やまと競艇学校世代初のSG制覇者!ボートレーサー山口剛は豪快ターンが魅力!

競艇 山口豪
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競艇選手 男子

次世代の広島支部のエースとも言われ、見るものを魅了する豪快ターンが持ち味の競艇選手、山口剛とは一体何者なのでしょうか?


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この記事の監修者
後藤孝男
競艇予想サイトNAVI 運営責任者【北村 功平】
1978年 2月11日生まれ。一橋大学卒業。大学時代から競艇にハマり、そのまま好きが高じて某スポーツ新聞社に入社。競艇をはじめ、競馬や競輪関連の記事を長らく担当。生粋の競艇好きで、休みの日もビールを片手に全国の競艇場に姿を表す。競艇を愛して22年、彼以上の競艇知識を持つ人間にはほとんど出会えない。競艇予想サイトNAVIでは全体監修を担う大黒柱。

豪快なレースが特徴の山口剛とはどんな人物なの?生年月日や出身地、

山口剛

山口剛(やまぐちつよし)は1982年8月23日生まれで広島県出身の競艇選手です。
161センチ、53キロのA型、現在は36歳です。第91期生として登録、登録番号は3622です。
現在の級別はA1級です。同期に川上剛、松下一也、長嶋万記らがいます。

競艇選手になったきっかけは?

本人いわく、小学校の時にボートレースを見たことがきっかけだということです。
小さな時に親に連れて行ってもらったということなのだと思います。
器械体操で国体出場経験もあるなど、運動神経は抜群な選手ですね。

趣味は釣りと公言している

ジギングでの釣りが趣味だと山口剛ですが、ジギングと言えば、格闘技のようなスポーツフィッシングとも言われている程に非常に体力を使う釣りです。
趣味と筋トレが同居したようなものとも言えるので、日々体のメンテナンスには気を遣っているという感じがしますよね。

やまと競艇学校時代の成績

2001年にやまと競艇学校に入学した山口剛
リーグ勝率5.80 準優出5 優出2の成績を残しました。

その後、2002年11月にプロデビューをします。

山口剛のレーススタイルは?

センターコースやアウトコースからの華麗なまくり

非常に積極的なスタートと、豪快にセンターコースやアウトコースからの華麗なまくりが最大の特徴とも言え、特に旋回技術には目を見張るものがあります。

進入は基本枠なりで、勝率が安定的に高く、どのコースからでも1着を狙える選手と言えるでしょう。

平均スタートタイミングは0.14とトップクラスですが、あまりにも攻めに転じすぎることから、フライングの頻度が高く、+,07や,09の非常識なフライングや事故をおこしてしまうこともしばしば。

それにより泣かされた過去もありますが、勇猛果敢なスタイルにファンが魅了されているということはまがいもない事実ですね。

山口剛のプロデビュー後の成績とは?

5日目1Rでフライング

山口剛は2002年11月12日から宮島競艇場で開催された一般競争にてデビュー戦を飾ります。

勝利を収めることは出来ませんが、2日目1Rでは2着、5日目1Rではフライングという結果に終わりました。

初勝利は2002年の徳山競艇場にて

12月11日から開催された一般競争にて、初日の1Rで初勝利を手にします。5号艇出場の決まり手はまくり差しでした。
また、続く二勝目は4日目4Rで5号艇出場、こちらも綺麗なまくり差しでの勝利となっています。

初優出と同時に初優勝を飾る

3号艇出場で決まり手はまくり

2003年にB1級へと昇格した山口剛は同年5月15日からびわこ競艇場で開催されたサンケイスポーツ杯争奪 第26回さざなみ賞にて初優出、3号艇出場で決まり手はまくりで初優勝を手にします。
着順は4号艇出場の4着でした。

G1初勝利と、G3初優出した2005年

非凡な成績でA1級にまで昇格した2005年の2月11日から徳山競艇場で開催されたG1第48回中国地区選手権競走に初出場を決めると、3日目の9Rにて2号艇出場、決まり手まくり差しでG1での初勝利を記録します。
後半でA2級へと降格するも、迎えた10月19日から宮島競艇場で開催されたG3 2005新鋭リーグ戦第19戦にてG3の初優出を飾りました。
結果は4号艇出場の4着となりました。

一般優勝3回を記録した2006年

G3若獅子杯では準優勝

上り調子となった2006年は全部で12回の優出を果たします。
8月12日から鳴門競艇場で開催された第41回 渦王杯競走で優出し、3号艇出場からの決まり手まくり差しで1度目の優勝をすると、続く9月23日から江戸川競艇場で開催された第31回デイリースポーツ杯では6連勝を記録し、優勝戦では2号艇から出場、決まり手は抜きで2度目の優勝を果たします。
更に、10月4日から児島競艇場で開催された一般競争でも優出、2号艇出場で決まり手はまくりでした。

また、12回の優出のうち、G3が4度で、8月の2006新鋭リーグ第14戦 G3若獅子杯では準優勝を果たしています。

才能開花の音がする2007年

決まり手は抜きでSG初勝利

安定した勝率を収め、A1レーサーが定着してきた2007年に急激な成長を遂げる事になります。

4月1日から丸亀競艇場で開催された開催されたG3’07新鋭リーグ戦競走第3戦では4連勝からの優勝を記録し勢いに乗ると
7月25日から開催されたG3新鋭リ-グ第12戦厳島昇龍決戦では1号艇1コースでしっかりと逃げを決め5連勝でのG3初優勝をその手にします。

更に、10月3日から平和島競艇場で開催されたSG第54回全日本選手権でSGの初出場をすると、初日2Rの4号艇出場、決まり手は抜きでSG初勝利も手にします。
また、2日目、5日目にもそれぞれ勝利を挙げ、初SG出場で3勝という好成績を収めました。

続く10月18日から宮島競艇場で開催されたG1宮島チャンピオンカップ開設53周年記念で自身初のG1優出を決めると、1号艇出場での2着、堂々の準優勝を飾りました。

終わってみれば2007年は16回の優出、一般が6回、G3が9回、G1が1回に、SGが1回で全部で4度の優勝、一気に全国区へとその名を轟かせるようになります。

G1レースで大暴れした2008年

第23回SG賞金王シリーズにてSG初優出

1月22日に丸亀競艇場で開催されたG1共同通信社杯第22回新鋭王座決定戦競走にてオール2連対で予選を突破すると、準優勝も余裕の快勝で優出し、初のG1初優勝を決めました。
この時、F2での参戦となっていたことから、仮にフライングをしてしまった場合には180日間のフライング休みを余儀なくされる場面でしたが「選手生命を懸けて勝負した」という物怖じしない最高のスタートタイミングはコンマ03という驚異的な数字を叩き出しました。
結果、1号艇1コースでの見事な逃げを決めての優勝となりました。
続く1月31日から開催されたG1第51回中国地区選手権競走でも優出すると、5号艇3コースからの2着で準優勝を決めます。
ここで勢いは止まらず、6月14日から丸亀競艇場で開催されたG1京極賞開設56周年記念で再び優出すると、1号艇1コースで逃げ切りで2度目のG1優勝を手にします。
更に11月1日から宮島競艇場で開催されたG1宮島チャンピオンカップ開設54周年記念でも優出し、5号艇5コースから着順は2着、準優勝となりました。

そしてこの年、自身初となる第23回SG賞金王シリーズにてSG初優出を達成します。
結果は6着となりましたが、並み居る強豪相手に堂々の戦いぶりでした。

2009年にさらなる成長のきっかけとなる出来事が…

2010年に快挙を成し遂げる

素晴らしい成績を収めた怒涛の2008年が終わり、迎えた2009年の2月7日から徳山競艇場で開催されたG1第52回中国地区選手権競走では難なく優出を決め、1号艇1コースで逃げ切り見事優勝を果たしますが、SGには都合3度の出場をするも予選突破を果たせずにいました。

そんな折、2009年からスタートしたスター選手育成制度の第1回講習会がやまと競艇学校で行われる事になり、候補選手たちと世代の近い者として講師に招かれ、後輩たちを指導することになります。

この時、同じく講師を務めた今垣光太郎選手(SG9冠)達と懇談する機会を得た山口は、トップレーサーの先輩たちがどんな姿勢で競艇に取り組んでいるかのを改めて思い知らされることになりました。

それにより、山口は自分自身の甘さに気づかされ己と向き合い、更なる努力をしたといいます。

こうして、2010年に快挙を成し遂げることとなるのです。

悲願のSG優勝を果たす

90期以降で初めてのSG優勝者

心機一転むかえた2010年初めてのSGとなる第45回総理大臣杯に出場を決めた山口剛。
予選を快調に勝ち上がると、準優勝も難なくクリアし、優勝戦へと駒を進めます。

2号艇から出場し、気合のインコースどりで1コースをもぎ取ると、1マーク、2マークでは捌かれてしまうものの、2周1マークで豪快な差し返しを披露、ふたを開けて見ればあまりにも見事な抜きでSG初優勝を決めました。

これが90期以降で初めてのSG優勝者となり、やまと競艇学校世代で初のSG制覇を成し遂げた人物として歴史に名を刻むことになるのでした。

2014年度後期の選手級別決定で勝率1位となるも…

痛恨の0,7フライング

2011年は8度の優出をするも、SGでは進出できず、優勝は一般戦の2回のみ、2012年は第59回全日本選手権競走には優出したものの、一般戦の優勝1回のみとあまり成績が振るいませんでした。

2013年には復調の兆しを見せ、10度の優出のうち、G1が1回と、SGが2回で優勝はG1を含めての4回と好成績を収めます。

2014年にはいり、2月、3月、4月とG1戦線で次々と優出、その数6回とその存在感を魅せつけ、審査期間2013年11月1日から、2014年4月30日までの14年度後期選手級別決定では勝率8.35を記録し、堂々の1位となりました。

こうして完全復活を遂げるか?と思われた矢先…

5月のSG第41回ボートレースオールスター(笹川賞)にて痛恨の0,7フライングを喫すると、6月のSG第24回グランドチャンピオンでS0、10月のSG第61回ボートレースダービー(全日本選手権)では2度のS0、11月のSG 第17回チャレンジカップではS0、K0をし、極めつけは12月のG2 第18回モーターボート誕生祭〜マクール賞〜でS2を起こし、終わってみれば2006年から続いた連続優勝記録を途絶えさせる結果となってしまいました。

2015年は7度の優勝を記録

2016年、2017年とSGの優出は果たせないまま

2014年の汚名返上とばかりに、10回の優出の内、7度の優勝、そのうちG1が2回という素晴らしい成績で2015年を締めくくりますが、その後、2016年、2017年とSGの優出は果たせないままとなっています。

まとめ

一大旋風を巻き起こした山口剛の持ち味は物怖じしない特効スタイル

一大旋風を巻き起こした山口剛の持ち味は物怖じしない特効スタイルとも言える魅力的なスタート、そして豪快なターンですが、FやSに泣かされることもあるのがネックとも言える部分ですね。

とはいえ、実力は間違いなく本物で、全てががっしりと噛み合った時の強さは凄まじいと言えるでしょう。
2度目のSG制覇がいつになるのか?非常に楽しみな競艇選手です。

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