平川香織は元フィギュアスケート選手で、女子ボートレーサーに転身し話題となっている女性競艇選手です。2018年5月にボートレーサーとしてデビューし、元フィギュアスケーターの実力がどれ程なのか注目を集めています。ちなみにフィギュアスケート選手がボートレーサーに転向したのは、フィギュア界・競艇界通じて初めてのことだそうです。どのようなきっかけでボートレーサーに転身したのでしょうか?平川香織の実力や将来性、フィギュアスケート選手時代の成績や、ボートレーサーとしてデビューしてから今までの戦績など、徹底的に調査し検証してまとめていますのでご参照下さい。
元フィギュアスケーター!平川 香織の生年月日や出身地・デビューは?
平川香織は2000年7月29日生まれで血液型はB型身長は150センチで東京都杉並区出身です。ボートレーサーとしてのデビューが2018年5月22日なので、なんと若干17歳で競艇選手としてボートに乗っています。公営ギャンブルとはいえ、未成年でもデビューできるものなのですね。どことなく広瀬アリスさんの面影を感じる優しい顔立ちをしていますね。平成生まれのボートレーサーは続々と登場していましたが、いよいよ2000年代の競艇選手がデビューするなんて、時代の流れを感じますね。
ボートレーサーに転身しようとしたきっかけ
平川香織がフィギュアスケート選手からボートレーサーを目指したきっかけは、親が大の競艇ファンで幼少の頃からボートレース戸田(戸田競艇場)によく連れてこられて、競艇が身近な存在だった事もあるようです。ちなみに戸田競艇場には、小さな子供が遊べるキッズランドというスペースがあるので、子連れでも訪れやすい競艇場となっています。
幼い頃から競艇に馴染みがあったと本人もインタビューなどで答えているので、毎月のように通っている事で、ボートレースとの縁ができ、競艇選手を目指したきっかけの一つとなったのではないでしょうか。
また、ただの身近な存在だったボートレースでしたが、本気で競艇選手を目指した大きなきっかけがあります。平川香織が中学3年生の時に加藤峻二選手の引退レースを見てかなりの衝撃を受けたようです。加藤峻二選手は当時73歳で引退レースで見事1位でゴールします。平川香織からすればおじいちゃんのような年齢の選手が1着を取っている姿を見て、憧れと尊敬を持ち、年齢差を気にしないスポーツであるボートレースに大変興味を持ったようです。
元々本格的なフィギュアスケート選手だった平川香織にとって、10代から20代前半位までしか活躍できない短命スポーツのフィギュアスケートよりも、幅広い年齢層が活躍できる競艇というスポーツがかなり魅力的に見えたのでしょう。フィギュアスケートのほうも伸び悩んでいる時期だったそうなので、この機会に競艇という世界の門を叩いたのですね。
6歳から10年間以上続けていたフィギュアスケートを止めて、中学生の女の子がこんな一大決心をするなんて、平川香織は凄い精神力を持っていますね。根性もありそうです。
ちなみに、平川香織は東京都杉並区の出身ですが、憧れの加藤峻二選手と同じボートレース戸田(戸田競艇場)を本拠地とする埼玉支部に応募して現在所属しているという経緯があります。
デビューは2018年
平川香織は高校1年生の時にフィギュアスケート選手を引退し、当時通っていた高校に休学届を出して受理されました。そして2017年4月に競艇選手を育成する養成所であるやまと学校に122期で登録番号5045として入学します。当時16歳という若さでした。
養成所の教官の話では、122期の競艇選手はすぐに活躍できそうな選手はいないものの、平川香織が最も将来的に期待できそうな選手であるとべた褒めしています。
競艇選手としてデビューしたのは、2018年5月22日で地元のボートレース戸田で初出走となります。
デビューは一般戦の「BACHプラザ杯」で、デビュー4日目には6号艇で3着に入る活躍を見せ才能の片鱗を見せつけてくれましたが、デビュー5日目の2Rで+1.2のスリットオーバーでフライングのため返還欠場となり、即日帰郷となってしまいました。
平川香織のフィギュアースケート選手時代
平川香織はフィギュアスケートで全国中学生大会にも出場するほどの腕前で、ボートレーサー養成所のやまと学校にもスポーツ推薦で入学しています。フィギュアスケート時代の成績はどのようなものだったのでしょうか。フィギュアスケートで鍛えた体感がボートレースでも活かされるのか調査しました。
世界選手権で銀メダルの樋口新葉と同じクラス
平川香織は、フィギュアスケートの名門選手が進学する事の多い開智日本橋学園中学校に入学します。この学校は中高一貫校の為で、2018年にフィギュアスケート世界選手権で銀メダルを獲得した樋口新葉とは中学・高校と同級生で、同じクラスにいたこともあるそうです。フィギュアのライバルとしてお互いに切磋琢磨していたのかもしれませんね。
羽生結弦選手と同じコーチに教わっていた
平川香織は、6歳から高校1年生までの約10年間、本格的にフィギュアスケートを練習しています。平川香織が小学4年生の頃には、金メダリストの羽生結弦選手とも一緒に練習をしていた事もあったそうです。一時期は、なんと羽生結弦選手と同じコーチに教わっていたこともあったという筋金入りのフィギュアスケーターだったようですね。
また、2018年平昌オリンピックでの羽生結弦選手の金メダルは大変刺激になったと、第122期修了記念競走が終了した後のインタビューで答えています。身近にいた選手の活躍というのは確かに大きな刺激になりますよね。
平川香織のフィギュア時代の成績
平川香織のフィギュア時代の成績は、残念ながら発見することが出来ませんでした。既にボートレーサーとしてデビューしていますので、インターネットで検索してもボートレースでの成績ばかりが出てきてしまいます。ただ、ボートレーサーに転身した際のきっかけで、フィギュアで伸び悩んでいたという話もありましたので、成績はそこまで芳しくなかったのかもしれませんね。
平川香織のtwitter
新しいカッパ作りましたぁ
ちなみに3人同期とお揃いです
明日からこのカッパで下関頑張ります#5036
#5039
#5045 pic.twitter.com/SRuOmT9rNM— 平川 香織 (@gs5045) 2018年8月31日
平川香織はtwitterで自身のプライベートやボートレースについて頻繁にツイートしています。同期との仲睦まじい様子や、美人と噂されているお姉さんとの画像、ボートレース場での競艇選手の様子などをツイートしており、競艇界を盛り上げようという気概を感じることができます。さすがは現代っ子という感じですね。平川香織は、自分ができることで競艇界を盛り上げて競艇人口を増やしていきたいという思いがあるようですね。ここでは平川香織がツイートした一部を抜粋してご紹介していきます。
美人と噂のお姉さん
平川香織には姉がいて、とても仲が良い姉妹のようでよくツイートで画像をアップしています。二人とも可愛らしくてまさに美人姉妹といって差支えがありませんね。仲が良い様子がとても分かる画像になっています。
同期との様子
平川香織のtwitterでは、たびたびボートレーサーの同期との仲睦まじい様子がツイートされます。特に、平川香織がちーちゃんと呼んでいる金子千穂選手と、ひかるんと呼んでいる計盛光選手の二人が多く写っています。やまと学校で122期で同期だったこの三人組はとても仲が良いようですね。
まとめ
平川香織は、2018年9月18日現在でボートレースで38走しかしておらず初勝利もしておりません。最高の着順は3着で3回取っており、舟券には絡む活躍を見せています。元フィギュアスケーターという事と、やまと学校での成績も122期で上位に食い込んでいたので、平川香織に対しての周囲の期待値は非常に高いです。まだ10代の伸び盛りの時期ですので、今後の展開が楽しみですね。SG優勝の最年少記録も狙っているなど、目標は非常に高い選手ですので、今後も要注目のボートレーサーといえます。