ボートレース(競艇)は基本的には雨天決行です。雨が降っても雪が降っても実施されます。
そもそもが水上のモータースポーツでボートが巻き上げる水量は相当なものとなり、先頭を走っているボートレーサー以外はびしょ濡れになってしまうので、多少の雨くらいでは中止にならないのです。

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目次
競艇は基本雨天でも行われます。競艇が中止になるケースは?
もちろんボートレース(競艇)が中止になるケースもあります。安全が確保できない時にはやはり人命が第一ですので、ボートレース場が中止と判断した場合はレースは開催されません。1日全てのレースが中止になる場合もあれば、途中のレースから中止になる場合もあります。それでは、ボートレースが中止になるケースはどのような場合の時なのか調査していきます。
競艇が中止になるケースその①「台風の日や強風」
競艇が中止になるケースで最も多いのが、台風の日や強い風が吹き荒れる時です。現場にいる主催者が危険だと判断した場合にレースは中止になります。大雨でも風が無ければレースは開催される場合も多く、雨よりも強風で中止になることが多いです。だいたい風速10メートルで中止と判断されるケースが多いようです。雷雲が発生して雷鳴が轟いているときも、選手に危険と判断した場合は出走時間を調整しています。ボートレーサーの安全確保はもちろんですが、仕事をしているボートレース場の職員や来場するお客さんの安全の為に中止するケースもあります。
競艇が中止になるケースその②「大雪」
競馬では雪が降ると除雪などが必要になり中止になるケースが多いですが、競艇は水上なので雪が降っても積もらないのでレースは開催されます。ただ、大雪になった場合はボートレーサーのヘルメットに雪が付着し視界が極端に悪くなるので中止になるケースもあります。後は強風の場合の降雪でも中止になる事があります。それと、滅多にありませんが水上が凍結して雪が積もり中止になったケースもあります。
競艇が中止になるケースその③「機器が故障(落雷など)」
競艇が中止になるケースの一つとして機器の故障があります。調べたところ、各ボートレース場に必ず設置されているスタートを測る機器である「大時計」の故障でレースが中止になったケースが稀にありました。大時計は非常用のバッテリー電源を備えていて、さらには予備の時計盤が裏側に用意されているので、万一の故障時にも対応できるようですが、それでも強い濃霧や集中豪雨、落雷などで大時計及び設置部分や外付けの機器が故障してしまう場合はあるようですね。選手の位置から大時計が視認できない天候の時にも中止になるので、大時計の存在はボートレースではかなり大きいといえますね。
一日中止ではなくレース開始を見合わせる場合も
台風などが迫っているのが分かっている場合は、前もって中止の判断ができるので一日中止になる事もありますが、基本は主催者はレースを開催したいので、途中からの中止や、レース開始を見合わせる場合のほうが多いです。強風の場合でも雷の場合でも大雨の場合でも一時的な事も多いので、その場合はレース開始を見合わせて再開できる目処がたったら再開というケースもあります。
雨天の日は高配当が狙える?
ボートレース(競艇)はインに進入した艇が圧倒的に有利で勝率が良いですが、雨の日はボートの命ともいえるエンジンモーターの熱効率が落ちてスタート時の速度が落ちる為に、荒れるレースが多くなる傾向にあります。大穴の高配当を狙いたいのであれば、雨風の強いい日を狙ってボートレース場に足を運ぶのも面白いですね。ただ、あまりにも風が強くなると中止になることもあるので要注意です。
競艇だけでなく、屋外で行われる公営ギャンブルは「悪天候で荒れる」
ボートレース(競艇)だけではなく、屋外で行われる公営ギャンブルの競馬やオートレースは悪天候で荒れると言われています。通常の人が車やバイクや自転車で雨が降った時に運転が慎重になるのは当然の事で、ボートにしろ馬にしろ自転車にしろ悪天候の時はスピードが遅くなったり反射神経がにぶったりします。これは当然の事ですね。その為に悪天候時はレースが荒れて思わぬ高配当が出やすくなります。
雨天の場合視界が悪くなる
ボートレーサーはヘルメットの着用が義務付けられており、雨が強くなるとヘルメットのシールドと呼ばれる透明の部分に雨がダイレクトに当たり、視界が当然悪くなります。ただ、水上で開催されるボートレースは元々水しぶきが常に当たるので、小雨くらいでは競艇選手は気にならないのではないか?と思われがちですが、基本的に水しぶきを浴びるのは1マークの攻防の際であり、レースのピット離れの時から視界が悪いという状況とは根本的に違います。
雨が強いほどモーターにも影響あり
ボートレースに使用するモーター(エンジン)は、ガソリンと空気によって爆発を起こし、そのエネルギーを利用して動力にしています。空気と燃料の比率が変わることで、同じエンジンであっても発揮できるパフォーマンスが変わってきます。つまり、雨が降ることで湿度が上がり、空気の密度も下がります。その為にエンジンの出力にも影響を及ぼしてしまいます。当然レーサーもその日の天候でモーターのセッティングを行いますが、ベテラン選手と新人選手では違ってきますし、レース前に急激に天候が変わった際には対応ができないのです。モーターのセッティングが運よく吉と出るレーサーもいれば、裏目になってしまうレーサーもいます。
急な天候の変化ではチルトの調整が無意味に?!
ボートにモーターを取り付ける角度をチルトと呼び、角度を調整する部品をチルトアジャスターといいます。取り付け角度が小さいほど出足が強くなり、逆に角度が大きくなるほど伸びが良くなると言われています。選手は作戦によってチルトの調整をしますが、急な天候の変化や慣れない悪天候ではせっかくの調整も無意味になってしまうどころか、逆効果になる場合があります。
雨が多い地域出身の選手ほど有利
ボートレースは屋外で実施するモータースポーツです。全国24箇所のボートレース場で開催されています。その24箇所のボートレース場では各レース場ごとに特性があり、一つとして同じ水面はありません。波が高く荒れるレース場もあれば穏やかなレース場もあります。そして雨が多いレース場もあれば雨が少ないレース場もあります。雨が多いレース場の支部の選手は、雨が少ないレース場の支部の選手に比べると、雨に対しての経験値が圧倒的に多いので有利になります。
結局は経験則になってきますので、ベテランのレーサーのほうが新人レーサーよりもコンディションに左右されずに勝負することができます。またSG級の選手では雨などの悪天候にも左右されずに勝率が高いです。
雨天を狙って競艇場に行く人も
雨天を狙ってボートレース場(競艇場)に行くメリットとしては、第一にあげられるのは雨の日のほうがお客さんが少なく、まったりゆっくりと観戦が出来るという事です。ボートレース場では室内観戦も当然できますし、駅から送迎バスが出ていますので、雨には殆ど濡れずに向かうことができます。
また、前述している通りレースが晴れの日よりも荒れますので、大穴の高配当の期待も持てます。レースを見ている分にはいつもよりもハラハラした展開を楽しむことができます。
まとめ
ボートレース(競艇)は基本的に雨でも雪でも実施されますが、よっぽどの悪天候の場合は中止になる場合もあります。
そして雨天時にはレースが荒れて思わぬ高配当になる場合があり、雨の日はアツイ展開が期待できます。
もし大穴で高配当を狙いたい場合は、雨を狙ってボートレース場に行くのも面白いかもしれませんね。