東京都の江戸川区にある江戸川競艇場は、日本最北端に位置する競艇場です。
江戸川競艇場と言えば『日本一の難水面』と言われているほど選手にとって難しく、また予想をするのもとても難しい競艇場として有名です。
その理由としては、河川の水と海の水が混ざり合った汽水で作られているという点や、風の影響を受ける点などが挙げられます。

そこで本記事では、江戸川競艇場で勝ちたいと考えている人のために、予想のポイントや過去のレース結果からわかる傾向、注目選手などを詳しく紹介していきます。
江戸川競艇場については、以下の記事でも紹介しているのでぜひご覧ください。
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目次
江戸川競艇場で予想を当てるための5つのポイントを紹介
ここからは、江戸川競艇場で予想を当てるために押さえておくべきポイントを5つ紹介します。
- 特殊な水質を理解する
- 潮の満ち引きに注意
- 第一ターンマークの振り幅が大きい
- 公式サイトは必ずチェック
- 強い風が吹くと1コースは不利になる
以下の項目では、予想を当てるポイントを一つずつ詳しく解説していきます。
特殊な水質を理解する
江戸川競艇場は、海に近い河川の水を利用して作られているため、特殊な『汽水』という水質です。
淡水、海水の両方の特徴を持つため、非常に操縦、予想が難しい水面であり、これが理由で日本一の難水面と呼ばれることもあります。
海水の特徴である潮の満ち引きの影響を受けながら、河川特有の波の影響も受けるため、いたるところに複雑な波やうねりが発生します。
そのため、他の競艇場に比べて江戸川競艇場では転覆事故が多く、ベテランレーサーでも苦労する程難しい水面となります。
江戸川競艇場でのレースを予想する場合は、江戸川競艇場に慣れている選手や、地元選手など江戸川競艇場を熟知している選手を優先的に選ぶようにしましょう。
潮の満ち引きに注意
河川と海の水が混ざっている江戸川競艇場では、特殊な『汽水』という水質となっています。
東京湾と通じている江戸川競艇場では、海独特の潮の満ち引きの影響を受け、レース展開が大きく変わってくるので注意が必要です。
江戸川競艇場の潮の満ち引きのパターンは2種類あり、満潮に向かっていく『上げ潮』と、干潮に向かっていく『下げ潮』があります。
潮の状態 | 特徴 |
上げ潮 | ・うねりが発生しやすく、2コースが有利になる
・ターンが流れやすく、アウトコースはやや不利になる |
下げ潮 | ・スタートにばらつきが出るため、捲り、捲り差しが増える
・第二ターンマークからの抜きによる逆転が増える |
上記が上げ潮、下げ潮時のそれぞれの特徴ですが、どちらとも1コースに不利な状況となることが多いです。
このように上げ潮時と下げ潮時でレース展開が変わる江戸川競艇場では、江戸川競艇場の水面をよく理解しているベテランレーサーや地元レーサーが有利にレースを進めていくと考えて良いでしょう。
第一ターンマークの振り幅が大きい
江戸川競艇場の水面は、他の競艇場に比べてとても特殊な構造をしており、第一ターンマークの振り幅が非常に大きく作られています。
第一ターンマークがスタンド側に振られており、スタンド側の幅が37メートルと非常に狭い形状となっています。
そのため、インコースに配置された選手は斜めにスタートをしなければいけないため、スタートに出遅れると一気に後続に抜かれてしまうのです。
江戸川競艇場でインコースの選手を舟券に絡めていく場合は、スタート技術を必ずチェックしておきましょう。
公式サイトは必ずチェックする
江戸川競艇場の公式サイトでは、レース当日の風、潮の満ち引き、モーター性能などの情報をチェックすることができます。
風や潮の情報は江戸川競艇場を予想する上で上記の情報は絶対に押さえておきたいポイントであり、直前までどのような状況になるかわからないため、こまめに情報を載せてくれるためとても便利です。
しかも、公式サイトが発信してくれる情報になるため信ぴょう性も高く、必ずチェックしておきたいポイントです。
また、記者目線での着順予想も公開されているため、ぜひチェックしてみてください。
強い風が吹くと1コースは不利になる
江戸川競艇場は、東京湾からわずか5kmの距離に位置しており、東京湾から吹く風の影響を大きく受ける形となります。
江戸川競艇場では、1年を通して風が吹いており、無風の状態で行われるレースがほとんどありません。
しかも、常に強い風が吹いており、風速5m以上の風が吹くことは日常茶飯事です。
時には10m以上の風が吹く江戸川競艇場は、1コースの選手にとって不利に働く場合がほとんどです。
風向きは問わず、風速3mくらいまでの強さであれば1コースの有利は変わりませんが、4m以上の風が吹くとアウトコースが有利となり、風速が強くなるにつれてアウトコースの有利さは増していきます。
つまり、風が荒れている日こそ1コースの選手は不利となり、勝率は落ちてしまいます。
江戸川競艇場で行われるレースを予想する場合は、風の強さに注意しましょう。
以下の記事では、風について詳しく紹介しているのでぜひご覧ください。
⇒競艇の予想で風の情報は不可欠!風邪を見極めて予想を当てよう!
江戸川競艇場の過去のレースからわかる傾向
ここからは、江戸川競艇場で過去に行われたレース結果からわかる傾向を詳しく分析して紹介していきます。
- 1コースの勝率が全国で最も低いレベル
- 2〜6コースの勝率が非常に高い
- 決まり手は抜きが多い
1コースの勝率が全国で最も低いレベル
江戸川競艇場では、1コースの勝率が全国平均と比べてとても低く、全国の競艇場の中でも最低レベルです。
1着率 | 2着率 | 3着率 | |
江戸川競艇場 | 44.5% | 21.2% | 11.1% |
全国平均 | 55% | 17.3% | 8.8% |
上記の表は、江戸川競艇場と全国平均の1〜3着率をまとめたものです。
1着率に注目すると、全国平均が55%なのに対して、江戸川競艇場は44.5%となっており、50%を大きく下回っています。
全国平均と比べて10%も低い数字で、44.5%というのは全国24の競艇場と比べても最低レベルの低さです。
通常であれば10回レースを行えばそのうち5回は1コースの選手が1着でゴールするのですが、江戸川競艇場の場合はそうではありません。
基本的に競艇を予想する場合、1コースを1着に予想し、それを軸として2着以下を予想します。
しかし、江戸川競艇場の場合は10回行っても4回しか1着でゴールできないため、予想するのが非常に難しいと言えます。
他の競艇場に比べて1コースが1着でゴールする確率が低い傾向にあるので、理由もなく1コースを1着で予想することは避けた方が良いでしょう。
2〜6コースの勝率が非常に高い
1コースの1着率が全国でも低い江戸川競艇場ですが、2〜6コースの勝率が非常に高いという傾向があります。
1着率(全国平均) | 2着率(全国平均) | 3着率(全国平均) | |
2コース | 18.4%(14.3%) | 24.4%(25.7%) | 17.5%(18.5%) |
3コース | 14.8%(12.5%) | 18.3%(21.6%) | 19.1%(20.6%) |
4コース | 12.1%(10.8%) | 15.8%(17.5%) | 17.4%(20.5%) |
5コース | 6.6%(5.6%) | 12.6%(12.2%) | 19.5%(18.8%) |
6コース | 3.9%(1.8%) | 8.3%(6.2%) | 16%(13.4%) |
上記の表は、2〜6コースの1〜3着率を江戸川競艇場と全国平均で比べたものです。
全体的に、2〜6コース全ての1着率が全国平均を上回っていることがわかります。
これは、江戸川競艇場では1コースの1着率が非常に低いため、2コース以降の選手がチャンスをものにしているという結果です。
特に、江戸川競艇場では2コースの1着率が18.4%となっており、5回に1回は2コースが1着になるという計算です。
そして特に注目してほしいのが、6コースの1着率です。
競艇では1番不利だと言われているのが6コースで、全国平均は1.8%となっているのですが、なんと江戸川競艇場では約4%となっており、全国平均の2倍の確率です。
2倍の確率と言っても、10回レースを行なって1回勝てるかどうか、という非常に低い確率です。
しかし、もし当たれば高配当を獲得する大チャンスですので、大穴狙いの人には江戸川競艇場の6コースの選手に注目してみてください。
決まり手は抜きが多い
江戸川競艇場では、全てのコースで『抜き』の決まり手が多く、全国平均を大きく上回っています。
江戸川競艇場 | 全国平均 | 差 | |
1コース | 7.7% | 4.6% | +3.1% |
2コース | 10.4% | 8.8% | +1.6% |
3コース | 18.3% | 11% | +7.2% |
4コース | 9.8% | 8.2% | +1.6% |
5コース | 14.4% | 11% | +3.4% |
6コース | 18.8% | 14.8% | +4% |
競艇において、基本的に抜きという決まり手は珍しいのですが、江戸川競艇場では水面が荒れやすいという特徴があるため、全コースで抜きが多い傾向となっています。
1コースの勝率が悪いという江戸川競艇場の特徴を踏まえても、逆転で勝負が決まるレースが多いと予想できます。
インコースがアウトコースに比べて有利だという事実は変わりませんが、調子の良い選手、モーターの性能が良いなど、期待できる選手が出走する場合は例えアウトコースの配置だったとしても船券に絡める価値はあるでしょう。
江戸川競艇場で勝率が高い注目の選手を3人紹介
続いて、江戸川競艇場で開催されているレースに出走していたら絶対に外せない注目選手を3人紹介していきます。
- 石渡鉄兵選手
- 濱野谷憲吾選手
- 前本泰和選手
以下で一人ずつ詳しく紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
石渡鉄兵選手
江戸川競艇場を地元としており、レース展開を熟知している選手がこの石渡選手です。
江戸川競艇場での優勝回数が全選手の中で最多のため、競艇ファンの間では『江戸川鉄兵』と呼ばれています。
石渡選手は抜群のスタート技術を持っており、難水面と言われている江戸川競艇場でも難なく好スタートを決めています。
1コースに入った時の石渡選手はほとんどの確率で1着に入り、2連対率、3連対率も高く、どこのコースに入っても船券に絡んでくる実力を持っています。
江戸川競艇場で行われるレースに石渡選手が出走する場合は、絶対に押さえておきましょう。
濱野谷憲吾選手
東京支部所属で、江戸川競艇場をホームとしている濱野谷選手も注目していただきたい選手のうちの一人です。
濱野谷選手は江戸川競艇場での勝率が7.82と非常に高く、優勝回数も14回となっており、実績は申し分ありません。
濱野谷選手は豪快な全速ターンを得意としており、それだけではなく操縦技術、モーター西武能力もトップクラスです。
競艇漫画『モンキーターン』の主人公の波多野憲二のイメージモデルとなったのもこの濱野谷選手で、カリスマ性があり競艇ファンからも人気を集めています。
江戸川競艇場との相性が良い濱野谷選手が出走するレースは、必ずチェックしておくことをおすすめします。
濱野谷選手に関しては、以下の記事でも詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。
⇒競艇レーサー濱野谷憲吾はモンキーターンの主人公のモデル!その実力や成績は?
前本泰和選手
広島支部出身の前本選手も、江戸川競艇場との相性がとても良い注目選手の一人です。
SGも2回優勝歴があり、24会場制覇している数少ないレーサーとして注目を浴びています。
積極的なコース取りが特徴の前本選手は、主に1〜3コースのインコースを得意としています。
難水面で知られる江戸川競艇場での勝率は7.91と非常に高く、2連対率、3連対率も高い数字を誇っています。
インコースに配置された場合の前本選手の3連対率は90%を超えており、ほとんどの確率で舟券に絡んでくれる計算のしやすい選手と言えます。
江戸川競艇場で行われるレースに前本選手が出走するとなれば、ぜひ舟券に絡めてみてください。
江戸川競艇場の基本情報・アクセス・所在地
施設名 | 江戸川競艇場 |
所在地 | 東京都江戸川区東小松川3丁目 |
アクセス | |
開場 | 1955年 |
水面 | 河川 |
水質 | 汽水 |
主な開催競争 | ・江戸川大賞(G1)
・アサヒビールカップ(企業杯) |
公式サイト | https://www.boatrace-edogawa.com |
まとめ
江戸川競艇場で勝つための予想のポイントや過去のレース結果からわかる傾向、注目選手などを詳しく紹介しました。
難水面と言われている江戸川競艇場で予想を当てることはそう簡単ではありません。
潮の満ち引きや風の影響など、あらゆるポイントを押さえておかなければ絶対に勝てないでしょう。
今回紹介した内容をしっかり押さえておいていただくとともに、当サイトでは、優良な競艇予想サイトをランキング形式で紹介しています。
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