大山千広という女子ボートレーサーをご存じでしょうか。
男性ファンのみならず、女性ファンも多い超人気レーサーです。
その可愛らしいルックスと豪快なターンで多くのファンを魅了してきました。
そんな大山千広選手は突如表舞台から姿を消し、結婚や引退など多くの憶測がインターネット上では飛び交っています。
現在はどのような状況なのか……
気になる方も多いと思いますので、本記事ではその真相に迫っていきたいと思います。
大山千広とは?
まずは、大山千広選手の情報をご紹介します。
基本情報
名前 | 大山千広 |
---|---|
生年月日 | 平成8年2月5日 |
年齢 | 28歳 |
血液型 | O型 |
身長 | 161cm |
体重 | 50kg |
ニックネーム | ちーちゃん |
出身地 | 福岡県飯塚市 |
出身校 | 近畿大学附属福岡高等学校 |
所属支部 | 福岡 |
登録番号 | 4885 |
登録期 | 116期 |
師匠 | 川野芽唯 |
級別 | B2 |
最高級別 | A1 |
母親の大山博美さんも元ボートレーサーで、大山選手が子供のときに母親のレースでの姿に憧れを抱きボートレーサーを目指したそうです。
川野芽唯選手に弟子入りした経緯も、母親と川野選手がもともと親交があり、そのつながりで弟子入りしたと語っていました。
母親の影響が大きいのですね。
近畿大学附属福岡高等学校時代には、陸上の七種競技に打ち込み身体能力は昔から高かったのでしょう。
デビューした116期には、入海馨選手や鈴谷一平選手がおり、女子では西岡育未選手と同期になります。やまと競艇学校時代の勝率は6.83で卒業記念競争に優出しており、2号艇から6着の成績を残したそうで、この頃から大器の片りんは見られていたのでしょう。
ちなみに116期ヤマトチャンプは、同じ福岡支部の田中宏樹選手でした。
競走成績
次に大山千広選手のボートレーサーとしての成績を見ていきましょう。
通算成績
グレード別成績
グレード | 出走数 | 出走数 | 1着数 | 勝率 | 1着率 | 2連対率 | 3連対率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
SG | 8 | 67 | 9 | 5.96 | 13.4% | 22.3% | 31.3% |
G1 | 26 | 206 | 42 | 5.99 | 20.3% | 32.5% | 44.6% |
G2 | 16 | 137 | 26 | 6.47 | 18.9% | 34.3% | 53.2% |
G3 | 37 | 370 | 122 | 6.66 | 32.9% | 51.3% | 68.9% |
一般 | 116 | 1058 | 283 | 6.01 | 26.7% | 43.3% | 61.4% |
総合 | 203 | 1838 | 482 | 6.17 | 26.2% | 42.3% | 59.3% |
コース別成績
コース | 出走数 | 1着数 | 1着率 | 2連対率 | 3連対率 | 平均ST | 平均ST順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1コース | 366 | 253 | 69.1% | 77.8% | 84.7% | 0.14 | 2.5 |
2コース | 217 | 62 | 28.5% | 53.0% | 72.3% | 0.15 | 2.9 |
3コース | 256 | 54 | 21.0% | 49.6% | 69.5% | 0.13 | 2.5 |
4コース | 291 | 58 | 19.9% | 36.7% | 59.1% | 0.14 | 2.6 |
5コース | 310 | 41 | 13.2% | 31.2% | 52.5% | 0.15 | 2.7 |
6コース | 398 | 14 | 3.5% | 11.8% | 27.8% | 0.17 | 3.3 |
期別成績
年 | 期 | 級別 | 出走数 | 1着数 | 勝率 | 1着率 | 2連対率 | 3連対率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2015年 | 後期 | B2 | 0 | 0 | 0.00 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
2016年 | 前期 | B2 | 63 | 0 | 2.02 | 0.0% | 3.1% | 11.1% |
2016年 | 後期 | B2 | 63 | 0 | 2.84 | 0.0% | 3.1% | 17.4% |
2017年 | 前期 | B1 | 107 | 3 | 3.96 | 2.8% | 18.6% | 32.7% |
2017年 | 後期 | B1 | 88 | 9 | 5.14 | 10.2% | 27.2% | 54.5% |
2018年 | 前期 | A2 | 139 | 33 | 5.94 | 23.7% | 38.8% | 60.4% |
2018年 | 後期 | A2 | 122 | 23 | 6.03 | 18.8% | 40.1% | 63.9% |
2019年 | 前期 | A1 | 126 | 42 | 6.79 | 33.3% | 54.7% | 69.8% |
2019年 | 後期 | A1 | 168 | 51 | 6.76 | 30.3% | 50.6% | 69.0% |
2020年 | 前期 | A1 | 154 | 62 | 7.55 | 40.2% | 56.4% | 74.0% |
2020年 | 後期 | A1 | 102 | 31 | 6.53 | 30.3% | 43.1% | 54.9% |
2021年 | 前期 | A1 | 132 | 41 | 6.69 | 31.0% | 43.9% | 58.3% |
2021年 | 後期 | A1 | 97 | 30 | 6.54 | 30.9% | 45.3% | 62.8% |
2022年 | 前期 | A1 | 113 | 38 | 6.73 | 33.6% | 48.6% | 64.6% |
2022年 | 後期 | A1 | 106 | 34 | 6.89 | 32.0% | 53.7% | 66.0% |
2023年 | 前期 | A1 | 98 | 30 | 7.07 | 30.6% | 51.0% | 69.3% |
2023年 | 後期 | A2 | 79 | 33 | 7.33 | 41.7% | 58.2% | 69.6% |
2024年 | 前期 | A2 | 81 | 22 | 6.23 | 27.1% | 39.5% | 61.7% |
2024年 | 後期 | B2 | 0 | 0 | 0.00 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
獲得賞金
年 | 獲得賞金 |
---|---|
2017年 | 18,239,000円 |
2018年 | 28,456,000円 |
2019年 | 56,836,000円 |
2020年 | 34,925,000円 |
2021年 | 32,290,000円 |
2022年 | 24,397,000円 |
2023年 | 21,145,000円 |
SG初優出、G1初優勝と飛躍した2019年の5,600万円を皮切りに、これまでの累計賞金金額は2億円を突破しています。
コンスタントに年間2,000万円以上を稼いでいるトップレーサーですね。
実績
年 | 出来事 |
---|---|
2015年3月21日 | 選手登録 |
2015年5月12日 | 福岡競艇場1レースでデビューし6着 |
2016年4月31日 | 若松競艇場1レース4号艇で出走し初勝利(127走目) |
2016年11月11日 | びわこ競艇場で行われた一般戦「ヴィーナスシリーズ びわこプリンセスカーニバル」で初優出。(6号艇6着) |
2017年2月3日 | 芦屋競艇場で行われた一般戦で優勝戦初の1号艇(結果はフライング) |
2017年9月6日 | 福岡競艇場で行われたG3「オールレディース 福岡なでしこカップ」で初優勝(4号艇から差し切り) |
2018年9月19日 | 浜名湖競艇場で行われたPG1「第5回ヤングダービー」でG1初出場 |
2019年5月21日 | 福岡競艇場で行われたSG「第46回ボートレースオールスター」でSG初出場(得票数が全体4位) |
2019年8月7日 | 蒲郡競艇場で行われたPG1「第33回レディースチャンピオン」で同競争史上最年少優勝(23歳6ヶ月) |
素晴らしい経歴ですね。
2016年4月31日に初勝利を飾ったレースは4コースからのまくりでしたが、このレースの1号艇はなんと母親の博美さん。母親を破ったまくりは見事で、めぐり合わせがなんとも運命的。
2018年には最優秀新人、2019年には優秀女子選手の表彰も受けており、女子ボートレース界のトップ選手として活躍してきた大山千広選手です。
突如姿を消した大山千広……
これだけの成績を収めてきた大山千広選手ですが、突如その姿を見せることはなくなります。
まずはこちらの画像をご覧ください。
ボートレース公式サイト、大山千広選手のページですが、出場予定レースが無く全く斡旋が入っていません。
2023年9月23日の下関G1「第10回ヤングダービー」9レースを最後に全く走っていない状態なのです。
この下関G1の後は、10月16日から始まる平和島G3、10月28日戸田、11月9日芦屋、12月3日若松と斡旋が入っておりましたが、10月に入ってからどんどんと斡旋が削除されていきます。
一体何があったのでしょうか。
この斡旋全削除によりインターネット上ではさまざまな憶測が飛び交います。
- 怪我
- 身内の不幸
- 引退
- 結婚
- 妊娠
現在でも、本人やオフィシャルからの発表は一切無い状況ですので、休んでいる理由を推測していく以外ありませんね。
大山選手の現在は?巷の噂を徹底調査
実力もルックスもトップクラスの選手でありYouTubeなどのメディアにも頻繁に出ていたので、どういう状況なのかを公表する場面があっても良さそうに思うのですが、真相は闇の中。
ここからは、巷で噂されている大山千広選手が長期欠場している理由を徹底調査していきます。
怪我
過去にあった大山千広選手の大事故は覚えている方も多いと思います。
2022年10月24日丸亀の12レースドリーム戦。
2号艇で出走した大山選手は2周1マーク、内に切り込み旋回した際、後ろからきた艇の舳先が体に衝突。
恥骨、仙骨骨折の大怪我。
この大けがから復帰した大山選手でしたが、斡旋全削除で、この影響がまだ残っている?再発した?という噂が出てきたのだと思います。
また、女子選手がリレー形式で投稿するブログ「VIVA!キューティーブログ」の記事担当は大山選手でした。
- 川野芽唯選手とトークショーに行ったり……
- 野田なづき選手とガラス工房にコップを作りに行ったり……
- 井上美都選手とランチに行ったり……
などなど、かなりプライベートを満喫されていて結構なアクティブぶりですね。
ブログの投稿日は2023年10月23日。
怪我が原因で斡旋を辞退していてこれほどアクティブに動くでしょうか。
しかも、誰もが目にするブログにアップするでしょうか。
レースに出られないほど厳しい怪我の状況でしたら、「療養」か「リハビリ」の選択肢かと思います。
怪我の線は薄いと言えそうですよね。
身内の不幸
続いて、何か身内の方に不幸があったのでは?という噂です。
こちらも、先ほどご紹介したブログの内容から薄そうですよね。
仮に不幸があったとして、斡旋全削除から1カ月以内でこれほど楽しそうにプライベートを過ごすでしょうか。
また、今の今までレースに復帰していないという「時間の長さ」から見ても、この噂も線は薄いと考えられそうです。
引退
斡旋が入っていない状態がすでに半年以上経過続いている状況ですので、もしかしたらもう引退してしまったのでは?という噂。
この噂は真向から否定します。
2024年3月7日、ボートレース下関の公式Xにこういった投稿がありました。
チャリティーオークションに大山千広選手が出品しています。
「人気選手のサイン入りグッズ」と書かれているので、この時点では選手だということが分かります。
そして2024年8月時点、登録削除も引退届も出されていないことから、現在も引退しておらず現役選手であるということです。
結婚・妊娠
次は、結婚もしくは妊娠して休んでいるという噂です。
まずは、こちらの動画をご覧ください。
2023年9月1日に浜名湖で行われたレースの勝利者インタビューですが、イヤホンを直した際に左手薬指に指輪が。
恋人がいるのはほぼ確定。
いつから……とまでは分かりませんが、結婚や妊娠をしていても不思議ではありませんから、この説が一番自然で違和感のない理由だと思います。
大山千広の現在は妊娠説が有力か!?
結婚していてもレースには出走できますから、「妊娠していて斡旋辞退している」というのが有力だと思われます。
実際、2023年11月21日~26日に斡旋が入っていた「G2レディースチャレンジカップ」を「家事都合等辞退期間中のため」と家事都合で辞退しています。
女子レーサーが「家事都合」で辞退する場合は、
- 結婚
- 妊娠
- 身内の不幸
の理由が多く、これまで推測してきた内容をもとに、妊娠の線が有力だと思いますね。
ちなみに、同レースを同じく辞退した倉持選手は結婚と妊娠を発表しています。
気になる結婚相手は?
では、そのお相手は?とネット上では憶測も広がっており、人気レーサー2人の名前が多く見られました。
その2人とは、
①羽野直也選手
1人目は、SG、G1でも常連のトップレーサーの羽野直也選手。
支部が福岡支部で同じということもあり名前が挙がっているようですね。
②鈴谷一平選手
2人目は鈴谷一平選手。
大山千広選手とは116期で同期であることから、名前が挙がっているようですね。
この2人と大山選手が恋愛関係にある情報を徹底的に探しましたが、裏付けるようなものは見つかりませんでした。
単に、支部や期で名前が挙がっただけで、根拠のない憶測だと言えます。
ただ大山選手は美人なので男性選手からもモテそうです。
大山千広の引退は無い
先ほどご紹介したとおり、大山選手は現在引退していない状態であり現役ボートレーサーです。
最後にレース出走した日からもうすぐ1年経とうとしていますが、引退届を出しておらず、チャリティーオークションに出品するなど、ボートレーサーとしての活動が見られます。
ここまで休んでいる状態で引退届を出していないということ。
それは「復帰する意思がある」ということの裏返しでしょう。
実は、「〇〇で休んでました!」という発表が近いうちにあると思っています。
また大山千広のレースを見たい!
大山千広選手は、女子ボートレーサーとして実力と美貌を兼ね備えた唯一無二の選手です。
遠藤エミ選手や守屋美穂選手など、女子ボートレース界において欠かせない選手であることは間違いありません。
女子ボートレース界の歴史を作っていく選手として、また豪快なレースをファンに届けてほしいと心から思います。
大山千広選手の復帰をファンは待っていますよ!