広島県で生まれ、消防士の堅い職業の父親を持つ家庭で育ち、三人の姉弟を持ちながら、粘り強さと、末っ子の負けず嫌い精神を強く持つ競艇選手です。
競艇選手 向井田直弥(むかいだ なおや)ってどんな選手!?
競艇に関しても、競艇の関係者との話し合いを大切にし、情報収集を個人で細かく分析しながら競艇ができる、頭の回転が早い選手だと思います。
競艇界では姉弟3人がボートレーサーと、とても珍しい家族の向井田直弥選手は、末っ子ながらも家族の事をよく考え、賞金をたくさん稼いで親孝行をしたいと考える、とても優しい選手でもあります。
向井田直弥選手の趣味や目標について
競艇選手になったきっかけは、「迫力に魅了され、憧れをもった」と本人は回答しています。
水上を大きなエンジンの音と、高速で駆け抜ける姿を見て、若き青年の心を掴んでしまったんだと思います。
ボートレーサーとしての目標は、「有名な選手になること」と断言しており、末っ子として家族の事や、競艇選手として上位に意気込みは、すごい高いです。
スポーツの経験は、学生時代からソフトボール、野球、テニス、バレーボールをしていました。スポーツが好きで、子供のころから運動神経と反射神経に恵まれているんでしょうね。
趣味について、「ドライブ」と語っています。
競艇場内を走る事とは別に、走る事が好きで、気分転換にドライブをしながら色々な事を考える事で、イメージトレーニングに一貫になると答えています。
好きな食べ物については、「湯豆腐」と予想外の答えの記事がありました。
競艇選手は体重の変化など、常に体の事に気を使う職業です。その中でも、湯豆腐が好きという向井田直弥選手は減量なども「今は、あまり大変ではない」と言っておりました。
休日などは、家族サービスとジムで筋トレを行い、体幹トレーニングにも力を注いでいるそうです。
生年月日や選手情報について
広島県出身で、広島支部所属の競艇選手です。1990年9月29日生まれで、現在2019年3月では28歳になります。
登録番号4683で109期の級別はB1級の選手です。3姉弟の中でも一番先に競艇選手になっています。この向井田直弥選手は競艇界に進む事で、3姉弟の歴史はスタートします。
身長171cm、48kgの選手で細身の選手だと思います。
個別の成績について
集計期間:2018/05/01-2018/10/31
勝率4.34
2連対率27.00%
3連対率41.89%
出走回数74回
優出回数0回
優勝回数0回
平均スタートタイミング0.17
フライング回数1回
出遅れ回数(選手責任)0回
能力指数43
1着14.9%(11回)
2着12.2%(9回)
3着14.9%(11回)
4着10.8%(8回)
5着13.5%(10回)
6着28.4%(21回)
過去の成績の観点から見ると、2011年11月22日宮島競艇場の中国醸造杯で初出場を果たし、その後、2012年8月7日に同じく宮島競艇場にて第42回スポーツニッポン杯にて初優勝を飾ります。2012年から優勝や優出の経験はまだありません。
初優勝の8月7日から12日まで開催された6日間の第42回スポーツニッポン杯では、デビュー2期目の地元広島の向井田直弥選手が、通算98走目で初勝利を挙げました。
2回走りの初日前半、第4レース(進入固定)に6号艇で出場した向井田選手は、6コースから0.06のトップスタート、内側5艇を一気にまくるかに思えましたが、突進してくる1号艇の内を冷静にまくり差し、バックストレッチではわずか1艇身リードで2号艇との先頭争いになりました。
軽量を生かし伸びて1周2マークを先マイし、後続の競り合いもあって ここで独走となり、そのまま先頭でのゴールとなりました。
この配当金は二連単で26番人気となる13650円、三連単では78番人気となる71690円でした。
なお、この節において予選6戦3連対でデビュー初の準優進出(4着)を果たし、最終日前半戦において早くも2勝目を挙げています。
まだ若く、経験の浅い選手ですが、旋回の技術とまくり差しの技術向上で勝敗が別れて来ると思います。
競艇選手の向井田直弥の奥さんは?
奥様も競艇選手の、瀧川 千依 (タキカワ チヨリ) 選手です。
1995年12月1日生まれ(2019年3月現在)23歳の若い奥様です。
身長155cm、体重44kg、B型の小柄の女性です。
埼玉出身のことから、そのまま埼玉支部に所属しています。
登録期116期で、級別は同じくB1級の選手です。
瀧川千依選手が競艇選手になったきっかけ
親戚に「負けず嫌いや、チャレンジ精神があるのを生かしたら?」と言われて。最初はやるわけないじゃんと思っていたけど、いざ進学となったときに、普通じゃつまんないかなと思ってボートレーサーの試験受けたのがきっかけです。
ボートレーサーを目指す前に目標にしてたのは、英語の先生か体育の先生との事です。
ご両親はの反応は、滝川の父はレースでの事故を見たことがあって、反対していたんですけど、母が「やってみれば」と言ってくれて全面サポートしてくれました。
今では両親ともに、応援してくれているそうです。
確かに、父親からしたら、危険が伴い怪我をするような職業に、娘が就くと言ったら反対するのは納得します。しかし、娘の熱意に押され、寛大な心で娘を応援できるのは立派なご両親だと思います。
結婚と出産について
2018年の7月30日に入籍されました。そして、その際に奥様は子供も授かり産休に入っています。
今年の2019年2月14日に、無事男の子を出産しています。
奥様は出産後も復帰するために、産休後の事を考えているようです。その時にボートレースの魅力を語っています。
「ギャンブルのイメージが強いけど距離を置かずに見てもらいたいです。
選手は見えないところでも、頑張っているのをレースで出している。
そういうところを見てほしい。まずは賭けなくてもいいので、レースを見に来てください。」と熱いコメントを残し、競艇界を盛り上げていこうという思いは、ママになっても健在です。
向井田直弥選手の姉弟について
姉弟全員がボートレーサーをしている事でも有名な向井田姉弟です。3歳上に向井田真紀選手(登録番号4784)で、2つ上に向井田祐紀選手(4811)です。二人兄弟でボートレーサーというのは割といますが、三人姉弟でボートレーサーというのは、競艇界にはもう一組しかいません。
もう一組は、後藤翔之、後藤隼之、後藤美翼の後藤兄妹です。こちらも向井田姉弟と一緒で、男二人に女一人という組み合わせになっています。姉弟対決とか面白そうですよね。偶数艇が向井田姉弟で奇数艇が後藤兄妹とかで対決してもらいたいものです。
姉の向井田真紀選手について
向井田真紀は1987年10月8日生まれで、2019年現在で31歳の年齢です。身長は157センチのA型で広島県出身で広島支部に所属しています。
広島という事で、根っからの広島カープファンで生粋のカープ女子でもあります。ちなみに向井田真紀のツイッターのアイコンは、広島カープのマスコットキャラクター「スラィリー」との2ショット画像になっています。好きなカープの選手は小窪哲也選手と今村猛選手だそうです。
趣味は、野球観戦(広島カープ)やライブに行くこと、後はショッピングや旅行や映画鑑賞も好きという事で多趣味な方と言えますね。
好きな食べ物は蕎麦、トマト、枝豆、カレーライス、お好み焼きで、嫌いな食べ物はグリーンピースとレーズンだそうです。枝豆は好きなのにグリーンピースは駄目なんですね。
広島出身という事も踏まえても、「カープ女子」とは驚きました。競艇選手との両立が非常に面白いと思います。
競艇選手になったきかっけは弟
向井田真紀がボートレーサーになろうとしたきっかけは、「弟の卒業記念競走を見て感銘を受けたためです」とインタビューで答えています。実は向井田三姉弟は、一番下の向井田直弥選手が先にボートレーサーのやまと学校に入学しています。その弟が卒業記念競争で走る姿を見て、ボートレースの格好良さに惹かれて、向井田真紀はボートレーサーを目指す事になります。
次男の向井田直弥選手は109期、長男の向井田祐紀選手と向井田真紀は同じ113期です。113期には他に、椎名豊選手、古賀智之選手、西舘果里選手、黒澤めぐみ選手、佐藤博亮選手、高田ひかる選手などがいます。
ちなみに向井田真紀は、ボートレーサーの前は保育士という異例の経歴の持ち主でもあります。元々、中学生時代には剣道をしており初段の腕前で、高校時代はソフトボール部に所属している体育会系なので、保育士よりも身体を使うボートレーサーを選んだのかもしれません。
幼稚園教諭と保育士の資格を持っているとの事なので、ボートレーサーから保育士に戻る時が来るかもしれませんね。
向井田三姉弟の長女である向井田真紀は、デビューから6年が経つボートレーサーです。まだSGはおろかG1にも出場未経験の選手ですが、今後の伸びしろはかなりあると思います。
向井田祐紀選手について
向井田祐紀選手は3姉弟の中の長男です。姉の向井田真紀と一緒に113期でやまと競艇学校を卒業してB1級の選手として活躍しています。
ご本人のコメントで、「姉弟三人が切磋琢磨して、どんどん上位に級別をあげていきたい」と家族だからこその絆と競艇の熱い情熱を語っていました。
登録番号4811で広島支部所属の選手です。
1989年5月13日生まれ、170cm、49kgの選手です。級別は3姉弟同じくB1級に所属しています。
まとめ
競艇界で姉弟3人が、ボートレーサーという他にはない環境で戦い、その先導をしたのが、向井田直弥選手です。
姉弟3人がボートレーサーという事で、年の近い選手が常に身近な存在として、競艇場だけではなく実家にもいることで、ライバルとして姉弟として忌憚のない意見を出しあうことができます。
これはお互いかなりの刺激になっているのではないでしょうか。
まだまだ、SGなどで優勝する選手ではありませんが、姉弟三人もそれぞれ成績が毎年のように上がってきていますし、向井田直弥選手は結婚し、一人の父親としても、今後の活躍に期待ができると思います。
兄、姉の事も含め、向井田直弥選手の今後の活躍を見るのが楽しみです。