【ショックすぎる】競艇選手が強制引退させられる引退勧告とは?

競艇選手 強制引退
初心者雑学

「競艇選手が強制引退させられることあるの?」

競艇選手は80kmという危険と隣り合わせの中順位を競っています。そんな競艇もプロスポーツと一緒で必ず引退しなければいけない時は来ます。ですが、競艇には強制的に引退させられる「引退勧告」というルールがあります。この引退勧告には、明確な条件がありクリアしなければ強制的に引退しなければいけません。本記事ではそんな競艇の強制引退(引退勧告)について詳しく解説していきます。

また「強制引退を受けた選手を知りたい」という人に向けて本記事では以下の内容を紹介しています。

  • 【ショックすぎる】競艇選手が強制引退させられる引退勧告とは?
  • 強制引退させられる条件とは
  • 引退が噂された選手3名の現在を徹底調査
  • 【2022版】強制引退を受けた競艇選手一覧

これであなたも競艇選手が強制引退させられる引退勧告について詳しく知れるだけでなく、実際に引退勧告を受けた選手を知ることができます。早速引退勧告と言われる、強制引退について詳しく見ていきましょう。


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この記事の監修者
後藤孝男
競艇予想サイトNAVI 運営責任者【北村 功平】
1978年 2月11日生まれ。一橋大学卒業。大学時代から競艇にハマり、そのまま好きが高じて某スポーツ新聞社に入社。競艇をはじめ、競馬や競輪関連の記事を長らく担当。生粋の競艇好きで、休みの日もビールを片手に全国の競艇場に姿を表す。競艇を愛して22年、彼以上の競艇知識を持つ人間にはほとんど出会えない。競艇予想サイトNAVIでは全体監修を担う大黒柱。

1:【ショックすぎる】競艇選手が強制引退させられる引退勧告とは?

競艇選手はプロスポーツ選手と同じで体を使うため、年齢を重ねると自分から引退を選択しなければいけない瞬間が来ます。それまで競艇選手を続けることができるかというとそうではありません。

競艇には強制引退させられる引退勧告と言われるルールがあります。引退勧告とは、4期通算の基準を元に条件をクリアしなければ強制引退になってしまいます。

競艇では、1月〜6月を前期、7月〜12月を後期というように、半年ごとを1期という単位で表すので、競艇でいう4期は2年間を指します。この期間から考えると、新人でデビューして条件をクリアしなければ最速2年で強制引退させられることもあります。毎年何十名と引退勧告を受けて強制引退しているため、いかに厳しい世界なのかがわかります。

2:強制引退させられる条件とは

競艇で強制引退(引退勧告)を受ける条件は以下の4つになります。

条件①:4期通算勝率が3.80未満
条件②:4期通算事故率が0.7以上
条件③:33年経過後4期通算勝率4.8未満の場合
条件④:4期通算出走回数60回未満の場合

数字だけの説明ではわかりにくいため、1つずつ詳しく解説していきます。

条件①:4期通算勝率が3.80未満

強制引退を受ける最初の条件は、勝率3.80未満の場合です。着順点を出走回数で割った勝率が4期通算3.80を超えない場合は引退勧告となります。

この条件は、選手としてデビューして3年以内の新人選手には適用されません。4期のデータを取るために最低2年はかかるためこの条件はデビューから3年以内の新人選手、5年以内の選手には適用されません。2016年4月までは勝率3.50が目安となっていましたが、近年は3.80を超えなければ引退勧告となってしまいます。

条件②:4期通算事故率が0.7以上

次に紹介する条件は、4期通算事故率0.7以上です。競艇における事故とは、フライングがあります。競艇は止まった状態でスタートするわけではありませんが、走行中にスタートラインを超えた時にスタートになりますが、スタートラインに時計より早く入ってしまったりするとフライングになり失格です。他にも出遅れや、他の選手の走行を妨害してしまうと事故として判断されます。競艇にはそれぞれの事故に事故点を設けており、1期通算事故点を出走回数で割ったものが事故率として表示されます。

この事故率が1期中に0.7を上回った時には、どんな成績を持った選手でもB2級へ下げられてしまいます。そして4期通算の事故率が0.7を超えてしまうと引退勧告を受けてしまいます。選手の成績が良かったとしても、競艇は死と隣り合わせの競技のため、反則をしてしまうと厳しいペナルティを受けることになります。

条件③:33年経過後4期通算勝率4.8未満の場合

次に紹介するのは33年経過後通算勝率4.8未満です。デビュー後33年経過すると、引退勧告の条件は厳しくなります。4期通算で4.8以上キープするためには、最低でも一般線で4位ないし3位に常に入っておかなければ達成することは難しいです。

ベテラン選手ともなれば確かな技術を持っていますが、新人に比べるとどうしても瞬発力等で劣ってしまうため、成績を上げることも多いです。競艇選手は50代を超えると引退する人が増えますが、このルールが足枷になっていることは間違いないです。

条件④:4期通算出走回数60回未満の場合

これまで紹介した引退勧告の条件を見ると4期通算、出走で決められていることがわかります。そこで先に条件を満たして出走しなければ引退勧告を受けることはないのではないかと考えられます。ですがそこには対策がされており、4期通算の出走回数が60回に達していない場合は引退勧告を受けるようになっています。

引退勧告を意識している選手は勝率だけでなく出走回数についても意識しながらレースに臨んでいます。競艇は基本的に成績が良い選手ほどレースに斡旋されます。そのため成績が落ちてきている選手が出場できるレースの回数は限られているため、1つ1つのレースが重要になってきます。

3:引退が噂された選手3名の現在を徹底調査

競艇ファンの間で引退が噂された選手は以下の3名になります。

①:関野文選手
②:高橋悠花選手
③:池田明美選手

有名選手ばかりのため何があったのか気になります。早速関野文選手から見ていきましょう。

①:関野文選手

最初に紹介する引退が噂された選手は関野文選手です。関野文選手のプロフィールは以下になります。

関野文選手 プロフィール

結論からお伝えすると関野文選手は引退していません

関野文選手は2021年3月20-25で大村競艇場で開催されたG3オールレディース第15回蛭子能収杯を最後にレースから姿を消していました。ですが、202210月11日の住之江競艇場で復活しました。

1年7ヶ月ほどレースから遠のいていた理由は、長期欠場前に出走した最終節3日目の事故でした。3号艇を走っていた渋田治代選手とぶつかってしまい、精神的ショックが大きくてお休みをもらっていたことが考えられます。

②:高橋悠花選手

次に紹介する引退が噂された選手は高橋悠花選手です。高橋悠花選手のプロフィールは以下になります。

高橋悠花選手 プロフィール

結論からお伝えすると高橋悠花選手は引退しています。引退された理由としては引退勧告勝率3.80以上をクリアすることができなかったためです。高橋選手は自身のTwitterにて引退を明かしており「最後まで一生懸命走ります」と言葉を残していました。

また下記記事では高橋悠花選手同様引退をTwitterにて告知した小城千奈選手について引退した理由を詳しく解説しています。引退勧告と違った形で引退となっています。
参考記事:女子レーサー小城千奈が競艇引退を表明!?3つの噂を検証!!

③:池田明美選手

最後に紹介する引退が噂された選手は池田明美選手です。池田明美選手のプロフィールは以下になります。

池田明美選手 プロフィール

結論からお伝えすると、池田明美選手は引退したのか不明です。2020年12月25日、ボートオフィシャルWebページから池田明美選手の登録が消えており、引退したのではないかと噂されました。

登録が消える理由としては、選手の引退、またはドクターストップによる一時的な抹消もあり、今の所何が原因で登録が消えたのかは不明です。登録が消えただけで、復活する可能性がゼロになったわけではありません。

下記記事では登録抹消となった選手、坂井田晃選手について詳しく解説しています。登録抹消となった選手の真相について詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
参考記事:登録抹消?引退か?教師から競艇選手へ転身した坂井田晃選手の真相に迫る!

4:【2022版】強制引退を受けた競艇選手一覧

【2022版】強制引退を受けた競艇選手一覧

2022年に強制引退を受けた選手以下3名を紹介していきます。

①若女井 正選手
②大内裕樹選手
③佐藤亨子選手

2022年前期に引退した選手を抜粋して紹介していきます。

①若女井 正選手

最初に紹介する2022年前期に引退した選手は若女井正選手です。若女井正選手のプロフィールは以下になります。

若女井正選手 プロフィール

優出は205回。優勝は22回と好成績を残していました。ラストランは2022年3月9日〜14日浜名湖「薄暮だョ!第4回B急名人大集合マクール杯」最終日1R

②大内裕樹選手

次に紹介する選手は小巻良至選手です。小巻良至選手のプロフィールは以下になります。

小巻良至選手 プロフィール

優出は5回。優勝は0回。ラストランは2022年3月17日〜23日、浜名湖「Daiichi−TV ファイティングカップ」最終日5R

③佐藤亨子選手

最後に紹介する選手は本部真吾選手です。本部真吾選手のプロフィールは以下になります。

本部真吾選手 プロフィール

優出は77回。優勝は9回。ラストランは2022年2月25日〜3月2日、津「三重テレビ杯」最終日10R

また下記記事では2021年に引退勧告を受けた選手を紹介しています。有名選手も多く紹介しているのでぜひご覧ください。

まとめ

本記事では競艇選手が強制引退させられる引退勧告について詳しく紹介しました。競艇選手は日々危険なレースの中、厳しい条件をクリアするために競い合って成績を残しています。

引退勧告は知らなければ、知らない方がいい残酷真実ですが、こういった裏側を見ることでまた違った競艇を見ることができると思います。競艇選手には感謝しながら楽しんでいきたいですよね。


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