みなさんは、競艇の2連複という舟券の買い方を知っていますか?
競艇とは、6艇のボートで争われる競技で、競馬や競輪と同じく公営ギャンブルとして人気を集めています。
6艇のボートで争われるレースの着順を予想し、見事的中させれば払戻金を手に入れられるという仕組みの競艇ですが、競馬や競輪と比べて競技の人数が少ないため、勝てる確率が他の公営ギャンブルよりも高いという特徴があります。
競艇予想をする上では、舟券という競艇予想の投票券となるものを購入する必要がありますが、予想の仕方によって舟券の種類は異なります。
舟券の中でも、的中率が高い舟券もあれば、払戻金が高い舟券もあるなど、種類によって特徴が異なり、それぞれの需要によって好きな舟券を購入することができます。
そこで本記事では、舟券の中でも中級者向けの舟券だといわれている2連複に注目し、2連複とはどのような舟券なのかについてや、2連複で勝つためのポイントなどを詳しく紹介していきます。
これから2連複の舟券の購入を検討しているという人は、ぜひチェックしてみてください。
2連複とはどのような舟券なのか
はじめに、2連複とはどのような舟券なのかについて紹介していきます。
正式名称は『2連勝複式』
2連複という名前で親しまれていますが、正式には2連勝複式という名称がついています。
2連複とは、1着、2着でゴールする艇を当てる舟券で、着順は関係ありません。
1つのレースにて、2着までに入るのはどの艇とどの艇なのか、を的中させれば見事的中となります。
つまり、1号艇と2号艇の2連複を購入したとしたら『1-2』『2-1』どちらでも的中となります。
2連単よりも的中させやすい
1着と2着の艇を当てるのみの2連複は、着順と艇の両方を当てなければいけない2連単よりも的中率が高いという特徴があります。
名前も似ている両者ですが、予想の仕方が異なり、どちらかといえば2連単の方が難しい舟券だといえます。
しかし、舟券の中には他にも3連単という難しい勝ち方が存在しており、上級者はほとんど3連単の舟券を購入しています。
よって、2連複は2連単よりも的中率が高いものの、競艇初心者〜中級者向けの舟券だといえるでしょう。
2連単については、以下の記事で詳しく紹介しているのでぜひチェックしてみてください。
2連複の的中率について解説
次に、競艇の2連複の的中率について紹介していきます。
2連複の的中率について気になっている人は、ぜひチェックしてみてください。
組み合わせは15通りで的中確率は約6.66%
1着と2着の艇を当てれば予想的中となる2連複には、全部で15通りの組み合わせがあります。
的中率は1/15となり、確率にしておよそ6.66%となっており、数字だけをみると非常に難しそうに見えてしまいますよね。
しかし、後程紹介するポイントを押さえれば、この約6%という数字を、限りなく100%に近づけることは十分に可能となります。
2連複以外の舟券の組み合わせも紹介
2連複の的中率が1/15で、およそ6.66%となっていると紹介しましたが、その数字が高いのか低いのかを確認するために、他の舟券の的中率を以下にまとめたのでご覧ください。
- 単勝⇒1/6通り(16.66%)
- 複勝⇒2/6通り(33.33%)
- 2連単⇒1/30通り(3.33%)
- 拡連複⇒3/15通り(20%)
- 3連単⇒1/120通り(0.83%)
- 3連複⇒1/20通り(5%)
こうしてみると、2連複の的中率は高すぎず、低すぎずですが、真ん中よりもやや低めとなっています。
よく比較されやすい2連単と比べると2倍の数字となっており、そこまで難しい舟券だというわけではありません。
舟券の買い方については、以下の記事でも詳しく紹介しているのでぜひご覧ください。
2連複の平均配当金について解説
15通りの勝ち方がある2連複ですが、2連複で勝った場合はいくらくらいの配当金が付くのでしょうか。
競艇の2連複の配当金が知りたいという人は、ぜひチェックしてみてください。
2連複の平均配当金は1,000円前後
競艇の2連複の平均配当金は、1,000円前後だといわれています。
しかし、ここで気をつけたいのは、1,000円という配当金が最も出やすいというわけではないという点です。
この数字は、過去のレースをもとにして2連複で発生した払戻金の平均値を割り出したもので、毎回1,000円前後の配当がつくというわけではありません。
他の舟券の平均配当
2連複の平均配当金がどの程度なのかを知るために、以下では他の舟券の平均配当金についてまとめたのでご覧ください。
舟券の種類 | 平均配当金 |
単勝 | 150円前後 |
複勝 | 200円前後 |
2連単 | 1,800円前後 |
拡連複 | 350円前後 |
3連単 | 7,300円前後 |
3連複 | 1,300円前後 |
こうして全体をみてみると、2連複の1,000円前後という平均配当金は、舟券の中でも真ん中あたりに位置していることがわかります。
2連複とよく比較されている2連単ですが、平均配当金は2連単の方が1,000円弱高いこととなっています。
2連複で稼ぐための3つの必勝法
次に、2連複で勝つためのポイントを紹介していきます。
- 買い目を多くしすぎない
- 合計金額を抑える
- 競艇場を知り尽くす
以下では、1つずつ詳しく紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください。
買い目を多くしすぎない
2連複で勝つためのポイントとして挙げられるのが、買い目を多くしすぎないという点です。
買い目を増やせば増やすほど、的中率はあがります。
しかし、的中率はあがるものの、買い目が多いせいで予想を的中させ払戻金を手に入れたが収支はマイナスになってしまう、などということも多々あります。
2連複で勝つといっても、的中率を上げるのではなく、的中率を上げつつ高い回収率をキープしたいため、ある程度まで買い目を絞る必要があります。
2連複の舟券を購入する際の買い目は、2点、多くても3〜4点に留めておくことをおすすめします。
買い目を2点に抑えておくことで、荒れたレースではなくとも、しっかりと利益を確保でき、計算通りに勝ち続けることができれば大金を手にすることも十分に可能です。
3連単に比べると配当金の低い2連複ですが、単勝や複勝に比べて高額な配当金が受け取れる2連複では、買い目さえ間違わず、継続して勝つことができれば安定した利益を生み出すことができるので、2連複の購入を検討している人は、ぜひ買い目に注目してみてください。
以下の記事では、買い目について詳しく紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
合計金額を抑える
2連複で勝つためのポイントとして挙げられるのが、合計金額を抑えるという点です。
競艇のルールとして、人気の艇は人気が集まれば集まるほどオッズは低くなり、1.0倍の元返しとなるケースも少なくありません。
そのため、自分が舟券を買う行為によっても、オッズが下がってしまう危険があるため、高額な賭け金を賭けることはあまりおすすめはできません。
2連複の1レースの売り上げはおよそ10万円となっているため、1万円以上の舟券を購入してしまうと、大きくオッズが下がってしまうこととなるでしょう。
よって、2連複の舟券を購入する際は、多くても5,000円程度に合計金額を抑えておくと、オッズの変動が少なく済むためおすすめです。
競艇で使うお金については、以下の記事でも詳しく紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
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競艇場を知り尽くす
2連複で勝つためのポイントとして挙げられるのが、競艇場を知り尽くすという点です。
このポイントは、2連複に限った話ではなく、競艇で勝つために必要なポイントとして知っておきたいとても大事な項目です。
2連複の場合、予想が的中する確率は約6.66%となっており、100回のレースのうち7回予想が当たるかどうか、といった非常に低い確率です。
しかし、競艇場の特徴を知り尽くすことによって、その低い確率を限りなく100%に近づけることが可能となります。
全国にある競艇場には、それぞれ特徴があり、淡水の水面もあれば海水でできた水面もあります。
水質の違いにより、体重差に影響が出るため、同じ選手であっても競艇場ごとに相性が異なり、成績が変わってきます。
また、強い風が吹きやすい競艇場や、通年ナイター開催の競艇場など、その場所独特の特徴をもった競艇場も存在しています。
例えば、夜18時以降のレースでは1コースの勝率が10%上昇する競艇場や、風速5m以上だと1コースの勝率が50%をきってしまうなど、レース結果に直結するような大きな影響を与えます。
上記のような情報を事前に知っておくことで、6.66%という数字を100%に近づけることは可能です。
そのため、2連複で勝ちたいのであれば、競艇場の特徴を知り尽くしておくことをおすすめします。
まとめ
2連複とはどのような舟券なのかについてや、2連複で勝つためのポイントなどを詳しく紹介しました。
平均配当金が平均よりもやや高めに設定されている2連複は、競艇に少し慣れてきた、競艇中級者向けの舟券だといえます。
3連単などに比べると低いですが、その分2連複は的中率が高いため、しっかりとした予想を立てることで継続して勝ち続け、高い回収率をキープすることも十分に可能です。
単勝や複勝で舟券を買っていたけど、そろそろステップアップがしたい、もう少し高い配当金が得られる舟券を買ってみたい、という人は、ぜひ2連複の舟券を購入してみてください。
競艇の2連複について気になっている人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。