレバーを握ったまま、ターンをすることで一気に差をつけることができる様になリます。

全速ターンは養成学校でも教わるひど重要な技術ですが、それでも全員ができるわけではありません。

しかもターン技術は今もそれぞれの選手が技術を磨いているので、過去のデータだけで予想を立てるのは難しいでしょう。

予想や分析が難しいのであれば今回紹介した競艇予想サイトの利用をおすすめします！