ボートレース桐生(桐生競艇場)は、全国24場の中で日本最北端に位置し、1年を通してナイター開催を行う群馬県みどり市にある競艇場です。
私も桐生競艇場には何度も足を運び、その特殊な水面や気象条件に驚かされてきました。
正直、桐生に行って舟券を購入していた最初の頃は「なぜこんなにインが飛ぶんだ?」と不思議に思ったことをよく覚えています。
実は桐生競艇場はイン逃げ(1コース一着率)が全国平均より低めで、代わりにダッシュ勢である4号艇・5号艇の活躍がかなり目立ちます。この特徴を知らずに痛い目を見た私は、それ以来「桐生競艇場で勝つには桐生ならではの特徴を掴むことが不可欠」だと痛感しました。
そこで本記事では、桐生競艇場の特徴や傾向を”私の体験談”を交えつつ徹底解説し、さらに桐生でプラス収支を目指すための予想のコツを紹介します。
初心者の方にも分かりやすいよう噛み砕いて説明しますので、ぜひ最後までお付き合いください。
- 07/24-07/29 第22回スカッとさわやか杯
- 08/02-08/07 第47回デイリースポーツ杯
- 08/11-08/16 第59回報知新聞社杯 お盆レース
桐生競艇場の出目とデータ傾向
桐生競艇場の勝敗を左右するのは、選手の技量だけではありません。
コース全体の水面傾向や風の影響、さらには決まり手別勝率といった“数字”を押さえることが、舟券的中への近道です。
ここでは、2025年上半期までに蓄積された最新データを徹底解析。
多角的な視点で桐生競艇場の攻略ポイントを紹介します。これらのデータを舟券予想にぜひお役立てください。
桐生は外枠を狙え!コース別成績
コース | 出走数 | 勝率 | 1着率 | 2連対率 | 3連対率 |
---|---|---|---|---|---|
1 コース | 2280 | 7.66 | 51.5 % | 69.9% | 78.6% |
2 コース | 2274 | 5.39 | 12.6 % | 37.1% | 54.8% |
3 コース | 2274 | 5.37 | 13.3% | 33.9% | 55.8% |
4 コース | 2281 | 4.96 | 13.6% | 28.8% | 48.3% |
5 コース | 2277 | 4.48 | 7.0% | 22.0% | 41.5% |
6 コース | 2252 | 3.16 | 2.0% | 8.8% | 22.2% |
桐生競艇場では、全場平均「イン逃げ」と言われる1コースの1着率が54%前後なのに対し、桐生では51.5%にとどまりかなり低い数値です。
センター勢のまくりや差しを警戒した乗り手の慎重なスタートが要因と考えられます。
また、5コースの1着率は全国平均の約5.8%を上回る7.0%、4コースに至っては13.6%と全国平均の11.0%を上回る数字です。

捲りや差しが決まりやすい水面特性から、中・外枠が存分に活躍できる桐生ならではのレース展開がコース別成績から分かります。
急上昇中の注目モーターは30号機!モーター成績TOP5
番号 | 出走数 | 勝率 | 1着率 | 2連対率 | 3連対率 |
---|---|---|---|---|---|
52 | 122 | 6.10 | 27.0% | 46.7% | 63.9% |
30 | 119 | 6.28 | 25.2% | 50.4% | 65.5% |
55 | 115 | 5.92 | 24.3% | 41.7% | 63.4% |
20 | 126 | 6.06 | 29.3% | 46.8% | 62.7% |
51 | 116 | 5.91 | 20.6% | 41.3% | 62.9% |
桐生競艇場で使用されるモーターの中で、最も勝率が高かったのは30号機の6.28。
以下52号機(6.10)、20号機(6.06)、55号機(5.92)、51号機(5.91)がそれに続く、これらが桐生競艇場の上位モーターです。
特に推したい2機は52号機と30号機です。
52号機は元々桐生のエースモーターであり、最も多い優出数を誇っています。
一方30号機は52号機を抜いた現エースモーターで、抜群の行き足から伸びを武器に桐生水面の特徴とバッチリはまっている印象です。
着外率が最も低く、安定感重視のレース運びで乗り手を選ばないモーターとして現在大注目されているモーターです。
もちろん、これからの調整で台頭するモーターも出てくるかもしれませんが、現段階でこの2機にA級レーサーが乗っている場合などは積極的に狙っていきたいところですね。
モーターだけじゃない!ボート成績TOP5
番号 | 出走数 | 勝率 | 1着率 | 2連対率 | 3連対率 |
---|---|---|---|---|---|
67 | 135 | 6.23 | 23.7% | 49.6% | 65.9% |
30 | 131 | 5.85 | 25.9% | 43.5% | 60.3% |
72 | 133 | 5.59 | 18.8% | 37.5% | 59.4% |
24 | 131 | 5.74 | 19.0% | 38.1% | 59.5% |
46 | 135 | 5.78 | 18.5% | 39.2% | 59.2% |
あまり注目されないボートですが、一応押さえておきましょう。
艇の安定性や乗りやすさなどに多少影響してくる程度で、モーターとの組み合わせで大きく数値が変わるボートの数値。
あくまでも参考程度ですね。
外枠の絡みが目立つ!出目ランキング
順位 | 出目 | 回数 | 割合 | 平均配当 |
---|---|---|---|---|
1 | 1 – 2 – 3 | 145 | 6.3 % | 1,330 円 |
2 | 1 – 2 – 4 | 120 | 5.2 % | 1,564 円 |
3 | 1 – 3 – 2 | 103 | 4.5 % | 1,508 円 |
4 | 1 – 3 – 4 | 89 | 3.9 % | 1,782 円 |
5 | 1 – 2 – 5 | 82 | 3.6 % | 2,178 円 |
6 | 1 – 3 – 5 | 70 | 3.1 % | 2,031 円 |
7 | 1 – 4 – 2 | 61 | 2.7 % | 1,770 円 |
8 | 1 – 5 – 3 | 60 | 2.6 % | 3,466 円 |
9 | 1 – 4 – 3 | 56 | 2.4 % | 2,579 円 |
9 | 1 – 4 – 5 | 56 | 2.4 % | 3,021 円 |
桐生の決まり手上位は「1–2–3」「1–2–4」「1–3–2」といった“内枠決着”。これら3パターンで全体の約16%を占めています。
平均配当は内枠決着であっても比較的高めとなっており、イン逃げ率が低い数値と相関していることが要因。他場と比べても、本命~中穴の決まり手構成割合が高いのが特徴的です。
注目したいのはやはり4・5号艇の絡みでしょう。
「2-1」という目がトップ10に入らずインから4・5号艇の絡みが上位にきていることからも、いかにこの2枠が強いかというのが出目にも表れていますね。
高配当を狙うならこの組み合わせ!万舟出目ランキング
順位 | 出目 | 回数 | 割合 | 平均配当 |
---|---|---|---|---|
1 | 4 – 5 – 3 | 22 | 1.0 % | 13,949 円 |
1 | 2 – 1 – 6 | 22 | 1.0 % | 10,078 円 |
3 | 3 – 2 – 5 | 17 | 0.7 % | 12,636 円 |
4 | 3 – 5 – 4 | 14 | 0.6 % | 14,383 円 |
5 | 4 – 6 – 2 | 13 | 0.6 % | 30,038 円 |
5 | 4 – 2 – 6 | 13 | 0.6 % | 16,750 円 |
5 | 3 – 5 – 6 | 13 | 0.6 % | 22,244 円 |
8 | 5 – 6 – 4 | 8 | 0.3 % | 29,499 円 |
9 | 5 – 2 – 4 | 7 | 0.3 % | 50,270 円 |
9 | 6 – 2 – 1 | 7 | 0.3 % | 50,717 円 |
万舟級の決着は全体の1%前後と希少ながら、その瞬間の爆発力は随一。
「4–5–3」(平均約14,000円)、「2–1–6」(平均約10,000円)、「3–5–4」(平均約14,000円)などが上位にランクインしています。
意外と「スジ舟券」でありながら配当がかなり付いているのを見ると、スジから3着を全流しすることで美味しい万舟券がゲットできるかもしれませんね。
配当狙いで大勝負に出るなら、これらの組み合わせを押さえつつ、3連単フォーメーションで手広く流すのが賢い買い方です。
桐生競艇場の特徴まとめ!水面・気象・コース傾向のポイント

桐生競艇場で勝負するなら、まずはこの競艇場の特徴を押さえる必要があります。
私自身、何度も通った経験から「桐生は特殊だ!」と感じたポイントを、データとともに整理してご紹介します。
淡水により重量級より軽量級が有利
群馬県みどり市の阿左美沼を利用した桐生競艇場の水面はいわゆるプール型で、水質は淡水です。
淡水は海水と違って塩分が無いため浮力が小さく、水質が「硬い」と言われています。
実際走ってるレースを見ると艇が跳ねている光景が目につき、選手いわく「乗り心地が難しい」とコメントするほど艇を抑えるのに苦労するのがこの淡水の性質と言えます。
私が桐生を訪れた際も、淡水特有のバシャバシャした波音が印象にあるほどです。
いかに舟を前に進めるか、ロスなくターンができるかが重要になる競艇ですから、周回展示でターン時に安定している艇を見極めることが非常に重要になってきます。
YouTubeに展示の見方について詳しく解説されている動画がありましたので参考にしてください。
また、淡水の特徴として「浮力が小さい」ことが挙げられ、体重の重い選手には不利に働きやすいでしょう。逆に言えば体重の軽い選手や女子選手にとっては有利になります。

私の知人のボートレーサー(60kg超)も「桐生は艇が沈み込む感じがして伸びない」と話していました。
迷ったときは同じ実力なら軽い選手を上位に評価する。
水質が淡水である桐生競艇場のセオリーと言って良いかもしれませんね。
【標高124mの高知】低気圧によりエンジン出足が鈍くなる
桐生競艇場は「標高の高さ」に一番特徴があると言っても良いかもしれません。
海抜124mは全国24場で一番高く、その影響で必然的に気圧も低くなります。
気圧が低いことは競艇にどう影響するのかという点が気になるポイントですが、空気が薄くエンジンに十分な酸素が送り込めないため、モーターの回転が上がりにくく出足(加速力)が弱くなるという現象になってしまうのです。

出足が弱いとスタートの加速やターン後の立ち上がりで不利になり、1コースのイン逃げや2コース差しが決まりにくくなる傾向になりますね。
この出足への影響はスタートや道中争いに影響するだけではなく、ピット離れにも影響します。
桐生はピット(待機行動エリア)から2マークまでの距離が165mと全国で3番目に長く、待機行動中に助走距離が十分取れるため進入で前付け(コース奪取)が起きやすい。
低気圧で出足がないモーターだとピット離れでも後手を踏み、コースを奪われるケースも桐生ではよく見る光景ですね。

桐生では「エンジン出足が悪い=進入もスタートも苦しい」と覚えておきましょう。
以下の記事では「モーター」について詳しく解説していますので、理解を深めたい方はぜひご覧ください。
寒暖差によりエンジン性能の差が出やすい
桐生競艇場は1年を通してナイター開催(開催時間15:00~20:30前後)で行われます。内陸の盆地ゆえに日中と夜間の気温差が大きいことも特徴だと言えます。
夕方から夜にかけて気温がスッと下がり湿度も上がるため、モーターにかなりの影響を及ぼします。
昼間の1走目は普通に動いていたモーターが、夜の2レース目になると「回りすぎて調整を失敗した」ということもしばしばです。

私の経験をお話ししますと、ある晴天日の第12R(20時頃)で、昼間に4コースから快勝した選手が夜のイン戦では伸び負け惨敗する姿を見て唖然としました。
こういった経験と桐生の傾向を踏まえた上で分かったことですが、晴れた日のナイター後半は特に2回走りの選手(1日2走する選手)の機力変化には警戒する必要があります。
1走目と2走目が全く違う挙動になることもありますから、印象をそのまま持ち込み予想を組み立てるのは非常に危険です。
逆に雨や曇りの日は気温差が小さいので前走の調子がそのまま活きやすいですね。
この気温差攻略には地元である群馬支部の選手が慣れていることから、節の初日などは地元勢の調整力にメリットがあると言えるでしょう。

迷ったら「群馬支部」の選手を軸にするのも一つの手ですね。
冬〜春は「赤城おろし」により水面が荒れやすい
桐生競艇場の名物と言ってよいのが「赤城おろし」。決して食べ物ではありません。
冬場から春先にかけて赤城山から吹き下ろす風のことを指します。
この「赤城おろし」はとても強い風となっていて、その影響で水面がかなり荒れます。
私が2月に現地観戦した日はまさに赤城おろし直撃で、風速6~8mというコンディションで水面もかなり波打っており、終日安定板を使用してレースが行われていましたね。
こういった状況下では選手本来の実力が発揮しにくくなりますから、一気に予想難易度も上がってしまいます。
こういう日は「選手の技量より水面相性」が結果を左右しがちなので要注意。
実際その日も、全国トップクラスのA1選手がインから遅れて敗れ、波巧者の選手が3コースからまくり切る波乱も起こっていたのです。
一方、夏場は風が穏やかで水面も静かな日が多く、「まくり」が決まりやすい傾向があります。いわゆるスピードターンが効く夏の桐生はセンター・アウト勢にもチャンス十分です。
つまり、「風速強⇒荒れ水面巧者」「風弱⇒実力重視もセンターアウト勢で波乱あり」と覚えておきましょう。
桐生は季節によってレース傾向がガラッと変わるので、天気予報と風向き・風速は必ず確認するようにしましょう。
「風」がどのようにレースに影響するか詳しく知りたい方は以下の記事で紹介しています。
枠なり進入率がかなり低い

桐生競艇上は、高地に位置している出足への影響に加えて、ピットから2マークの距離が長いこともあり、進入隊形に乱れが生じやすい特徴もあります。
以下の表は桐生競艇場のコース別進入率です。
枠 | 1コース | 2コース | 3コース | 4コース | 5コース | 6コース |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 96.6% | 3.1% | 0.1% | 0% | 0% | 0% |
2 | 1.3% | 88.8% | 8.6% | 0.6 % | 0% | 0.5% |
3 | 0.8% | 3.6% | 86.6% | 7.1% | 1.1% | 0.5% |
4 | 0.6% | 1.0% | 3.1% | 84.8% | 7.5% | 2.8% |
5 | 0.1% | 1.5% | 0.6% | 5.5% | 78.1% | 14.0% |
6 | 0.3% | 2.0% | 0.8% | 2.0% | 13.3% | 81.5% |
表から分かる通り進入はかなり流動的であることが分かると思います。
特に外枠の5・6枠は80%付近の枠なり進入率ですから、20%は何らかの枠の入れ替わりが生じることになりますね。
この「枠なり進入率」は全国平均と比較してもかなり低くなっており、4~6号艇による前付けも頻繁に発生します。
私も桐生に通い始めた頃、「あれ、5コースの選手が2コース奪っちゃった!」という進入隊形の乱れを何度も目撃しました。
この進入の乱れによりコースの取り返しが起こることもしばしば見られ、すんなり枠なりとはいかず、抵抗しあって深イン・深ダッシュになるケースもあります。進入が深くなるとインの勝率は下がるので、展示のピット離れやコース取りは必ずチェックしましょう。
展示航走でスムーズにピット離れした艇は本番でもコースを主張しやすいですし、逆に展示からモタついた艇は本番でもコースを奪われる恐れがあります。
桐生では「枠番=本番コース」ではないことを肝に銘じ、進入予想にも気を配る必要があります。
4・5コースからのまくり差しが決まりやすい
桐生はイン1コースの1着率が約52%と全国平均を大きく下回り、「絶対的なイン天国」ではありません
重要なことなので繰り返しお伝えしますが、注目すべきは4、5コースです。まずは、内側が強い徳山競艇場と比較した以下の表を見ていただきましょう。
コース | 桐生 1着率 | 徳山 1着率 | 差 |
---|---|---|---|
4 コース | 13.6% | 8.0% | +5.6% |
5 コース | 7.0% | 4.4% | +2.6% |
その差は歴然です。
4、5コースの1着率を比較してみましたが、4コースは5%以上もの開きがあることが分かりますね。
実際直近数年のデータでも4号艇1着率ランキングが全国2~6位、5号艇も3~5位と毎年上位を占めています。

私自身、桐生で何度も高配当をもたらしてくれたパターンが「4号艇まくり→5号艇差し」の決着でした。
このパターンはいわゆる「スジ舟券の4-56」(4コース頭で2着に5か6)とも呼ばれる形で、4号艇が攻めると相乗効果で5号艇も連に絡みやすい。
この「45-45の折り返し」は桐生攻略のキモであり、絶対に頭に入れておくべき買い目ですね。
以上の傾向から、桐生の舟券は「本命党も穴党にもチャンス」と言えるでしょう。
実際、直近1年間の桐生の3連単平均配当は約7,750円で全国5位と高めで、イン鉄板決着もあれば万舟もポンポン飛び出す配当バランス型の競艇場です。
「桐生はイン過信禁物、4・5コースの一発常にあり」これを覚えておくだけでも予想の精度がグッと上がりますよ。
12月〜2月のモーター勝率は参考にできない
桐生競艇場のモーター入れ替え時期は毎年12月。最近では2024年12月31日付で新モーターに切り替わりました。
新モーター導入直後である12~2月の期間は、各機の勝率や2連率のデータがあまり当てになりません。
なぜなら、卸したて直後で使われていない節もあることや、A1、B2などの乗り手による数値に偏りがあるためです。ですから、”数字だけ”を見てモーター良し悪しの判断は難しい時期になります。

私も昔、このモーター入れ替えのタイミングを知らずに2連率の数字だけを信じて「このエンジンかなり良さそう」と思い買ったら、全く良いところがなく外した経験がありました。
ですから、モーター入れ替え直後は蓄積データがないため、選手の調整力や展示タイムを優先して判断するのがコツですね。
一方、交換から数ヶ月経った3月以降になればモーターの素性も見えてきます。
モーター2連率40%以上なら「中堅上位モーター」、30%未満なら「下位モーター」といった目安も活用できます。
桐生競艇場公式サイトで直近のモーター成績や記者の機力評価(◎○△)も公開されているので要チェックです。
「半周」「まわり足」「直線」のオリジナル展示データがある
前述の機力評価のほかにも、桐生公式サイトではオリジナル展示データも公開しています。
通常の展示タイムに加え「半周」「まわり足」「直線」の各タイムが公表されます。これらはモーター性能を具体的に数値化したもので、予想の強力な味方です。
スリットを切ってから最初の1マーク(ホームストレッチ側のターンマーク)への到達手前までのスピードや出足を含めた総合的な力の参考になります。
ターン回りの鋭さ・操作性(艇の安定感や返しの速さ)を示し、コンパクトに回れていればタイムが速くなります。
ターン立ち上がり後の最高速度(モーターの伸び足)を把握でき、伸びの良いモーターはここで有利になります。
例えば、1号艇の半周タイムが全艇中トップであれば、総合的なモーターの力感に不安はなくイン逃げの期待大と判断できるでしょう。
逆に直線タイムが悪いと伸び不足でスタート後に伸び負けする恐れがあり、その場合は外のまくりを警戒するなど一定の判断ができます。

数字が物語るモーター気配は意外と侮れず、各タイムが優秀だった艇がきっちり連に絡むケースも多い印象です。
モーターについて詳しく知りたい方は以下の記事をチェックしてください。
ナイター開催はスタートタイミングが難しい
桐生競艇場は先述の通り、通年ナイター開催です。
当然、水面を照らすように照明設備が完備されていますが、やはり昼間と比べると夜間は視界が若干悪くなると言われています。
選手のコメントなどを見ると「ナイターはスタートの見極めが難しい」と話す選手もいます。
この視界の悪さに加えて、気温・気圧・湿度変化という桐生独自の難しい要素も加わりますから尚更ですね。
そのぶんモーターの性能差や選手の調整力が結果に出やすいとも言えますから、調整に慣れている地元選手やベテラン選手の信頼度も上がるでしょう。
チルト角度は要チェック!勝負気配に注目
また桐生競艇場の水面特性と切り離せないのがチルト角度。
チルトとはモーターの艇の取り付け角度で、数値を上げれば直線の伸びが良くなり、下げれば安定して回りやすくなります。
チルトって何?と詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
標高が高く出足が弱くなりがちの桐生競艇場では、選手によっては敢えてチルトを跳ねて(プラスにして)スタート勝負に出るケースがあります。
チルトを跳ねて伸び型に仕上げた選手で、注目すべきは外枠勢。特に4・5号艇です。
気圧の影響でスタートが甘くなるスロー勢に対して、チルトを+1.0度以上に跳ねたダッシュ勢は一気にまくり勝負にいくケースもよく見られるのです。
展示で「あ、この選手はチルト跳ねてきたな」と分かれば、まくり狙いのサイン。高配当ゲットのチャンスと言えます。
私は展示情報でチルトの数値も確認し、外枠ダッシュ勢で極端に跳ねている選手がいれば「攻める気満々だな」と舟券戦略に織り込むようにしています。
狙いが絞りやすい鉄板レースがある
桐生では一般戦・G3開催時に1日3本の企画レースが組まれています。
具体的には
- 第6R「ドラドキ目玉」
- 第7R「ドラドキ3」
- 第8R「ドラドキ5」
の3レースがこの企画レースに該当します。
この企画レースの3つは、いずれも1号艇にA級選手を割り当てた番組構成となっており、ボートレース場側が「お客様に当てやすいレースを提供しよう」という狙いがあります。
中でも桐生6Rの「ドラドキ目玉」は1号艇のみA級で他は全員B級という番組構成なので、実力断然の1号艇がイン逃げ濃厚な鉄板レースになりやすい。
初心者の方や本命党の方は積極的に1号艇の頭固定で狙っていけるレースと言ってよいでしょう。
とはいえオッズは低めになりがちなので、点数を絞って利益を出す工夫が必要です。
企画レースは「安いが当てやすい」というというレースですから無理な穴狙いや多点買いは控え、素直に予想を組み立てるのがセオリーです。
桐生競艇場で勝つための予想のコツ【原田の体験談を伝授】

桐生競艇場ならではの水面特徴やコース特性を理解したところで、実際の予想(舟券購入)では何に気を付ければ良いのでしょうか。
桐生競艇場で安定した的中率と回収率を実現するには、当地ならではの水面特性と展示データをどう読み解いていくかがカギになります。
ここからは私自身の実戦経験をもとに、桐生で舟券戦略を組み立てる際に押さえるべきポイントを紹介します。
イン信頼は危険!4号艇・5号艇の一発を常に警戒する
桐生では4コース・5コースの1着率が全国平均を大きく上回り、イン逃げ率は全国平均より低い数値であることはこれまでご説明したとおりです。
この過去の傾向から分かることは「イン逃げの信頼しすぎは禁物」ということ。
他場では鉄板級の1号艇でも、桐生ではまくられてしまうことが頻出。

実際に私も最初の頃は他場と同じような狙い方で「1号艇の逃げ」を軸にしていましたが、不的中を重ねて苦い思いをしたことがありました。
その反省からデータ解析を重ね見えてきたことは、4号艇にスタート力のある選手やチルトを跳ねた(上げた)勝負気配の高い選手の番組では、「4–56」「45–45」などアウト軸から狙うということです。イン逃げではないということもあり配当妙味も十分です。
2コース差しも届かず3着止まりになることが多いため、2号艇の過信も禁物。
桐生では「1号艇だけでなく4・5号艇にも本命級の評価を与える」スタンスが大切です。
展示タイム・直前情報をフル活用する
桐生攻略の要は、展示航走にあります。
- スタート展示でスムーズに加速出来ているのか
- 内枠(スロー勢)と外枠(ダッシュ勢)の加速感の比較
- オリジナル展示タイムデータで舟足の特徴を把握する
レース展開に大きく影響するこれら3つの要素は確認必須。
直線での加速が鈍い艇は本番でも伸び負けしやすいこともあったり、展示タイムやオリジナル展示データを確認することで展開を予想していくことも可能。
これらを見ずして予想を組み立てることは出来ないと言って良いかもしれませんね。
数値を総合すれば「どの艇が出足型or伸び型か」も見えてきますし、それがコース適性と合っているかも判断材料になります。
ちなみに展示タイムの見方は以下の記事で解説しています。
私の桐生攻略舟券として重視するポイントを挙げるとするならば、公式サイトで公開されるオリジナル展示タイムです。
この中の「半周タイム」に注目し、1号艇と他艇を比較し最速タイムをマークしていれば1号艇を迷わず軸に据えるようにしています。
この狙い方は「イン逃げを軸にする上で信頼できるデータは何だろうか?」という疑問からデータを検証していった結論で、逆に「半周タイム」が出ていない1号艇は例えA1選手であっても軸にしません。
それほど、”イン逃げ”と”半周タイム”は相関性が高いということが分かっています。

直前データを駆使して客観的に舟券作戦を立てるのが、桐生攻略の近道です。
直前情報ではピット離れも要チェック
さらに桐生ではピット離れも展開の鍵を握ります。
展示航走でピット離れがスムーズだった選手は本番で1個でも内側に入る可能性もあり、進入が動けば予想の組み立ても一変するので、展示航走ではピット離れから要チェックする必要があります。
例えば6号艇にA1選手がいる番組構成で、ピット離れで1個内側に入って5コース進入になった場合を想像してみてください。
A1選手ほどの実力であれば、5コース進入と6コースで進入では2連対率、3連対率も大幅に違いますよね。
「6コースはさすがに遠いか」と舟券から外していた場合や3着までと予想した展開が大きく崩れるでしょう。
ですから、私は展示航走のピット離れは必ず確認し、「もし○号艇が前付けしたら…」というシミュレーションを必ずするようにしています。
季節によってレース傾向に変化あり
桐生競艇場は季節によってレース傾向が大きく変わります。
冬から春にかけては、西風による追い風でインコースが有利になります。
特に12月~4月は1号艇の逃げ率が高く、「1-2」や「1-3」の二連単を中心に「1=2」のワイドも併せて押さえるのが堅実。
水温が上がる春先には南風が吹き始め、2コース差しが決まりやすくなるため、「2-1」「2-3」の差し決着や三連単で「2-1-3」「2-3-1」といった2コース軸も積極的に狙いたいところです。
一転、梅雨明け以降の夏はほぼ無風でアウト艇のまくり・まくり差しが効きやすくなります。
展示タイム上位の4・5号艇を軸に一発狙い、「4−15-全」「45−45-全」など流し買いがかなり有効的です。
また、秋は風向が頻繁に変わるためイン・アウトの両軸がおすすめです。
「14−14−全」や「14−全−14」などの三連単フォーメーションで展開を拾っていく必要があります。
一年間を通して言えることですが、強風時はスタートが慎重になる傾向にあるため、イン逃げ重視の買い目に絞ると安心です。
季節だけではなく時間帯によってもレース傾向が変わる
時間帯では、日没前(明るい時間)と日没後(暗くなってから)でレース展開が大きく変わると言われます。
これは暗くなることで選手の視界が悪くなったり、気温の急激な変化がスタートやモーター性能に大きく影響しているのが要因です。
桐生では日没後のレースになるとイン1着率が5~10%ほど上昇するデータもありますし、私の経験上からも、後半レースはイン逃げ決着が増えると感じています。
したがって「日没前までは波乱含み、日没後は本命寄り」と時間によって重視する枠を変えていくのも有効だと思います。
例えば「弱風+明るい時間+A1級が4号艇」なら、遠慮なくその4号艇頭を買う…という具合に、気象条件と時間帯を考慮して狙い目コースを柔軟に変えることが桐生では求められます。
モーター勝率データを鵜呑みにしすぎない
モーターの2連対率や勝率などの数字は予想を組み立てるうえで重要な要素と言えますが、桐生では時期によってその信頼度が変わります。
モーター交換直後(12~2月)はまだまだデータが不十分であり、乗り手でかなりの数字の振れ幅がありますから信用度はかなり低めです。数字が信頼できないのでこの時期に私が重視するのは展示の動きと選手コメント。
実際に乗ってみた選手の生の声や、展示航走の伸び、出足などは必ず確認すべきです。
逆に交換から時間が経った3~11月は、2連率などの数字が成熟してくるのである程度参考になります。
ただし一概に「2連率○%だから買い」と受け入れるのは危険で、他艇との相対比較が大事です。

私の見方ですが、同じくらいの勝率エンジンが揃っている番組であれば、桐生の調整に慣れている地元選手を重視したり、突出した勝率機があるなら素直に信頼度を上げるなど、状況によって判断していますね。
桐生は気温差の影響で「1走目良かったが2走目はイマイチ」ということも起こる水面なので、「データは参考程度、最終判断は直前気配で」というのが私の考え方です。
スタート隊形の読みと進入予想に気を配る
前述のように、出足の影響やコースレイアウト上、桐生競艇場は進入争いが活発。
一艇の前付けで隊形がガラリと変わりますしレース展開が全く違うものになるため、スタート展示でのコース動向は特に気を付けなければいけません。
イン屋と言われる前付け選手にしてみればこの上ない競艇場ですから、「誰がどのコースを狙いそうか」をシミュレーションすることは必ずするようにしましょう。
具体的には、出走表を見て前付けしそうな選手(過去の枠番別進入データをみると判断可能)をチェックします。さらに展示リプレイ動画などでピット離れの比較もするようにします。

私の経験上、展示航走の時点で少しでも動きがあれば、「本番も同じ進入になる」と考えて予想を組み立てています(もちろん絶対ではないですが過去データから)。
桐生は進入が読みにくいというデメリットがある分オッズも割れやすく、進入からの展開予想さえで出来れば高配当もゲットできます。
推測要素が多い分、的中したときの喜びとリターンは他場では味わえません。
まさに桐生競艇場の醍醐味ですね。
本日の桐生競艇場無料コンピューター予想
本日開催レースの当サイト独自の無料コンピューター予想です。券種は三連単のみですが、是非参考にしてください。
桐生 競艇予想 (2025-08-04)
レース | 時間 | 予想 |
---|---|---|
1 R | 15:18 | 6-1-3, 6-1-2 |
2 R | 15:41 | 6-5-4, 6-5-1 |
3 R | 16:06 | 6-1-2, 6-1-3 |
4 R | 16:29 | 3-1-2, 3-1-5 |
5 R | 17:01 | 3-2-6, 3-2-4 |
6 R | 17:29 | 1-3-2, 1-3-6 |
7 R | 17:56 | 3-4-1, 3-4-6 |
8 R | 18:31 | 5-4-1, 5-4-2 |
9 R | 18:57 | 5-2-6, 5-2-3 |
10 R | 19:22 | 3-1-4, 3-1-6 |
11 R | 19:56 | 1-5-2, 1-5-3 |
12 R | 20:33 | 1-3-5, 1-3-6 |

当サイトのコンピューター予想は毎日更新しています。
的中率も高いので明日も見にきてください。
桐生競艇場の基本情報

桐生競艇場は、群馬県内でも歴史と実績を誇る競艇場として、地元のファンをはじめ多くの方にに親しまれています。
本章では、初めて桐生競艇場を訪れる方でもスムーズにたどりつけるよう、所在地や問い合わせ先、公式サイトといった基本情報のほか、公共交通機関・お車での行き方を詳しくご紹介します。
事前にアクセスをチェックして、当日は無理なく快適にレース観戦を楽しんでください。
会場情報
桐生競艇場の基本情報は以下のとおりです。
郵便番号 | 〒379-2311 |
---|---|
住所 | 群馬県みどり市笠懸町阿左美2887 |
電話番号 | 0277-76-2411 |
アクセス | ・JR岩宿駅より無料巡回バス運行 ・東武新桐生駅より往路無料タクシー運行 |
PC版公式サイト | http://www.kiryu-kyotei.com/ |
スマホ版公式サイト | http://www.kiryu-kyotei.com/sp/ |
支部 | 群馬支部 |
所有者 | みどり市 |
外向け発売所 | ドラ・ショップ |
場外発売場 | ボートピアなんぶ(青森県三戸郡南部町) ミニボートピア福島(福島県福島市) ミニボートピア津幡(石川県河北郡津幡町) ボートピア梅田(大阪府大阪市北区) |
開場 | 1956年(昭和31年)11月8日 |
場内には1階から3階まで、観戦スタイルに合わせた様々な席が用意されています。
1階自由席:コースに最も近く、レースの臨場感をダイレクトに味わえるエリア。テーブル付きのボックスシートもあり、グループ観戦に最適です。
2階指定席:指定席エリアにはリクライニングチェアを完備し、ゆったりと腰を据えて観戦できます。また、各席にはオッズ表示モニターが設置されており、席でゆっくり予想を組み立てられます。
3階スカイテラス席:屋根付きの広々としたテラス席。晴れた日は日光と風を感じながら、夕暮れのナイター観戦も格別です。ペアシートやカップルシートもあり、デート利用にも人気があります。
施設内おすすめスポット
桐生競艇場はボートレースを観戦できる楽しみがあるのはもちろんですが、私がおすすめしたい桐生競艇場を楽しむスポットを紹介します。
阿左美食堂(あざみしょくどう)
場内一番人気のフードブースです。
桐生名物“ソースカツ丼”と、レース場限定メニューの“ドラキリュウカレー”が看板飯。ボリューム満点なので夜遅くてもパワーチャージできます。
私は桐生競艇場に行ったら必ず”ソースカツ丼”を食べるのが定番です。
KIRYU Kids Park
ナイターでも遊べる屋内キッズスペース。滑り台やクッション遊具が充実し、家族連れでも安心です。
パパママが交代で観戦しながら子どもと遊べるのが非常に好評です。
アクセス情報
桐生競艇場の立地から来場する人は近郊の方が多く車でのアクセスが一般的で、駐車場は多くの台数が駐車可能です。
電車で来場する場合は岩宿駅で降車し、無料巡回バスを利用するのがおすすめです。
電車
阿左美(東武桐生線)
改札を出て左へ一本道を進めば徒歩15分で到着します。駅前にタクシー常駐は少ないため歩く前提で。
岩宿(JR両毛線)
JR桐生駅から4分、こちらも徒歩15分。場内まで3分ほどの無料巡回バスが朝8:57の初便から30~60分間隔で運行され(最終は20:47場内発)、ナイター観戦後の帰路に便利です。
新桐生(東武桐生線)
特急〈リョウもう〉到着に合わせ、開催日のみ往路限定の無料タクシーを随時運行。ナイター時は14:00頃~第6R締切までが目安です(GⅠ開催時は増便あり)。復路は競艇場発の無料バスか駅前タクシーを利用してください。
車・バイク
北関東道「太田桐生IC」または「太田藪塚IC」から国道50号経由で約15分。
道順は大きな案内板が続くので迷いにくいです。
駐車場 は場内外に点在し計約1600台が無料。大型開催(SG・GⅠ)は開門前から埋まりやすいので早着推奨。バイク・自転車は東ゲート横の専用スペースへ。
桐生競艇場についてのよくある質問
- Q桐生競艇場の入場料は?
- A
桐生競艇場の入場料は一般的に100円です。
有料指定席や特別観覧席を利用する場合は、入場料の他に席に応じた利用料が必要になります。料金は500円と安い席から8,000円の個室も用意されているので利用目的に合わせた席を選べます。
- Q桐生競艇場は何コースが強いですか?
- A
桐生競艇場は1コースの勝率が全場平均よりやや低く、4・5コースが強いのが特徴。
特に4コースのまくり、5コースのまくり差しが決まりやすく”穴狙い”に最適です。
逆に2コースは全体的に劣勢気味の成績となっているので、桐生では評価を下げても良いでしょう。
直前情報やオリジナル展示タイムをチェックし、展開を読むのが桐生の重要ポイントです。
- Q桐生競艇場当日のレース情報はどこで確認できる?
- A
当日のレース結果や出走表は、場内に設置された電光掲示板および大型モニターでリアルタイムに閲覧できます。
さらに、ボートレース桐生の公式ウェブサイトではライブ配信ページが用意されており、スマートフォンやパソコンから映像を見ながら投票することも可能です。また、テレボートを利用すれば、出走表の確認から投票までワンストップで行えます。
- Q桐生競艇場の初心者向けの観戦ポイントは?
- A
初めて桐生競艇場を訪れる方には、ピット側にある水面近くの席がおすすめです。エンジンの迫力ある音や、選手たちのスタート準備の様子を間近で体感できます。
また、家族連れやグループでゆったり観戦したい場合は、屋上に設置されたグループ席が便利です。さらに、特定日にはタレントやプロ解説者によるガイド付き観戦イベントが開催されるため、レースの見どころや予想のコツを解説してもらいながら楽しむことができます。
- Q桐生競艇場施設内の飲食・お土産は?
- A
場内には各レストランが設置されており、桐生名物「ソースカツ丼」をはじめ、唐揚げ弁当やうどん、カレーなどの定番メニューを提供しており、レースの合間にしっかりと食事を楽しめます。
売店コーナーには焼きそばやたこ焼き、季節限定のソフトクリームなど気軽につまめる軽食が並び、レース観戦のお供に最適です。
お土産ショップではボートレース桐生のオリジナルキャップやTシャツをはじめ、地元・桐生の銘菓なども取り扱っているため、旅行の一部として行くのもよいですね。
- Q桐生競艇場の駐車場やバイク・自転車置場はある?料金は?
- A
桐生競艇場には自家用車用の駐車スペースが約1,600台分あり、いずれも無料で利用できます。満車となった場合は近隣の臨時駐車場が開設され、シャトルバスで会場までアクセス可能です。
バイクや自転車は指定の駐輪場に無料で停められ、入口からも近いため手軽に来場できます。
- Q桐生競艇場の入場料は障がい者・ベビーカー連れでも安心?
- A
場内はバリアフリー設計が施されており、正面入口にはスロープが設置されています。
館内には車椅子対応トイレが複数あり、管理棟2階には授乳室とベビールームが整備されているため、乳幼児連れの方も安心してご利用いただけます。おむつ交換台も常備されていますので、小さなお子様連れでも快適に過ごせます。
- Q桐生競艇場の雨天時の観戦はどうなる?中止の基準は?
- A
桐生競艇場では小雨であればレースを決行しますが、強風や雷、酷暑など気象条件が「荒天」と判断された場合にはレースが中止または順延となります。
中止や再開の情報は場内アナウンスのほか、公式サイトにも随時掲載されますので、来場前に必ず情報をチェックしてください。
- Q桐生競艇場の予想ポイントは?
- A
桐生競艇場では静水面が特徴のため、選手の技量やスタートのタイミングが結果に直結しやすい傾向があります。
予想を立てる際は出場選手のこれまでの成績やモーターの整備状況を確認し、地元選手の地の利を考慮すると的中率が高まります。モーター評価は公式サイトで公開されていますので、購入前にしっかりチェックすることをおすすめします。