馬券・舟券・車券(競輪)の違いは?それぞれの特徴を5つの項目で紹介

馬券 舟券 競輪

日本には国が認めている公営ギャンブルが4つあります。

それぞれ投票するためには、競馬は馬券、競艇は舟券、競輪とオートレースは車券という投票券を購入しなければいけませんが、それぞれで異なる特徴があります。

この記事では、馬券・舟券・車券の特徴と違いを詳しく解説していきます。

公営ギャンブルに興味がある方はもちろんですが、それぞれの投票券の違いを知りたいと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

日本には4つの公営ギャンブルがある

日本の公営ギャンブル

そもそも日本には、競馬・競艇・競輪・オートレースという4つの公営ギャンブルがあります。それぞれの競技で、投票券は以下の名前で呼ばれています。

競技 正式名称 通称
競馬 勝馬投票券 馬券
競艇 勝舟投票券 舟券
競輪 勝者投票券 車券
オートレース 勝車投票券 車券

正式名称で呼んでいる方は少なく、ほとんどの方は通称で呼んでいます。

競馬であれば馬券、競艇は舟券、競輪は車券と呼ぶのが一般的。いずれの競技も全国規模の統括組織が存在しており、中央官庁が管轄として管理しています。

倍率が100倍を超える高額配当時の呼び名もそれぞれで異なり、馬券は「万馬券」、舟券は「万舟券」、車券は「万車券」となります。

日本には根拠法が存在しているため、公営ギャンブル以外の賭博は犯罪行為となります

すべての公営ギャンブルが、投票券の総売上から興行主が一定割合を差し引き、残った金額を投票券に配分するパリミュチュエル方式を採用しています。

つまり、売上が大きくなるに比例して主催者の収入が大きくなる仕組みです。

興行主が一定割合を差し引いた後に配分する仕組みなので、主催者の収入がマイナスになることは絶対にありません。

ちなみに、競馬だけは日本中央競馬会が主催する「中央競馬」と、都道府県や地方自治体が運営する「地方競馬」にわかれています。

馬券・舟券・車券の違いを5つの項目で紹介

馬券・舟券・車券の違い

ここからは、競馬の馬券、競艇の舟券、競輪とオートレースの車券で分類し、それぞれの違いと特徴を詳しく解説していきます。

控除率

馬券・舟券・車券は、それぞれで異なる控除率が設定されています。

ギャンブルにおける控除率とは、胴元が手数料としてどれ位の割合を徴収するかを示した数値を指します。

単純に考えれば、控除率が高ければ勝ちにくく、低ければ勝ちやすくなります。

日本の公営ギャンブルの場合、この控除率は法律で以下のように決められています。

  • 競馬⇒各主催者がそれぞれの裁量で設定
  • 競艇⇒25%
  • 競輪⇒25%
  • オートレース⇒30%

投票券で考えると、舟券は25%で車券は30%の控除率が設定されています

馬券は2014年4月1日以降に施行されている競馬法により、上限は30%で下限は「農林水産大臣が定める率」となっています。

2014年の途中までは馬券の支持率により控除率が変動する方式が取られていましたが、現在は各馬券ごとに異なる数値が設定されています。

JRAでみると、単勝と複勝が最も低い20%で、ワイドや馬連が22.5%、3連単が27.5%です。

ちなみに控除率は宝くじが55%、パチスロが10~15%、カジノが1~3%となります。

総売上

馬券・舟券・車券の総売上は以下の通りです。

競馬 競艇 競輪
2020年 2兆9834億円 2兆951億円 7499億円
2021年 3兆911億円 2兆3301億円 9199億円

最も売れている投票券は馬券です。

競馬は2021年に3兆円を超える売上を記録していますが、これは競馬が盛んなフランスやアラブ首長国連邦を抑えて世界1位となります。

日本の公営ギャンブルでは競馬があらゆる規模でトップを走っていますが、ファンの増加率を考えれば競艇も忘れてはいけません。

競艇は2020年に28年ぶりに2兆円を超えてから、2年連続で大台を達成しています。

最近は旬の俳優を起用したりして頻繁に宣伝しているため、新規のファン獲得が顕著になっている印象。若い世代も競艇場へ足を運んでいる印象です。

ちなみに、馬券・舟券・車券はすべて前年よりも売上を伸ばしています。

その理由は、コロナ禍での巣ごもり需要とプラスして、多くの方がネット投票を柱にしているからだといわれています。

従来までは投票券を買う際に現地へ行くのが普通でしたが、最近はネット投票が隆盛しているため自宅や外出先でも気軽に買うことができます。

年々上昇率も上がっているため、2022年度はさらに高い売上が見込めるのではないでしょうか。

投票の種類

馬券・舟券・車券の投票の種類は以下の通りです。

競馬 競艇 競輪 オートレース
・単勝
・複勝
・応援馬券
・枠連
・馬連
・馬単
・ワイド
・3連複
・3連単
・WIN5
・単勝
・複勝
・2連単
・2連複
・3連単
・3連複
・拡連複
・3連単
・3連複
・2車単
・2車複
・2枠単
・2枠複
・ワイド
・3連単
・3連複
・2連単
・2連複
・ワイド
・単勝
・複勝

各競技ごとに、購入できる投票券には種類があります。

たとえば、競輪には競馬や競艇にある単勝と複勝がありません。厳密にいえば2002年頃には販売されていましたが、他の式別に比べると売上が悪いため廃止されました。

また、競艇にも単勝や複勝は用意されていますが、マークシートでは投票ができずネット投票でしか舟券を買うことができませんので、事実上廃止されているのと変わりません。

投票の種類により購入されている金額が変わり、競艇や競輪の単勝や複勝のように人気がない券種に関しては、オッズが低いため購入しても高い見返りは見込めません。

馬券・舟券・車券で購入できる種類が変わりますので、それは必ず事前に把握しておきましょう。

最高配当額

馬券・舟券・車券の過去最高の配当金は以下の通りです。

競馬 競艇 競輪 オートレース
3連単⇒2983万2950円 3連単⇒476万700円 3連単⇒68万2760円 3連単⇒1572万1720円

共通点は、いずれも3連単で最も高額な配当が出ているという点です。

3連単は1着から3着までの順番を着順通りに的中させなければいけませんので、すべての公営ギャンブルで的中させるのが最も難しいです。

上記表の通り、競馬は3連単の約3000万円が最高額ですが、それ以外に2021年3月14日のWIN5にて5億5444万6060円が的中したことがあります。

いずれも夢がある競技ではありますが、一撃で大金を獲得できるのは競馬で間違いありません。

平均配当でみても競馬がずば抜けていますので、的中率を考えないのであれば、最も大金を稼げる近道は競馬にあるといえるでしょう。

投票方法

馬券・舟券・車券は、いずれも共通して以下の投票方法が用意されています。

  • マークシート
  • 電話投票
  • ネット投票

マークシートは、現地で投票券を購入する際に利用します。

ネット投票は自宅に限らずどこからでも投票できる方法で、競馬はJRA、競艇はテレボート、地方競馬は楽天競馬など、それぞれで投票する媒体が異なります。

従来までは会場や場外投票券売場で投票券を買うのが一般的でしたが、最近はインターネットの普及もあり、スマホやパソコンで購入する方が増えています。

競艇のネット投票は以下の記事で詳しく方法を解説していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

【競艇】舟券の買い方はネット投票がおすすめ!5つのメリットと3つのデメリットを紹介

馬券・舟券・車券で最も当たりやすいのは?それぞれの違いを紹介

馬券・舟券・車券で当たりやすいのは?

最後に、馬券・舟券・車券の特徴からそれぞれの魅力を紹介していきます。

最も稼げるのは「馬券」

馬券・舟券・車券の中で、最も大きな配当金を得られるのは「馬券」です

それもそのはずで、競馬は公営ギャンブルの中で最も売上が多く、最大出頭数が多いため当てるのが困難です。

的中率が低い代わりに、払戻金が多いのが馬券の特徴です。

競馬で最も当てるのが困難で配当が大きい3連単は、約13万円の払戻金です。対して、競艇の3連単は平均7,300円なので、かなりの差があることがわかります。

その代わりに最大で18頭が出走するため、とくに3連単は当てるのが極めて困難です。

最も当たりやすいのは「舟券」

馬券・舟券・車券の中で、最も当てやすいのは「舟券」です。

なぜ舟券が最も当てやすいのかというと、競馬や競輪と違い、そもそも出走する艇の数が最も少ないからです。買い目の組み合わせが少ないので当てやすいのです。

  • 競馬⇒最大18頭
  • 競輪⇒最大9人
  • 競艇⇒最大6艇

出走する艇が少ないので当てやすいという単純な話だけではなく、競艇はレースの特性上、1コースが最も勝ちやすくなっているため当てやすくなっているのです。

競馬は1番人気が最も勝ちやすいですが、それでも平均勝率は30%前後です。

しかし、競艇の場合は全国平均で1号艇の勝率が50%を超えているため、1号艇を軸に買い目を考えていくだけで的中率を上げることができます。

的中させたいと考えている方は、競艇の舟券をぜひ選んでみてください。

競艇場は会場によりそれぞれ異なる特徴があります。以下では、予想が当たりやすい競艇場を説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。

競艇初心者は場所選びが重要!予想が当たりやすい競艇場おすすめ5選

バランスがいい「車券」

配当金と的中率のバランスを重視したいのであれば、「車券」をおすすめします。

競輪は払戻金が少ないですが、オートレースでは過去に1572万の配当が出た実績があります

競輪は最大で9人が出走なので競馬よりも当てやすく、オッズも競艇よりやや高めです。

まとめ

馬券・舟券・車券の違いと特徴を詳しく紹介していきました。

日本の公営ギャンブルにより投票券はさまざまですが、それぞれで違いがあるため稼ぎたいや当てたいなどの要望で選ぶようにすると面白いかもしれません。

最も当てやすい舟券は、賭ける額や選別するレース次第では大きな額を稼ぐことができます。

以下では競艇の予想におすすめのサイトを厳選して紹介していますので、舟券を買って勝ちたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。