デビュー期から順調に活躍を続けてきた競艇選手の峰竜太は今やトップレーサーの一角を担う実力者です。

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競艇選手の峰竜太とは一体どんな人物なのか?
デビュー期から順調に活躍を続けてきた競艇選手の峰竜太は今やトップレーサーの一角を担う実力者です。
芸能人の峰竜太と同姓同名ということで、混同されてしまうなんて事も過去にはあったのですが、目覚ましい活躍により今では多くの人にしっかりと認知されるようになりましたね。
そんな彼の生い立ちからその強さの秘密まで、調査してみました。
生年月日や出身地
峰竜太(みねりゅうた)は1985年3月30日生まれで佐賀県唐津市出身、佐賀支部所属の競艇選手です。
身長は174cmとやや大きめで、体重は50kgとかなり減量苦がありそうですね。
血液型はB型、2019年1月時点では33歳で、第95期として登録、登録番号は4320です。
弟子に同じ支部の山田康二とその山田と同期の上野真之介、元アマチュア野球選手の安河内将がおり、彼らを『峰ファミリー』と言います。
競艇選手になったきっかけは?
ボートレースの迫力に感動したからですと本人の口から語られていますが、具体的にいつのどのレースを見てそう感じたのか?ということまではわかりませんでした。
ボートレーサーとしての目標
『ボートレースオールスターのドリーム戦1号艇に乗ることです』と以前語っていましたが、2018年の第45回ボートレースオールスターのドリーム戦競走(2018年5月22日の12R)にてファン投票1位、1号艇で見事出場し、逃げで勝利を収めています。
既に目標を達成してしまっている上、賞金ランキング1位にも輝いている事を考えると次の目標は賞金王戦の連覇が狙いとなるのでしょうか。
過去のスポーツ経験
ヨット(九州大会優勝、国体四位入賞、県大会優勝、世界選手権出場)など、凄まじい記録を残しています。
ヨットとボートは同じ舟の競技ということで、現在の実力が垣間見られる理由とも言えそうですね。
趣味や特技など
趣味としてショッピングと麻雀、特技としてスノーボードやサーフィンを挙げています。
好きな食べ物は野菜全般らしいのですが、体重のことを考えて自然と菜食になったということなのかもしれないですよね。
峰竜太のレーススタイルと特徴
どのコースからでも1着を狙えるという大きな理由の一つとして、平均スタートタイミングが0.13と非常に早いことが挙げられます。
スタート後の捌きの上手さ、道中の追い上げを得意としている事から、ボートの調整においてもトップスキルを持っていると言えるでしょう。
基本的には枠なり進入が多いですが、隙があればインコースを狙ってきますし、変幻自在のターンが強力な武器となっているので、1コースに入れば、他を寄せ付けない「逃げ」にてほぼ勝利を納めると共に、他コースからは「まくり」決め、さらには、高いターン技術による「差し」「まくり差し」も得意としています。
常に勝利に貪欲で強い闘争心を持ち、冷静かつ大胆にレースを運ぶことが出来る実力を持っています。
勝率は1コースであれば91%超と驚異的な数字を記録しており、3連対率は77%台と出走しているレースであれば舟券を外せない存在と言えます。
峰竜太の競艇選手としての成績
やまと訓練生時代には山田哲也選手、岡村仁選手、山口裕太選手と共に95期四天王と呼ばれていた峰竜太選手の養成所時代の成績は『リーグ勝率7.16 準優出4 優出4 優勝1 卒業記念競走優出』
となっています。
これは19歳当時の成績で、実はまだ身長は170cmに満たない168.8cmでした。
ここから身長が伸びたのに成績も並行して伸ばしていけたというのは素晴らしいですよね。
ちなみに卒業記念競走では2着で、優勝したのが同四天王の岡村仁選手でした。
では、プロデビュー後の成績を見ていきましょう。
2004年にプロデビューを飾る
2004年11月10日、地元の唐津競艇場1Rでプロデビューを飾り、惜しくも2着という好成績から発進となりました。
初勝利を挙げたのが、12月30日のことで、デビューから2ヶ月あまり、わずか22走目でその強さを魅せつけました。
初優勝は2005年11月
デビューの翌年、早々にB1級となった峰竜太は同年11月に唐津競艇場で開催された九州スポーツ杯争奪唐津くんち特選にて優出を果たし、初優勝を飾りました。
この時の決まり手は1号艇出場ながらの豪快なまくりでした。
G1初出場を果たす2007年
デビューからわずか1年で一般戦初優勝を飾った事で、注目の若手として名を馳せていた峰竜太はあっという間にA1級レーサーへとのし上がり、2007年の1月に開催された地元唐津のG1全日本王者決定戦で初出場、最終日である1月18日1R一般戦でG1初勝利を手にします。
SG初出場は2007年の笹川賞
2007年1月に、平成18年度最終優秀新人選手として表彰されると、人気投票によって出場選手が決まる笹川賞にも若手ホープとして名を連ね、A1級であったことから出場権を得てSG初出場を果たします。
2007年5月29日、初日6R予選にて、SG初勝利をもぎ取る活躍を見せ、流石に優出とまではいきませんでしたが、堂々のSGデビューとなりました。
ちなみにこの年の笹川賞優勝者は峰竜太が尊敬する瓜生正義選手でした。
G1初優勝は2009年
2004年にデビューをしてから、2005年、2006年、2007年、2008年とG3を含む優勝を欠かすことなく迎えた2009年に、遂にG1初優勝を成し遂げます。
2009年2月3日から芦屋競艇場で開催されたG1第55回九州地区選手権競走の優勝戦では1号艇1コース、決まり手は逃げと圧巻の勝利を手にしました。
2009年には痛恨の整備規程違反
あまりにも順調に見えた峰竜太でしたが、2009年3月に、地元唐津競艇にて整備規程違反を犯し、即刻帰郷の処分を受けてしまいました。
西和則選手のプロペラ調整に峰竜太が直接手を貸してしまった事が『プロペラ修正整備作業協力』の規定(規定上、アドバイスはしても良いとされているが直接協力は許されていない)に抵触したことがその理由でした。
これにより1ヶ月の出場停止となり、さらに1年間SGと全国発売のG1出場権をはく奪されてしまいました。
2011年にSG初優出
2009年のG1初優勝からは整備規程違反により、出場権を得られず大きなタイトルには恵まれないものの、毎年必ず優勝を積み重ね、2011年5月の第38回笹川賞でついにSG初優出を果たします。
結果は5着に終わりましたが、しっかりとファンの期待に応えた見事な走りでした。
G1タイトルを積み重ねていく
2012年には10月に住之江競艇場で開催されたG1第40回高松宮記念特別競走でG1優勝、2013年には1月に浜名湖競艇場で開催されたG1浜名湖賞開設59周年記念にて優勝、2016年には9月に芦屋競艇場で開催されたG1全日本王座決定戦開設64周年記念にて優勝と、SGでの優勝はないものの、完全にトップレーサーとしてその名を全国に轟かせ競艇に峰竜太あり!と言わしめる大活躍を魅せました。
大事故一歩手前に『死を覚悟した』
2017年に福岡競艇場で開催されたSGボートレースオールスター初日の12Rドリーム戦では、1周2マークにて、ターンマーク手前で引き波にひっかかり舟がジャンプ、ネトロン(消波装置)を飛び越えるというアクシデントに見舞われました。
この時、同レースを走っていた篠崎元志選手、池田浩二選手がそれぞれ突っ込んできたことで『死んだと思いました』と語りましたが、両選手が瞬時に右ハンドルを切り回避したことで事なきを得ました。
2017年に待望のSG初優勝
九死に一生を得たようなレースを終え、迎えた6月のG1太閤賞競走開発工事18周年記念にて優勝し、その勢いを取り戻すと、2017年7月に丸亀競艇場で開催された第22回オーシャンカップにてついに自身初となるSG優勝をその手にしました。
涙の数だけ強くなる
既にトップレーサーの一角として活躍していた峰竜太は2008年1月の新鋭王座決定戦でまさかの予選落ちをした時に、人目をはばからずに号泣をしました。
その翌日に、自分の思いを託した先輩である古賀繁輝選手が準優勝戦でフライングを切った際にも涙を見せるなど、彼の涙もろさも全国的に知られるようになりました。
その後も、悔し涙を流したり、また、G1初優勝を果たした2009年にもその喜びから号泣するなど、様々な涙を乗り越えて峰竜太は強くなっていきました。
止まることのない快進撃
2017年にSG初優勝を飾ったのち、同年末のG1全日本王座決定戦開発65周年記念でも優勝をするなど、その活躍は目覚ましく、2018年にはG1優勝を2回するなど、みるみる賞金を稼ぎ、気がつけば12月時点で賞金王ランキング2位にまでのし上がっていました。
トップを争う毒島誠選手、白井英治選手、井口佳典選手、岡崎恭裕選手らと年末大一番である第33回グランプリにてSG2勝目を上げ、2018年の獲得賞金が2億円を突破し、賞金王に見事輝きました。
2020年「SGオーシャンカップ」3度目のSG優勝
2020年7月26日、徳島県のボートレース鳴門で行われた「SGオーシャンカップ」で4コーナーから差し3度目のSG優勝を達成しました。
2020年は11回目の優勝でレジェンド「野中和夫」の年間最多優勝記録16勝に大きく近づきました。
レース後は「初優勝と違って、涙は出ないし、楽しめました。(優勝)17回狙っていきます!」とコメントを残した後、目に涙を浮かべました。
現役最強と名高い「峰竜太」、野中選手の記録塗り替えが期待されます。
2019年地元唐津市に100万円を寄付
2018年年間賞金ランキング1位となった峰竜太は、2019年1月7日に唐津市役所を訪れ、年末のグランプリ優勝を果たしたことを峰達郎市長に報告し、市に100万円の寄付をしました。
ちなみに、峰竜太と市長の峰達郎氏は親戚関係で市長は「峰家にとっても唐津市にとっても誇り」と讃え、峰選手も「今まで以上の結果を出し、高みを目指す」と抱負を語りました。
まとめ
峰竜太は、デビューした翌年に初優勝を手にしてから毎年必ず優勝を果たしているという、競艇選手の中でも異例とも言える強さを誇るトップレーサーです。
向こう10年は競艇界を牽引するであろう選手なので、今後の活躍にも大きく期待したいですね。