薮内瑞希は登録期117期で岡山支部に所属するボートレーサーで競艇選手の登録番号は4909です。日本テレビ系の情報番組「ミヤネ屋」で、ボートレーサー養成所であるやまと学校での様子を密着で特集され、デビュー前から話題になっていた女子競艇選手です。その愛くるしい笑顔や表情でも人気となっています。可愛らしい選手ですよね。
平成生まれのボートレーサー!薮内瑞希って?生年月日や出身地、デビューは?
薮内瑞希は1995年10月4日生まれのてんびん座で、血液型はO型、身長は148センチです。小柄な方が多いボートレーサーの中でもかなり小柄な部類に入る選手ですね。岡山県出身なので、岡山支部に所属しています。師匠は同じ岡山支部の山口達也選手(登録番号4370)です。
余談ですが、この師匠の山口達也選手はTOKIOの山口メンバーと同姓同名なんですね。
追記:山口達也さんは女性関係のスキャンダルを起こし現在はTOKIOを脱退しています。
話が逸れました。薮内瑞希の好きな食べ物はすき焼き、学生時代にしていたスポーツは小学校では水泳で中学校ではバトミントン、高校ではジム通いをしていたそうです。ジム通いはやまと学校に受験する為の体力作りで行っていたとの事なので、高校時代から選手を目指していたんですね。
趣味は雑貨屋巡りで、休日はボート上で練習したりジムに通ったり買い物に行ったり寝ていたりしているそうです。
ボートレーサーで仲が良いのは、勝浦真帆選手、土屋南選手、入海聲選手で、全員が岡山支部に所属しています。
現在は友人と二人暮らしをしていて時間のある時には料理を作ったりもするそうです。既に自立して生活しているのは凄いですね。2016年は約352万円、2017年は約600万円を賞金として稼いでいるので、確かに同世代のOLやサラリーマンよりは稼ぎが良いから自立もできますね。
きかっけは父親の影響
薮内瑞希がボートレーサーを目指したきっかけは、父親がボートレースのファンで幼いころからレース場に通っていて影響を受けたからだそうです。父親が競艇好きでボートレーサーを目指す選手ってけっこう多いですよね。薮内瑞希も幼い頃からボートレースの存在が身近にあったという事ですね。
ちなみに、ボートレーサー以外になりたかった職業は、先生、パティシエ、パン屋、ガラス細工職人、編集者などがあって、TVチャンピオンの番組を見るたびに変わっていったそうです。節操がないですが、子供の頃はこんなものかもしれませんね。最のですがその中からボートレーサーを選んだのですね。
そしてボートレーサーとしての目標は、SGレーサーになる事だそうです。競艇選手であれば誰もが目指すSGの舞台に早く立てるといいですね。
デビューは2015年!ボートレース児島にて
薮内瑞希がボートレーサーとしてデビューしたのは、2015年11月24日にボートレース児島(児島競艇場)にて開催された一般戦の日刊スポーツ杯です。初日の2Rで初出走となり新人レーサーなので6号艇6コースからの進入です。スタートは一番良いトップスタートを切りましたが、1マークを回った時から最下位となり、そのまま6位という着順でゴールとなりました。
ちなみにミヤネ屋でやまと学校での訓練を一年間特集されたとあって、薮内瑞希のデビュー戦を一目見ようと新人ボートレーサーとしては異例の人数がボートレース児島に集結したそうです。出待ちのファンが既に付いていたので、大物感が漂っていますね。
ミヤネ屋での特集
薮内瑞希が一躍全国的に有名になったきっかけが、日本テレビ系の情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」でのやまと学校時代の訓練の密着映像の放送です。2015年10月14日に放送され、番組内で見せた感動の涙やキュートな笑顔が視聴者の間で話題となりました。VTR中で薮内瑞希は誰よりも早く練習を開始し誰よりも遅く帰るという生真面目で頑張り屋な性格を見せ、訓練期間中の苦しい特訓にめげることなく、時には悔し涙を浮かべる状況でも頑張る姿がテレビで紹介されました。プロの世界を目指し地道に練習に励んでいる姿はお茶の間で見ている人の心をガッシリ掴んだようです。スタジオゲストの俳優・西村和彦も思わず涙するという一幕もありました。
この放送があり、薮内瑞希のデビュー戦は多くのファンが訪れる結果となりました。
薮内瑞希のレース実績
2015年11月からデビューして2018年の今年で3年目となる薮内瑞希のレース実績や成績を検証してまとめました。
初勝利は2016年7月!デビューから約8か月後
薮内瑞希の初勝利は2016年7月22日にボートレース多摩川(多摩川競艇場)にて開催された一般戦の「ヴィーナスシリーズ第7戦是政プリンセスカップ」の4日目です。デビューから77走目で初勝利を達成しました。5号艇6コースからの進入でコンマ11での見事なスタートを決めまくり差しで1位でゴールを決めました。レース後は無事に水神祭も行われ、本人もかなり喜んでいましたね。ボートレーサーの中には初勝利までに数年かかる人もいるので、薮内瑞希のデビューから初勝利までの期間はまずまずといったところでしょうか。ちなみにこのレースの三連単は103番人気で146,740円というビッグ配当になりました。なかなか未勝利の新人レーサーを頭に舟券は買いづらいですもんね。
G3初勝利は2016年9月!ボートレース児島にて
薮内瑞希はG3のレースに初出走したのは2016年4月22日から4月27日の期間にボートレース三国(三国競艇場)にて開催されたG3「オールレディース競争」です。この節は6着8回と5着1回で、初勝利どころか舟券にも絡む事ができませんでした。
G3のレースで初勝利したのは、初出走と同年の2016年で、9月27日からボートレース児島(児島競艇場)にて開催された「G3オールレディース第28回瀬戸の女王決定戦」の初日でした。6号艇6コースからコンマ0.1という絶妙なスタートを切った薮内瑞希は、まくり差しで見事に1位でゴールに到着しG3初勝利となりました。3連単は63番人気で46,640円という高額配当になりました。このレースのスタートは非常に素晴らしかったのですが、次の日の9月28日の10Rで、薮内瑞希は0.6という非常識なフライングで即刻帰郷となってしまいます。何かを掴みかけたのでしょうかね。
まとめ
薮内瑞希は2015年にデビューしてから2018年現在で3年目の新人ボートレーサーです。SGはおろかG1の出走もまだありません。ただ、ひたむきで真面目な努力家なので、年々成績を確実に上げているので、SG・G1の常連レーサーになる時がきっと来るのではないでしょうか。2017年は1着は5回しかありませんが、2018年の9月29日現在では1着が15回と前年の3倍になっています。1着率、2連体率、3連体率の数字も大幅にアップしており、2018年は飛躍の年といっても良いでしょう。舟券にも絡むようになってきていますし、予想の軸になりつつある選手と言えるのではないでしょうか。今後も薮内瑞希から目が離せません。伸びしろが物凄く大きい要注目の若手レーサーですね。