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競艇で転覆時のルールを解説 | 返還・ペナルティ、過去の事例

競艇の転覆
競艇基礎情報/攻略法

「転覆」は選手にとっても、舟券を購入している「競艇ファン」にとってもできれば避けたいものです。

しかし不安定な水面上でコンマ1秒を競い合う「水上の格闘技」競艇では避けられないアクシデントのひとつであることもまた事実です。

実際に「転覆」事故が起こってしまうと、「舟券」はどうなるのか? 選手はどうなってしまうのか? 次のレースへの影響は? など「転覆」にまつわるさまざまなことを徹底解説していきます。

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競艇の転覆を徹底解説

競艇では水面ぎりぎりの高さを、最高速度80Kmで疾走しながらコンマ1秒を競い合う競技です。

またライバル同士の6艇が数センチの至近距離でターンを行ったり、時には接触もあり事故が避けられないこともあります。

選手にとっては怪我や、場合によっては生命すら脅かしかねないのはもちろんのこと、競艇ファンにとっても無関係ではありません。

そこで今回は競艇の転覆について徹底解説してまいります。

転覆後に選手や舟券はどうなるのか? 沈没や落水との違いは? 転覆のあとのレース予想に役立つ裏話まで、幅広くお伝えしていきますので、是非最後までお付き合いください。

転覆とはどんなもの?

転覆は文字通りボート(艇)がひっくり返ってしまうことです。

ボート

画像引用元:ボートレース公式WEBサイト

競艇で使用されているボートは「ハイドロプレーン」と呼ばれ、水中に艇の下部を沈ませず水面を滑空するような状態で走行しています。

そのため通常の船舶以上に不安定で、接触や風の影響などでひっくり返ることがあり、それを「転覆」と定義づけています。

転覆と落水と沈没それぞれの違いとは?

転覆と似た言葉で他にも「落水」や「沈没」を聞いたことがあるかもしれません。

競艇ではそれぞれを明確に分類しています。

転覆:ボートがひっくり返ること
落水:選手だけが水上に投げ出されること
沈没:ボートが水中に沈むこと

実は選手にとってもっとも危険なのは「落水」であり、ボートレーサー養成所の乗艇訓練前から厳しく「転覆しそうになった場合、もしくは転覆する際は絶対にハンドルから手を離さないこと」と指導されます。

これは他艇との接触から身を守るため、自らの艇をガードに使うための教えとなっています。

過去の悲しい死亡事故なども、そのほとんどが後続艇との接触や、防護壁への激突などで生じています。

そのため、似た言葉ではありますが、選手や施行者(レース運営者)にとって一番避けたいのは「落水事故」といわれています。

沈没は文字通りボートが沈んでしまうことですが、ボートの構造上中に水が入り込まないと浮いた状態でなかなか沈没はしにくいようになっています。おしりに重たいモーターを積んでいるので、後ろ側から水中に沈んだり、ボートに穴が空いてしまう状況では沈没することがあります。

(通常は洗面器を裏返したようにコックピットが空気を貯め込むため浮いた状態になります)

コックピット

画像引用元:ボートレース公式WEBサイト

転覆したら舟券はどうなるの?

選手にとっては怪我や生命の危険がある転覆などの事故ですが、舟券を購入しているファンにとって気になるのは事故艇の舟券はどうなるのか? ではないでしょうか。

同じ事故扱いとなる「フライング」や「出遅れ」などのスタート事故では対象となる舟券は全て返還、払い戻しが行われます。

ただ、転覆や落水事故に関しては、舟券の返還対象ではありません

応援していた選手の事故だけでもショックなのに、購入した舟券も外れてしまう二重ショックなので、転覆が起こらないようにレースを見守りましょう。

転覆した選手はペナルティ?

転覆などの事故が発生した場合、選手へのペナルティはどうなっているのか? 気になりますよね。

転覆などの事故の場合、事故のきっかけを作ってしまった(他艇に自らが接触した場合や、ターンマークへ接触した場合など)ときは「選手責任の失格・欠場」となり、事故点-10点が課されてしまいます。

※事故点について詳しくお知りになりたい方は過去記事をご参照ください
競艇のルール完全ガイド|基本から暗黙のルールまで完全網羅

反対に他艇にぶつけられたり、先行艇の転覆に乗り上げてしまうなど不可抗力の場合には「選手責任外の失格・欠場」で事故点は課されません(0点)が、レースは失格となります

事故の原因を自らが作る「選手責任」と、不可抗力による「選手責任外」ではペナルティが大きく異なります。こちらのジャッジはレース審判が裁定することとなります。

ペナルティ

併せて、転覆した選手はそのレースを失格になりますので賞金を得ることができなくなり、級別判定に必要な点数も稼げなくなってしまいますのでいずれにしても手痛いペナルティといえるでしょう。

※級別判定について詳しくは過去記事をご覧ください。
競艇の級別を徹底解説!勝負がけのボーダー選手&年収事情について

転覆艇が出たら出動する救助艇の役割

画像引用元:ボートレース公式WEBサイト

救助艇(レスキュー)は、常にピット付近から出動態勢でレースを見守っています。

万が一事故が発生したら選手の救出と、2次被害防止のためすぐに出動します。

レスキュー艇は選手の救出がしやすいように船体の側面が大きくえぐられた形状をしています。(選手を引き上げるため)

また2次被害防止のため救助艇はターンマーク替わりとなり、事故時の選手は救助艇の外側を旋回しなければならないルールになっています。

(事故の発生場所によっては内側旋回。審判室より外側旋回か内側旋回かの指示が出されます)

通常のレスキューの流れは次のようになっています。

  • 事故発生、救助艇出動
  • 選手の救出
  • 転覆艇の曳航準備
  • 2次被害防止のためレース終了後まで待機
  • レース終了後ピットへ帰還

ただし、あってはならないことですが、2次被害防止の役目を努めずに救助艇がピット方向へすぐに帰還したときは、選手の状態が危険であるサインとなっています。

転覆が発生してしまう3つの原因

転覆が起こる原因はいくつか考えられます。

ここからは転覆が発生してしまう原因について解説してまいります。

ターンミスによる転覆

競艇のボートは自動車のようには曲がってくれません。

これはハイドロプレーンの構造上、ボートのサイドを水面に引っ掛けてターンを行っているからです。(スキーのターンにようにサイドのエッジを使ってターン)

そのため、ターン時のボートは不安定な状態ですので、選手がバランスを上手く取れないと転覆してしまう場合があります。

このサイドが思った以上に掛かってしまった場合は「振りこみ」と呼ばれる艇の方向が内側に一気に向いてしまい失速する状態になり、バランスを崩し転覆に至るケースもあります。

また、振りこんだ際に予定した進路を進めなくなりターンマークにぶつかり転覆するケースもあります。

反対にサイドの掛かりが悪ければターンが脹らみ、外側の防護壁などへ衝突するケースも考えられます。

接触による転覆

転覆の原因として最も多いのが、他艇との接触による転覆です。

特にスタート直後の1マークは6艇が一気に集まり密集しますので接触によりバランスを崩し転覆に至るリスクが高まります。

また直線であっても進路の取り合いや、進路が交差する際に舳先とモーターが接触して転覆してしまうこともあります。

画像引用元:ボートレース公式WEBサイト

さらにベテラン選手などでは「ダンプ」と呼ばれる故意に艇をぶつけて相手艇を外側に押しやる行為を仕掛けてくることもありますので注意が必要です。

風による転覆

これは強風や、水面の荒れることで知られる「江戸川競艇場」などでよく見られます。

先でもお話しした通り競艇のボート「ハイドロプレーン」は水面上を滑空している状態で進んでいますので、強風や波高の影響を受けやすく、転覆に至ってしまうことがあります。

恐怖の転覆レース

常に危険と隣り合わせの競艇、競艇選手ですが、ここからは近年の転覆事故をいくつか紹介させていただきます。

競艇史上最恐の住之江優勝戦での転覆

2021年8月27日「住之江競艇場」で行われた12R「日刊スポーツ盾争奪 第55回しぶき杯競争 優勝戦」で、史上最恐にして最悪の事故が起こってしまいました。

優勝戦ということもあり、選手全員が勝ちに執着しているので、不利な6コースからも果敢な攻めがあり、内側艇を飲みこもうと絞っていきます。

しかし、そこは優勝戦、スタートで少し後手を踏んだ5コース、4コースも一歩も引きません。

次の瞬間、目を覆いたくなるような光景が‥‥‥

一歩も引かなかった5号艇は両側から挟まれたせいでコントロール不能になり転覆、その影響を受けた4号艇、3号艇が次々と転覆していく中、運悪く3号艇の舳先が2号艇のヘルメットを直撃しました。

結局、このレースでは6号艇が「妨害失格」を宣告され完走は1号艇のみとなるレース不成立となりました。

気になる選手の怪我の具合ですが、幸い転覆した3号艇、4号艇、5号艇に大きな怪我はなく、現在もレースを続けてらっしゃいますが、ボートが頭部を直撃した2号艇は、生命は助かったものの選手として復帰はできず、選手登録抹消で引退となってしまいました。

思わず笑う転覆、沈没迷レース

悲しい事故ですが、中には選手には悪いけど笑わずにはいられない転覆や落水、沈没もありますので、そちらを紹介させていただきます。

前付け大失敗の赤岩選手

こちらも「徳山競艇場」で行われた優勝戦での事故の様子です。

普段から手を抜いたレースなどあり得ませんが、優勝戦は各選手の勝ちへの執着が凄いので、どうしても競り合いの中事故が起こりやすくなるようです。

2号艇の「赤岩選手」はベテラン選手。ピット離れよく前付け(インコースを取る行為)を敢行します。

ほんの少し舳先をのぞかせて前付けに向かう赤岩選手。

そのまま1号艇より早く内側コースを取るため2マークへ向かいますが、1号艇の「海野選手」もそうはさせじと、艇を加速させます。

しかしブレーキのない競艇のボートでは急に止まれず2号艇に乗り上げてしまいます。

結果乗り上げられた2号艇は、コックピットに侵入した水の重さでじわじわと沈んでいき、優勝戦は5艇によるレースとなりました。

この事故では、2号艇の「赤岩選手」が選手責任外のL(出遅れ)で失格扱い、激突した1号艇「海野選手」は見事優勝を勝ち取りましたが「待機行動違反」で-2点の事故点を与えられてしまいました。

赤岩選手には申し訳のないことですが、少しづつ沈んでいく姿に哀愁を感じつつも笑いを抑えることができませんでした。

カッコつけてたのに‥‥‥恥ずかしい落水

続いても笑わずにはいられない、大変珍しい落水事故をご紹介します。

2022年の「大村競艇場」の一般戦で、世にも恥ずかしい落水事故が起こりました。

この体勢は待機行動中に助走距離を確保するため、必要以上にボートが前進してしまわないよう後ろに体重をかける行動です。

競艇ファンもご覧になったことがあると思いますが、いかにもプロって感じでカッコよい動きなんですが‥‥‥。

おっと、モーターの上に置いていた手が滑ってバランスを崩してしまい足掻いたものの時すでに遅し。

結局後ろ向きに派手に落水してしまい、ボートだけがスタート方向に向かっているのがなんとも寂しいかぎりです。

外側にいた選手たちも全員ガン見する「世にも珍しくも恥ずかしい」珍事故でした。

1号艇の「宮脇選手」は、しっかりと選手責任による失格を宣告され減点処分を受け、まさに泣きっ面に蜂といったところでしょう。

この事故は競艇ファンの間では「世界一安全な落水事故」として語り継がれており、宮脇選手も不本意ながら一気に知名度を高めることとなりました。

競艇の転覆うんちくと雑学

ここからは、転覆にまつわる雑学として、舟券予想にも役立つ情報や、転覆後の選手の精神状態などをお伝えしてまいります。

転覆後の選手の出走表には注目

競艇で使用されるボートは、モーターと同じくヤマト発動機によるワンメイク機材で、機体にはキールと呼ばれる何年も乾燥させた非常に頑丈な木材が使用され、さらには防水塗装処理が施されていますが、転覆でボートが破損してしまうこともあり得ます。

次のレースまでに修理が間に合わなかったりしたら、代わりのボートに変更されることがあり、出走表に「ボート交換」の情報が掲載されます。

競艇用のボートは重量75㎏で、製造上の誤差は±2㎏と定められています。

ボートは防水処理が施されているものの、一度水面に出るとすぐに水を吸って重量が増えます。

そのため、長くピットに保管されていたボートと比べると数キロ重さに差がつきます。

そのため、ボート交換されたら重量面で他の艇に比べ有利な場合がありますので、転覆後の選手の出走表には目を光らせておいた方がよいでしょう。

ただし、このボート交換も有効なのは1レースだけで、一度水面に出るとすぐに水を吸って重くなるのであとは有利というわけではありません。

冬のレースの転覆後はお風呂で温まる

競艇場にもよりますが、ピットには選手を温めるための浴槽が用意されています。

北陸にある「三国競艇場」や最北の「桐生競艇場」で冬場に転覆や落水したら一瞬で勝負服が白く(凍って)なるほど冷えてしまいます。

ピットに戻るとすぐに温かいお湯に浸かれるのは選手にとってはとてもありがたいことです。

競艇の転覆まとめ

今回は競艇の転覆に関して解説してまいりました。

・転覆では舟券の返還は行われない

・転覆したらペナルティが課せられる

・転覆後ボートが好感されていたら舟券に絡むチャンス

転覆事故は恐ろしく、選手にとっても競艇ファンにとっても好ましくありませんが、たまに笑える事故もあるので、これからもレースに注目してみてみましょう!

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この記事の監修者
佐々木 雄介
競艇予想サイトNAVI 運営責任者【北村 功平】
1978年 2月11日生まれ。一橋大学卒業。大学時代から競艇にハマり、そのまま好きが高じて某スポーツ新聞社に入社。競艇をはじめ、競馬や競輪関連の記事を長らく担当。生粋の競艇好きで、休みの日もビールを片手に全国の競艇場に姿を表す。競艇を愛して22年、彼以上の競艇知識を持つ人間にはほとんど出会えない。競艇予想サイトNAVIでは全体監修を担う大黒柱。
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