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85期生の田村隆信は競艇プロデビュー前から期待の星!銀河系軍団”超新星”の実力とは?

競艇 田村隆信
3
ボートレーサー

競艇選手の養成所時代から一目を置かれ、ズバ抜けた才能から皆から期待をされていた田村隆信選手。

当時の本栖研修所の卒業記念競走優勝戦では6コースから逆転優勝し、見事勝利を収めています。

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競艇選手 田村隆信(たむら たかのぶ)とはどんな人なの?

競艇 田村隆信

田村隆信選手は、デビューしてからも皆の期待を背負い裏切る事なく、デビュー戦を初勝利します。

その後も勢いはとどまらず、85期で初の「G1優勝」「SG優勝」「賞金王決定戦への出場」まで進み、同期たちを抑えながらも、短い期間で代表となっています。

生年月日や出身地について

85期

田村隆信(たむら たかのぶ)は1978年3月15日に徳島県で生まれ、徳島県立阿南工業高等学校卒。そのまま徳島支部で競艇選手として活躍中しています。

身長は171cm、体重55kgで血液型B型 2019年2月では現在41歳です。
85期の選手として登録 登録番号4028 A1級です。

競艇選手になったきっかけは?

競艇選手 きっかけ

幼い頃から工作やプラモデルが好きだったことで将来の夢は機械系の仕事を考えていました。

高校卒業後、2年間は機械系の仕事をしていた時、当時付き合っていた彼女の父親から、競艇の選手を勧められ、一度見に行った丸亀競艇場・総理大臣杯で優勝戦を制した西島義則の姿を見て競艇選手に憧れを持ち、あまり考えずに受験したところ合格。

本栖研修所に入所する10日前に付き合っていた彼女と入籍しています。

ボートレーサーとしての目標

ボートレーサーとしての目標 田村隆信

田村は入所直前に入籍。もちろん、85期生ではただ一人の既婚者だった。それが彼に強い責任感を持ち、田村はすぐに85期生のなかでは突出して目立った存在となっていく過程で家族を養い、幸せな家庭を作る事と無事故完走を目標と語っています。

趣味や休日について

特技は卓球で子供の頃から遊んでいたようです。

またプライベートの趣味として旅行をあげています。家族がいて子供もいる田村選手は家族旅行や買い物をして休日を過ごしています。

85期 銀河系軍団のついて

85期 銀河系軍団

田村が選手に登録された1999年デビューの選手は【銀河系軍団】と呼ばれ、登録番号4023番~4052番までの選手にはスター選手がたくさん集まっています。

この85期で田村以外のスター選手として井口佳典、丸岡正典、湯川浩司、森高一真が挙げられます。

1つの期で約30名程度の選手がデビューしますが、SG戦の優勝を果たせる選手は1人いるかいないか、という程度です。

そんな中で、85期はSG戦での優勝者が5人もいます。

85期は恐ろしくスター選手が集まった年と言えます。その中でも田村選手は実力も才能もダントツと言われていました。

田村隆信選手の過去優勝成績について

過去 優勝成績

【SGの優勝歴】
第9回 オーシャンカップ競走(2004年8月2日・若松競艇場)
第7回 競艇王チャレンジカップ(2004年11月28日・児島競艇場)
第14回 チャレンジカップ競走(2011年11月27日・大村競艇場)

【G1の優勝歴】
第17回 新鋭王座決定戦競走(2003年2月2日・丸亀競艇場)
宮島チャンピオンカップ(2003年12月9日・宮島競艇場)
鳴門モーターボート大賞競走(2008年11月16日・鳴門競艇場)
近松賞 開設56周年記念(2009年1月16日・尼崎競艇場)
第52回 四国地区選手権競走(2009年2月5日・鳴門競艇場)
京極賞 開設58周年記念競走(2010年4月9日・丸亀競艇場)
江戸川ダイヤモンドカップ(2011年11月17日・江戸川競艇場)
ダイヤモンドカップ(2013年11月8日・丸亀競艇場)
全日本王者決定戦 開設60周年記念(2014年1月19日・唐津競艇場)
第60回 四国地区選手権競走(2017年2月25日・鳴門競艇場)

2001年1月15日に蒲郡競艇場で開催された「日本レジャーチャンネルカップ競走」で初優勝する。同じ年の2月1日に鳴門競艇場で開催された「第44回 四国地区選手権競走」でGⅠ初出場し、4号艇から捲りGⅠ初勝利、6日にGⅠ初優出し、決勝戦では3着に入賞します。

この年の11月20日に児島競艇場で開催された「第4回 競艇王チャレンジカップ競走」でSG初出場し、12月22日に住之江競艇場で開催された「第16回 賞金王決定戦競走」4日目の2RでSG初勝利を飾っています。

2007年6月12日に蒲郡競艇場で開催された「オールジャパン竹島特別 開設52周年記念競走」で、1コースから逃げ切り通算500勝を達成した後、2014年7月20日に丸亀競艇場で開催された「第19回 オーシャンカップ」で、1コースから逃げ切り通算1000勝を達成しました。

優勝賞金について

優勝賞金

2016年度の田村隆信さんは賞金46,048,000円となります。

2017年度の賞金は50,201,000円と上っています。

現在41歳の田村選手、抜群のセンスと経験で賞金をとっています。

85期の選手となって銀河系軍団の中で成長し、ここまでの賞金を稼げる選手は競艇界の中でも優れた選手だと思います。

個別成績について

※集計期間:2018/05/01-2018/10/31
勝率
6.99
2連対率
48.40%
3連対率
62.30%
出走回数
130回
優出回数
5回
優勝回数
0回
平均スタートタイミング
0.16
フライング回数
1回
出遅れ回数(選手責任)
0回
能力指数
67
1着
29.2%(38回)
2着
19.2%(25回)
3着
13.8%(18回)
4着
10.8%(14回)
5着
16.9%(22回)
6着
9.2%(12回)

田村隆信選手の得意コースと特徴について

得意コース 特徴

競艇選手の田村隆信は基本的に枠なりの進入が多いですが、イン寄りのコースも積極的に狙うことが出来ます。

田村隆信選手の平均スタートタイミングは0.14で、SGクラスの他の選手の中でも早めのスタートタイミングとなっています。また、1コースからのスタートの場合はさらに磨きがかかり、0.11と非常に早くなります。

田村隆信選手は、若いころに比べて苦戦を強いられているが、それでも毎年賞金ランキングに食い込んでくる実力を持っているので、抽選の良いモーターを引き当てた節のレースは大注目になるでしょう。

田村隆信選手のレース中の事故について

レース中 事故

競艇選手の中で、一番恐れる事は、レース中の事故による怪我です。

田村隆信選手はレース中にとても大きな事故があり大怪我をしています。それは2010年の5月16日に起こりました。唐津周年2日目12Rの2Mで不利を受け他のボートと接触してしまいました。

怪我の内容は右頬部挫創、右上顎骨骨折、右眼窩(がんか)底骨折というとても大きな怪我でしたが「けがは思ったほどではない。医者にOKはもらったし、選んでもらったSGやから」と田村隆信選手は発言をし試合に出来る充分でした。

ここまでの大怪我をしても1ヶ月経たずレースに出場する姿は誰もが驚きでした。

師匠や弟子について

現在41歳の田村隆信選手、師匠は濱村芳宏選手と言われております。

濱村 芳宏(はまむら よしひろ、1966年8月24日)は、徳島県の松茂町出身の競艇選手。登録番号3295。徳島支部所属。

デビュー当時の話ですが、濱村選手が田村選手にプロペラをプレゼントしたそうです。

濱村選手は他の選手にプロペラをプレゼントしたりする選手ではなく、自分のこだわりが強い選手です。そんな彼が、田村選手には一目をおいていたのだと思います。

苦悩と日々のプレッシャー

類まれなる素質とスター性を生まれながらに持ち、才能でデビュー前から期待されていた田村隆信選手。しかし、そんな選手でも全員がファンや関係者かた期待どおりに成長して行くわけではないのです。

選手たちには常に【調子】がつきまといます。田村選手の場合、決して極度の不調に陥ったというわけではない。現在でも競艇界を代表する実力者の一人であり、水準をはるかに超える活躍を果たしてはいます。

ただ、そのあまりにセンセーショナルだったスターダムへの疾駆を思えば、彼自身、満足には遠く及ばない現状というものがある。「超新星」と誰もが認めた男だからこそ、現在、田村には大きな苦悩が生まれてしまうものです。

年齢を重ねる事で肉体的にもきつい部分もあり、85期の中でが一目置かれた存在になった今は、勝つ為に戦略を考え、若くて経験の浅い選手たちを常に観察しながらレースに日々望んでいます。

まとめ

ボートレーサー 田村隆信

いかがでしょうか。競艇の85期【銀河系軍団】の名を元にスター選手の中で、ダントツの注目を集め、デビュー戦の6コースからの優勝はお見事の一言ですよね。
その後SGやG1レースを多数優勝し、競艇界のレジェンドになりかかっている田村隆信選手、超新星の彼が、自分の経験と抜群の競艇選手としての技術を磨きながら、今後の活躍に期待したいと思います。

この記事の監修者
佐々木 雄介
競艇予想サイトNAVI 運営責任者【北村 功平】
1978年 2月11日生まれ。一橋大学卒業。大学時代から競艇にハマり、そのまま好きが高じて某スポーツ新聞社に入社。競艇をはじめ、競馬や競輪関連の記事を長らく担当。生粋の競艇好きで、休みの日もビールを片手に全国の競艇場に姿を表す。競艇を愛して22年、彼以上の競艇知識を持つ人間にはほとんど出会えない。競艇予想サイトNAVIでは全体監修を担う大黒柱。
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